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文献詳細

雑誌文献

臨床検査54巻2号

2010年02月発行

文献概要

学会だより 第41回日本臨床検査自動化学会大会

検査データの保証は“足元から診療における評価まで”

著者: 山本慶和1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.213 - P.213

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 日本臨床検査自動化学会第41回大会は「臨床検査新時代への展開:システムと匠の融合」をメーンテーマとして,2009年10月8日~10日までの3日間,パシフィコ横浜会議センターおよび同展示ホールで開催された.台風の接近で急遽8日の科学技術セミナー,POC技術セミナーが9日に変更されるハプニングがあったが,プログラムは順調に進行した.

 科学技術セミナーは,「科学技術委員会マニュアル:生化学自動分析装置の異常データの事例集,緊急検査を中心として」が開催された.最初のセミナーでは筆者(天理よろづ相談所病院)が症例を提示し“検査データの読むプロセス”として,①症例の最も重要な検査データは何か?(全身状態,呼吸機能,心機能,腎機能,肝機能,代謝機能など).②上記の異常値所見を一元的に説明できるか? ③臨床側にどのような臨床所見・症状を確認したいか? ④病態把握・診断に必要な追加検査何か? を取り上げ,データの読み方を紹介し,患者の病態の理解,重要な症状の確認には4点のプロセスが有用であるとした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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