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文献詳細

雑誌文献

臨床検査54巻2号

2010年02月発行

文献概要

今月の主題 の診断と臨床応用 各論

迅速ウレアーゼ試験

著者: 鈴木秀和1 斎藤義正1 日比紀文1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科学(消化器)

ページ範囲:P.173 - P.175

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 迅速ウレアーゼ試験は,Helicobacter pyloriのウレアーゼ活性を利用して,内視鏡検査時に生検することで診断する方法であるが,その簡便性ばかりでなく,内視鏡検査が終わって,その日のうちに結果を伝えることができ,治療を開始することも可能である点で実地臨床には大変適した検査である.内視鏡医が生検から判定まで自分で行えるというのも非常に実用的であり,多くの医師が利用している実態がうかがえる.

参考文献

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, in comparison with histology, culture and 13C-urea breath test. Gastrointest Endosc 51:164-168, 2000
カンファレンス2009.Club UBIT(発行:大塚製薬)9:8-11,2009
6) 上部消化管疾患のup to date 2007. Club UBIT(発行:大塚製薬)8:8-11,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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