文献詳細
文献概要
資料
臨床検査技師養成施設におけるチーム医療関連カリキュラムの実施状況
著者: 伊藤晃1 佐田榮司1
所属機関: 1愛媛県立医療技術大学保健科学部・臨床検査学科
ページ範囲:P.943 - P.947
文献購入ページに移動 医療の高度化,専門化,多様化に伴いチーム医療の重要性が増している.臨床検査技師の卒後教育としてもチーム医療関連の研修が行われているが,その基礎となるチーム医療の概念,実践法について卒前教育として学ぶことは有用である.今回,全国の臨床検査技師養成施設にチーム医療に関する卒前教育の実施状況について調査を行った結果,ほとんどの施設で必要性を認識していたが,様々な制約により必ずしも十分には実施できていない現状であった.
参考文献
1) 今村文章:一般病院における臨床検査技師の卒業教育.臨床検査 49:851-858,2008
2) 伊藤晃,佐田榮司:愛媛県における臨床検査技師のチーム医療への参加および活動状況.愛媛臨床検査技師会誌 27:65-71,2008
3) 高宮脩:チーム医療教育にむけて.信州大学の試み.臨床病理 54:299-304,2006
4) 櫻井晃洋,木村貞治,福嶋義光,他:グループワークを中心とした医学科・保健学科合同新入生ゼミナールの実施.医学教育 38:23-28,2007
5) 石川雄一,江原一雅,田村由美,他:多職種の医療人による協働を基盤にしたプログラム.体系的多職種医療人協働(Interprofessional Work IPW)教育.神緑会学術誌 23:56-58,2007
6) 大坪盛夫,犬塚玲子,榊原律子:臨床検査技師にとっての食品・栄養知識の必要性.臨床検査 50:643-648,2006
7) 河野健一:認定CRC制度の現状の問題点と将来の展望.臨床検査技師の立場から.臨床薬理 36:140,2005
8) 横山錬藏,河野健一,笠井宏委:臨床研究(試験・治験)コーディネーター(Clinical Research Coordinator;CRC)は臨床検査技師技術の集大成.臨床検査 53:375-380,2009
掲載誌情報