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文献概要
シリーズ-ベセスダシステム・8
LSIL
著者: 海野みちる1 坂本穆彦1
所属機関: 1杏林大学医学部病理学講座
ページ範囲:P.1071 - P.1074
文献購入ページに移動 異形成および上皮内癌(carcinoma in situ;CIS),あるいはCIN(cervical intraepithelial neoplasia)を子宮頸部上皮内病変(squamous intraepithelial lesion;SIL)と表現している.SILは,軽度扁平上皮内病変(low grade squamous intraepithelial lesion;LSIL)と高度扁平上皮内病変(high grade squamous intraepithelial lesion;HSIL)に分類されている.扁平上皮内病変には,ヒト乳頭腫ウイルス(human papilloma virus;HPV)の感染が示唆される特徴的な細胞変化が含まれる.
したがって,LSILにはコイロサイトーシスのみの症例,および異型の程度が軽度の症例がある(図1,2).また,後者にはコイロサイトーシスを伴う場合と伴わない場合がある(図3~5).
したがって,LSILにはコイロサイトーシスのみの症例,および異型の程度が軽度の症例がある(図1,2).また,後者にはコイロサイトーシスを伴う場合と伴わない場合がある(図3~5).
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