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文献詳細

雑誌文献

臨床検査53巻13号

2009年12月発行

文献概要

Coffee Break

検査部内でヒトデの研究―その経緯と成果(その2)

著者: 佐々木禎一1

所属機関: 1元札幌医科大学附属病院検査部

ページ範囲:P.1682 - P.1682

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 私は前報で検査部内でヒトデの研究をせざるを得なくなった経緯と,そのための準備を短期間に開始したことを紹介した.今回は得られた膨大な研究成果を取捨選択して紹介したい.

 1.ヒトデは独特な悪臭を持ち,また以前からサポニン系の有毒物質の存在も指摘されており,終戦直後空き地の虫除けや肥料や飼料にも試用されたこともあったが,役には立たなかった様であった.それでまずこれらの除去を試みた.すなわち希alcohol(初めmethanolだったが食品化も念頭にethanolを使用)で容易に悪臭とサポニン様物質を除去できた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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