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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査56巻1号

2012年01月発行

雑誌目次

今月の主題 認知症と臨床検査

巻頭言

認知症と臨床検査

山田 俊幸

pp.7

 一昔前までは,忘れっぽいことは自然な老化現象であり,それに個人差があるのだろうと漠然と考えられてきた.現在では,病的なもの(認知症)を的確に診断し,症状の進行を遅らせる治療が行われるようになり,将来は予防も期待されている.

 臨床検査を専門とする本誌が,この“認知症”に切り込むことに,ややためらいを感じたが,以下のように考え,思い切って取り上げることにした.

 第一に,“認知症”は社会問題である.医学・医療人としてある程度は理解しておかなければならない.もちろん,採血や生理機能検査で患者に接する機会が増えてくるという現実的な問題もある.

総論

認知症の問題とは

篠原 もえ子 , 山田 正仁

pp.8-12

世界的には認知症患者の有病率は先進国で高い.わが国では高齢化とともに認知症の有病率は増加してきており,特にアルツハイマー病の増加が著しい.認知症患者の増加に伴い,介護負担の増加,介護保険料の上昇,認知症患者を対象にした悪徳商法などによる金銭的トラブルの増加,認知症ドライバーによる事故の増加が問題となっている.この先ますます高齢化が進むと推定されているわが国では,認知症を克服するための医学研究,保健医療システムを発展させるとともに,認知症高齢者が安心して暮らせる社会を構築することが急務である.

認知症の分類と診断の概略

石塚 直樹 , 工藤 雅子 , 米澤 久司 , 高橋 智

pp.13-21

認知症の診断基準は,記憶障害に加えて,実行機能障害など,もう一つの認知カテゴリーを加えた複数の認知機能の障害があり,そのために,以前の機能レベルから著しく低下し,社会生活や職業遂行に重大な障害が起こる状況である.認知症に類似した病態として,せん妄やうつ状態があり,認知症の診断は,認知症であることの診断とその原因疾患の診断からなる.本稿では,認知症であることの診断と,認知症の原因疾患の分類,そして,代表的な原因疾患を概説した.

認知症の病態

瓦林 毅 , 東海林 幹夫

pp.22-30

多くの認知症疾患では蛋白の脳内異常蓄積が認められ,その異常蓄積が病態と相関しているとしてプロテイノパチーと呼ばれている.アルツハイマー病(AD)では初めにアミロイドβ蛋白(Aβ)の凝集蓄積が起こり,タウの蓄積など下流の変化を引き起こして神経細胞死をきたし,認知症を発症するというアミロイドカスケード仮説が信じられてきた.ADの根本治療もAβ蓄積を標的に開発が行われてきた.しかしAβ標的療法が臨床治験で有効性を示せず,この説に疑問が突きつけられている.一方,Aβやタウなどの異常蓄積蛋白がプリオンのように正常蛋白を凝集させながらニューロンからニューロンへと脳内を伝播していくことが示されている.

認知症の分子遺伝学

富山 貴美

pp.31-39

神経疾患の分子遺伝学的研究は,認知症に関連する多くの遺伝子を明らかにしてきた.アルツハイマー病ではAPP,PSEN1,PSEN2の3つの原因遺伝子とAPOE,CLU,PICALM,CR1の4つの遺伝的危険因子が同定され,Lewy小体病(主にParkinson病)ではSNCA,PRKN,UCHL1,PINK1,DJ1,LRRK2,SNCBなどを含む11遺伝子,前頭側頭葉変性症ではMAPT,TARDBP,GRN,FUSの4遺伝子,Huntington病ではHTT遺伝子,Creutzfeldt-Jakob病ではPRNP遺伝子,遺伝性皮質下血管性認知症ではNOTCH3,HTRA1の2遺伝子が原因遺伝子として報告されている.これらの遺伝子の異常は,それぞれの疾患に特徴的な病理変化と密接に結びついている.

各論

認知症の生化学的検査

谷口 美也子 , 浦上 克哉

pp.41-46

認知症の診断における血液生化学検査の役割は,アルツハイマー病といった進行性の神経変性疾患などの認知症を確定するのではなく,治療可能な認知症や身体的に異常な因子から起こる認知症に似た症状などを除外することに限られている.しかしこれらの検査を確実に行い身体的な異常を特定することは,認知症の鑑別の第一歩であると言える.そのうえでアルツハイマー病などを疑う場合には,臨床的な有用性を認められた髄液マーカー検査を行うとよい.髄液マーカーは脳内の変性を反映する指標であり,近年その重要性が再認識されている.一方でアルツハイマー病以外の神経変性疾患との鑑別も重要であり,それぞれの認知症の特徴を十分に理解したうえで判断することが必須である.

