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今月の主題1 臨床検査の展望
生化学・免疫検査
著者: 前川真人1
所属機関: 1浜松医科大学医学部臨床検査医学
ページ範囲:P.12 - P.16
文献購入ページに移動■治療に直結する臨床検査,未病での医療・予防医学に対応できる臨床検査の実現を目指す.
■新規バイオマーカーの探索と,その適正な臨床活用,画期的な測定法や機器の開発,低侵襲の検体を用いた検査と低侵襲の検体採取法の開発が必要である.
■いつでも,どこでも測定結果が同じで,評価が同じ,すなわち測定の標準化・ハーモナイゼーションは重要な課題である.明日の臨床検査を産み出すシステムの構築と実践を検討していくべきである.
■新規バイオマーカーの探索と,その適正な臨床活用,画期的な測定法や機器の開発,低侵襲の検体を用いた検査と低侵襲の検体採取法の開発が必要である.
■いつでも,どこでも測定結果が同じで,評価が同じ,すなわち測定の標準化・ハーモナイゼーションは重要な課題である.明日の臨床検査を産み出すシステムの構築と実践を検討していくべきである.
参考文献
1)日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会編:初期診療の検査オーダーの考え方.臨床検査のガイドライン―JSLM 2009,pp305-307,2009
2)前川真人:最近の分子バイオマーカーの進歩.臨床透析 27:375-380,2011
3)前川真人,濱田悦子:これからの自動分析装置.医療機器学 80:291-299,2010
4)〆谷直人:POCT(point of care testing)の現状と今後の課題.医療機器学 80:317-324,2010
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