文献詳細
シリーズ-ベセスダシステム・8
文献概要
異形成および上皮内癌(carcinoma in situ;CIS),あるいはCIN(cervical intraepithelial neoplasia)を子宮頸部上皮内病変(squamous intraepithelial lesion;SIL)と表現している.SILは,軽度扁平上皮内病変(low grade squamous intraepithelial lesion;LSIL)と高度扁平上皮内病変(high grade squamous intraepithelial lesion;HSIL)に分類されている.扁平上皮内病変には,ヒト乳頭腫ウイルス(human papilloma virus;HPV)の感染が示唆される特徴的な細胞変化が含まれる.
したがって,LSILにはコイロサイトーシスのみの症例,および異型の程度が軽度の症例がある(図1,2).また,後者にはコイロサイトーシスを伴う場合と伴わない場合がある(図3~5).
したがって,LSILにはコイロサイトーシスのみの症例,および異型の程度が軽度の症例がある(図1,2).また,後者にはコイロサイトーシスを伴う場合と伴わない場合がある(図3~5).
掲載誌情報