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文献詳細

雑誌文献

臨床検査55巻12号

2011年11月発行

文献概要

今月の主題 子宮頸癌の予防と検査 総論

本邦における子宮頸癌検診の歴史

著者: 岡本聡1 伊藤潔2 新倉仁2 八重樫伸生2

所属機関: 1東北大学病院産婦人科・臨床検査技師 2東北大学大学院医学系研究科産婦人科

ページ範囲:P.1383 - P.1390

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子宮頸癌検診が一部の地域で行われてから半世紀が経った.その後全国に子宮頸癌検診は拡がり,国策として癌検診事業がスタートした.子宮頸部擦過細胞診による子宮頸癌検診は,子宮癌死亡率減少に対する有効性が証明されている.近年,子宮頸癌検診は新日母分類によってより一層の精度向上が図られている一方で,受診率低迷に悩まされている.その中で無料クーポン券の配布によって受診者数が増えたことは朗報である.今後も子宮頸癌検診の受診率の向上に向け,行政および諸関係団体による積極的な施策の実行が必要である.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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