icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査56巻12号

2012年11月発行

文献概要

短報

小型レーザ蛍光顕微鏡の開発―DAPIによるDNA染色観察への応用

著者: 庄野正行1 仁木裕史1 中村教泰2

所属機関: 1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部総合研究支援センター先端医療研究部門 2徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部顕微解剖学分野

ページ範囲:P.1402 - P.1403

文献購入ページに移動
1.はじめに

 近年,蛍光染色による診断および研究が非常に重要になっている1,2).しかしながら,観察道具である蛍光顕微鏡は非常に高価で,重くて持ち運びが困難である.そこで今回筆者らは,安価で携帯できる小型のレーザ蛍光顕微鏡を開発し,DAPI(4',6-diamino-2-phenylindole)染色よるDNA測定を検討したので報告する.

参考文献

1) 小林裕,小沢勝,堀内博彦,他:DAPI染色法を用いた顕微蛍光測光法による人骨髄巨核球の核DNA定量.臨床病理 36:230-232,1988
2) 庄野正行,北村光夫,小中健,他:DPIにより誘導されるヒト培養HepG2細胞死のDNA構造の解明.臨床検査 56:331-334,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?