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特集 はじめよう,検査説明 免疫
7 リウマトイド因子の定量値の考え方を教えてください
著者: 林伸英1 熊谷俊一2
所属機関: 1神戸大学医学部附属病院検査部 2神鋼病院膠原病リウマチセンター
ページ範囲:P.1304 - P.1305
文献購入ページに移動リウマトイド因子(RF)は関節リウマチ(RA)の診断に欠かせないもので,感度は70~80%であるが,発症初期では50%程度しかない.RA以外の膠原病,慢性炎症性疾患,高齢者においても陽性となり,これらを対照とした特異度は低い(図1).IgGクラスRF(IgG-RF)は感度は高くないが,治療効果の判定にも用いられる.抗ガラクトース欠損IgG抗体(CARF)は感度は高く,早期RAの診断に有用である1).
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