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文献詳細

雑誌文献

臨床検査56巻4号

2012年04月発行

文献概要

今月の主題 感染症検査における境界値の取り扱い方 総論

全自動細菌同定・感受性検査装置の現状と新たな展開

著者: 大塚喜人1

所属機関: 1亀田総合病院臨床検査部

ページ範囲:P.370 - P.374

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全自動細菌同定・感受性検査装置はこの20余年で大きく進歩したが,新たな微生物同定手法としてMALDI-TOF MSによるMALDIバイオタイパーが発売され,同定検査の迅速化,低コスト化,精度向上が期待されている.しかし,感受性検査は実施不可能なことから,どのように検査工程を組み合わせてゆくかは今後のさらなる課題である.

参考文献

1) 大楠清文:感染症診断における遺伝子解析技術の適応.日臨微生物誌 18:163-176,2008
2) 三澤慶樹:細菌自動同定・感受性機器の現状と問題点.臨病理レビュ 134:163-176,2006
3) 松山由美子,韮澤崇:MALDI Biotyperによる感染症原因菌の迅速同定法.Bio Clin 26:51-55,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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