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文献詳細

雑誌文献

臨床検査57巻11号

2013年10月発行

文献概要

特集 はじめよう,検査説明 免疫

11 直接抗グロブリン試験で補体のみ陽性と報告された場合,どうすればよいですか?

著者: 山口恭子1

所属機関: 1九州大学病院検査部

ページ範囲:P.1312 - P.1313

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1.直接抗グロブリン試験

 直接抗グロブリン試験(direct antiglobulin test;DAT)は直接Coombs試験とも呼ばれ,生体内ですでに赤血球に感作している抗体(または補体)の有無をみる検査である.抗IgG(immunoglobulin G)あるいは抗補体に対し,どちらで凝集するのかによって,意義が異なる.

参考文献

1)小澤敬也(編):自己免疫性溶血性貧血.特発性造血障害疾患の診療の参照ガイド(平成22年度改訂版),pp143-169,2010(http://zoketsushogaihan.com/file/AIHA.pdf)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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