認知症の神経生理学的検査

河野 豊 , 林 明人

pp.47-52

近年,神経生理学的手法を用いた認知症の診断に関する論文が数多く報告されるようになってきている.その多くは神経生理学的検査によって認知症の原因疾患の鑑別や早期診断を試みるものである.これには従来の視察法による脳波検査と事象関連電位に加えて,新たな解析方法の開発や脳磁図,さらには経頭蓋磁気刺激やfunctional MRIなどの手法を組み合わせた検査法などが含まれ,より多元的に認知症の診断が試みられるようになっている.本稿では,疾患特異性が高いCreutzfeldt-Jakob病の脳波所見に加え,早期発見という観点から,新たな神経生理学的な認知症診断の試みについて解説した.

認知症症状を呈する疾患の臨床検査

斎藤 聡 , 宇高 不可思

pp.53-56

早期に治療を行えば回復が期待できる“治療可能な認知症”を適切に診断することは臨床において極めて重要である.“治療可能な認知症”に該当する疾患群の診断に臨床検査はとりわけ有用であり,適切な検査を行えば比較的容易に診断できることも多いが,診断の遅延は重大な後遺症に直結しうるため注意が必要である.本稿では認知症症状を呈する疾患の臨床検査について述べ,代表的な疾患である甲状腺機能低下症,肝性脳症,チアミン欠乏症について概説する.

Aβオリゴマーの病因性と検査

玉岡 晃

pp.57-64

アルツハイマー病(AD)の神経病理学的な特徴の一つは大脳皮質に広範に出現する老人斑であり,老人斑の主要構成成分としては線維性構造物として不溶化したアミロイドβ蛋白(Aβ)が同定されている.当初,Aβの脳内沈着がADの病理変化の先駆けとなることなどより,アミロイドカスケード仮説が提唱されたが,ADの認知機能障害の程度が老人斑の密度と相関しないことや,神経毒性を有する線維化に要求されるAβ濃度が生理的な濃度より高いことより,近年は生理的な濃度でシナプス毒性に作用するAβのオリゴマーに焦点が当てられてきた(オリゴマー仮説).

話題

髄液中のアポリポ蛋白Eとアルツハイマー病

山内 一由

pp.65-69

1.はじめに

 アルツハイマー病(Alzheimer's disease;AD)は,神経細胞内の神経原線維変化と細胞外への老人斑の沈着を2大主徴とする認知症の代表的な原因疾患である.神経原線維変化は高度にリン酸化されたタウ蛋白,老人斑は重合化したアミロイド-βペプチド(amyloid β peptide;Aβ)を主要構成成分とする異常構造物である.

 さかのぼれば,ADと脳神経組織由来のアポリポ蛋白E(apolipoprotein E;アポE)の関係をめぐる研究は1991年のNambaら1)の報告に端を発する.Nambaらは,AD患者の脳神経組織にみられる老人斑に,AβとアポEが強固に結合して沈着していることを免疫組織学的に見出した.その後,Strittmatterらのグループが,家族性遅発型AD患者ではアポE4をコードする遺伝子ε4の保有頻度が対照群に比べて有意に高く2),ε4の保有はADの発症を若年化し,その影響の強さには遺伝子用量効果がある3)ことを見出してから,当該領域の研究が一躍脚光を浴びるようになった.以来,多くの研究がなされてきており,2011年11月現在,“Alzheimer's disease”と“apolipoprotein E”の2つのキーワードでPubMed検索すると5,000を優に超える論文がヒットしてくるまでになった.しかしながら,アミロイドプリカーサープロテイン(amyloid precursor protein;APP),プレセニリン-1,2,アポE-ε4など原因遺伝子が特定されてきた家族性ADに対し,遺伝的素因を伴わない孤発性ADについては,アポE4の保有,加齢,性(女性であること)などの危険因子が同定されてきただけで,その発症機序の解明には至っていない.

 Nambaら1)の研究報告からすでに20年の歳月が過ぎてしまったが,それでもなお,孤発性ADの発症メカニズムを解き明かすうえで,脳神経組織に由来する髄液中のアポEとその病態生理学的機能が重要な鍵を握っていることは誰もが疑う余地のない事実であろう.とりわけ,危険因子であるアポE4とその他のアイソフォームとの生理的機能の差異がブレークスルーとなると筆者は確信している.実際に,髄液中のアポEが中枢神経系の様々な生理機能に影響を及ぼすことによりADを惹起する可能性があることを示唆する興味深い研究成績が数多く報告されてきている.

 そこで本稿では,最近のいくつかの知見を交えて,髄液中のアポEとそのアイソフォームがADに及ぼす影響について焦点を絞って概説する.

