icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査57巻11号

2013年10月発行

文献概要

特集 はじめよう,検査説明 免疫

6 血中特異的IgEは,どのくらい信用できますか?

著者: 木村聡1

所属機関: 1昭和大学横浜市北部病院臨床病理診断科

ページ範囲:P.1302 - P.1303

文献購入ページに移動
1.RASTとは

 RAST(radioallergosorbent test)は血中の特異的IgE抗体測定法の略称である.採血だけでⅠ型アレルギーの感作抗原を推定できる血中特異的IgE検査は,アレルギー検査の定番として世界中で使われているが,現在はFEIAなど他法に置き換わりが進んでいる.特異的IgE濃度はUA(unit allergen)/mLという単位で表記される.

参考文献

1)小俣貴嗣,海老澤元宏:抗原特異的IgE抗体測定による食物アレルギーの診断の進歩.アレルギー 61:599-606,2012
2)小俣貴嗣,海老澤元宏:特異的IgE抗体価と臨床症状発現─プロパビリティーカーブ.Pharma Medica 29:99-104,2011
3)宮本昭正:特異的IgE抗体検査の過去・現在・未来.Pharma Medica 28:95-99,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?