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文献詳細

雑誌文献

臨床検査55巻12号

2011年11月発行

文献概要

シリーズ-検査値異常と薬剤・19

―投与薬剤の臨床検査値への影響―抗炎症薬

著者: 片山善章1 澁谷雪子1 米田孝司2

所属機関: 1神戸常盤大学保健科学部医療検査学科 2オリエンタル酵母工業株式会社長浜事業所

ページ範囲:P.1470 - P.1482

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抗炎症薬

 抗炎症薬は非ステロイド系抗炎症薬(nonsteroidal anti-inflammatory drug;NSAID)とステロイド系抗炎症薬(steroidal anti-inflammatory drugs,糖質コルチコイド)とがある.副腎皮質ステロイドホルモンと同様の抗炎症作用を示すが,ホルモン様の作用がなく,副腎皮質に対し影響しない薬物群を総称する.本稿では主なNSAIDおよびそれ以外の鎮痛,解熱薬を取り上げた.

参考文献

1) Ferdinandi ES, Sehgal SN, Demerson CA, et al : Disposition and biotransformation of 14C-etodolac in man. Xenobiotica 16:153-166,1986
2) 医薬品インタビューフォーム―日本病院薬剤師会のIF記載要領(1998年9月)に準拠して作成,2010年12月(改訂第8版)―日本標準商品分類番号871149,2010
3) Volz M, Kellner HM : Kinetics and metabolism of pyrazolones (propyphenazone, aminopyrine and dipyrone). Br J Clin Pharmacol 10(Suppl2):299S-308S,1980
4) 栗山欣弥(監):コメディカルの薬理学,廣川書店,p17,1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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