アルツハイマー型認知症と脂質代謝

三井田 孝 , 平山 哲

pp.70-74

1.はじめに

 人口の高齢化とライフスタイルの欧米化に伴い,認知症が猛烈な勢いで増加している1,2).認知症を発症すると,患者本人のquality of lifeが悪化するだけでなく,介護をする人の生活にまで影響を与える.そのため,認知症の有病率の増加は,大きな社会問題となっている.従来,わが国では血管性認知症が多く,アルツハイマー型認知症が全認知症に占める割合は低かった.しかし,現在では,都市部だけでなく農村部においても,アルツハイマー型認知症が認知症の基礎疾患として最も多い.

 アルツハイマー型認知症の原因や発症メカニズムは,現在でもまだ完全に解明されておらず,根治療法はない.疫学調査や培養細胞を用いた実験的検討から,脂質代謝がアルツハイマー型認知症の発症や進展に直接的または関節的に関与している可能性が指摘されてきた.

 そこで,本稿では,アルツハイマー型認知症と脂質代謝について,これまでの知見と筆者らの検討成績についてまとめてみたい.

認知症と生活習慣

山口 潔

pp.75-79

1.はじめに

 多くの観察研究の結果からは,認知症ないしはアルツハイマー病(Alzheimer disease;AD)の危険因子として,遺伝的危険因子〔アポリポ蛋白E(ApoE)ε4〕,血管性危険因子(高血圧,糖尿病,高コレステロール血症),喫煙が挙げられ,防御因子としては定期的な運動,食事因子,余暇活動,社会参加,活発な精神活動,認知訓練,適度な飲酒が挙げられている1).血管性危険因子や生活習慣については,食事・運動などの介入により認知症の予防効果が期待される.

認知症と期待される治療

松原 悦朗

pp.81-83

1.はじめに

 2008年の本誌における「アルツハイマー病の最近の進歩」の特集で,アルツハイマー病の抗体治療につき概説したが1),現時点でElan/Wyeth社によるbapineuzumab, Baxter International社のGammagard, Eli Lilly社のsonlanezumabが第Ⅱ相から第Ⅲ相臨床治験へと移行し評価中で,今後の結果公表が待たれている.

 本稿では筆者らの開発したAβ(amyloid β)オリゴマーを標的とする抗体医療(アルツハイマー病治療抗体として本邦初・アカデミア初)の現状につき紹介する2)

映画に学ぶ疾患・23

「悲しみが乾くまで」―麻薬中毒のしくみ

安東 由喜雄

pp.40

 オードリー(ハル・ベリー)は2人の子ども,そして男気のある優しい夫ブライアンに囲まれ,幸せに生活していた.夫の仕事も順調で充実した日々を過ごしている.映画「悲しみが乾くまで」の話である.

 しかし,ある日の夕方,ブライアンは買い物に出た折,夫婦げんかを目のあたりにする.見過ごすことのできなかった彼は仲裁に入り,暴力を受けている妻を助けようとするが,逆上した夫に銃で撃たれあえなく死亡する.葬儀の日,カメラが執拗にクローズアップするのは,だらしない顔をしたジェリーである.彼はブライアンの親友で弁護士であったが,ヘロインに溺れ,世人から敬遠されているようだ.オードリーはこの腑抜けた友人をよくは思っていなかったが,生前夫が優しく接していたことは知っていた.

あいまにカプチーノ

通勤ランの勧め

種村 正

pp.80

 私は1時間ほどの通勤ランを16年間続けている.きっかけはあまりに無様なお腹を何とかしようと考えたからである.これではいかんと思いつつ放置していたが,ある日,NHKのニュース番組で衝撃的な映像を目にした.60歳で胃癌の手術を受けて胃の2/3を摘出した人が毎朝4時に起きてストレッチと筋トレを行い,5時からあぜ道を走り,朝食後に溜池で泳ぎ,午後から山でバイク(自転車)に乗ってトレーニングをしているというのである.そのお方,なんと64歳でトライアスロンに挑戦し,初戦はスイムで溺れてリタイアしたものの,その後のレースでは完走し続けている中尾友一さんという伝説のトライアスリートであった(当時73歳).こんなおじさんでもできるのだから,自分にもできるだろう,どうせやるなら簡単にはできそうもないこのスポーツをやってみようと,無謀とも思える決意をした.この時33歳,心臓血管研究所に転職して4年目のことだった.

