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今月の表紙 代表的疾患のマクロ・ミクロ像 非腫瘍・11
特発性間質性肺炎のマクロ・ミクロ像
著者: 小松明男1 坂本穆彦2
所属機関: 1東京都保健医療公社多摩南部地域病院検査科 2大森赤十字病院検査部
ページ範囲:P.1378 - P.1379
文献購入ページに移動特発性間質性肺炎は多彩な組織像・増悪と寛解の繰り返しを特徴とする進行性非可逆性病変である.初発症状がよくわからない場合が多いため,推測が入ることは否めないが,一般的にはおそらく疾患が発生してから4~5年の経過で死の転帰を取ることが多いのではないかと考えられている1).また稀にであるが,急性増悪することもある2).また遺伝的に好発する傾向がみられる場合3),neurofibrosis, pulmonary veno-occlusive diseaseとの関係がある場合も報告されている4).
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