 さて,運動とは無縁だった私が最初に取り組んだのが職場から帰ってからのジョギング.近所の公園を5周するつもりであったが,途中で胸が痛くなり断念.「トライアスロン」,「ランナーズ」といった月刊誌を購読してトレーニング方法を勉強することにした.その中で目についたのが“ゆっくり走れば速くなる”という佐々木功監督の教え.これは,きつい運動をするのではなく,心拍数を目安にLSD(long slow distance)を続ければ自然と運動ができる身体になってタイムも早くなるという方法であった.目安とする心拍数はATレベル(anaerobic threshold;嫌気性代謝閾値)と呼ばれる強度で,有酸素運動から無酸素運動に切り替わる運動強度のことを指す.ATレベルは一般的には会話を続けることができるくらいの強さで,初心者にとっては早歩きくらいの運動である.ATレベル以下で運動すれば脂肪が燃焼して痩せられるうえに,乳酸が生成されないため,ほとんど疲れないで続けられるということから,この方法にすぐに飛びついた.

検査の花道・1【新連載】

欲張りな女と言われて

藤浪 朋子

pp.84-85

はじめに

 新年あけましておめでとうございます.

 私たち熟年技師からこれからの医療を担う若い技師の皆さんへ,エールを送る連載をと考え,このシリーズを開始いたします.特に,女性の多い職場として未来志向の視点からともに考えていきたいと思います.

シリーズ-標準化の国際動向,日本の動き・1【新連載】

IFCCの動向

濱﨑 直孝

pp.86-90

1.はじめに

 日本の臨床検査の領域もますます国際的な交流をせざるをえない状況になっている.しかしながら,国際的な臨床検査標準化活動の状況の系統的な紹介は少ないように思える.一方,国内では,各学会・組織が臨床検査領域で活発に臨床検査標準化の活動を行っているが,それらを概観したものもあまりない.そのような状況を鑑み,国内外の臨床検査標準化に関する主要な学会・組織の標準化活動を簡潔にまとめて,臨床検査領域の皆様に情報提供をするとともに,これらの情報がわが国の国際交流や臨床検査標準化活動に有用に利用されることを願って,本連載を企画している.第1回は,国際臨床化学連合(International Federation of Clinical Chemistry and Laboratory Medicine;IFCC)を紹介させていただく.

シリーズ-検査値異常と薬剤・21

―投与薬剤の臨床検査値への影響―消化器系作用薬Ⅰ

富田 江津子 , 森嶋 祥之 , 森田 哲也

pp.91-95

1.制酸剤

1) H2受容体拮抗薬

 胃の壁細胞のH2受容体でヒスタミンと拮抗して胃酸分泌を強力に抑制する.

(1) シメチジン

 H2受容体で選択的遮断作用を示し,胃酸分泌を強力に抑制する.主に腎排泄されるため,腎機能障害者と高齢者への投与は慎重にしなければならない.薬物代謝酵素のチトクロムP-450(CYP1A2,2C9,2C19,2D6,3A4)を抑制するため,他の薬物との相互作用に注意が必要である.例えばシメチジンは高脂血症治療薬のシンバスタチンや抗真菌治療薬のイトラコナゾールのCYP3A4を拮抗阻害し,シンバスタチンやイトラコナゾールの血中濃度を上昇させる1)

書評 ことばもクスリ―患者と話せる医師になる フリーアクセス

川島 みどり

pp.96

 全身の痛みを長く訴える患者に「データ上からも痛むはずはない.あとは,あなたの心の持ち方次第.あまり神経質にならないように」と,訴えそのものを否定した医師.通常よくみられる場面ではある.2週間後,別の医師の「よく我慢したねえ.長いことつらかっただろう」との言葉で執拗な痛みが薄れ,その晩は鎮痛薬を飲まないで済んだ例を目の当たりにしたことがあった.

 著者らは,医師の言葉が患者に与える影響を意識した医師らである.おそらく同じ病院の医師同士でも,隣の診察室での会話を聞く機会はほとんどないだろう.それだけに,受付の対応から始まる外来診療の流れに沿った場面での,言葉が生み出す様々な葛藤や可能性から得られるヒントは多いと思う.

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.98

 本年から本誌編集委員に加えていただくことになりました,順天堂東京江東高齢者医療センター臨床検査科の佐藤と申します.どうぞよろしくお願いいたします.

 さて最初から私に関することで恐縮ですが,現在私が勤務している病院は,病床数が350床弱ですが,そのうち120床ほどは認知症関連の病床です.認知症患者を対象とした病床をこれだけ有する医療施設は,全国的にみても数少ないと思います.また当センターにて診療した認知症患者数は,昨年度は東京都内で最も多かったと聞いております.恐らく全国的にみても,診療した認知症患者の数はトップクラスだと思います.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

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今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

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今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
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64巻2号(2020年2月発行)

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63巻12号(2019年12月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

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今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

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増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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