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文献詳細

雑誌文献

臨床検査57巻11号

2013年10月発行

文献概要

特集 はじめよう,検査説明 感染症

3 閉鎖腔内の穿刺液や膿などの嫌気性菌の関与が疑われる検体は,どのような検体容器に入れて提出したらよいですか?

著者: 杉田香代子1

所属機関: 1慶應義塾大学病院感染制御センター

ページ範囲:P.1332 - P.1333

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 嫌気性菌感染症の多くは常在菌が感染源となる内因性感染症である.したがって,検体は常在菌叢による汚染を極力避けて採取しなければならない.採取した検体は,嫌気性輸送容器や培地を使用し,速やかに検査室に提出する.嫌気性菌の分離率は,検体の選択や採取方法,採取量,輸送方法,保存方法,分離培地の選択に左右される.

参考文献

1)日本臨床微生物学会検査法マニュアル作成委員会・嫌気性菌検査ガイドライン委員会:嫌気性菌検査ガイドライン2012.日本臨床微生物学会誌 22:14-15,2012
2)Jousimies-Somer, HR, Summanen P, Baron EJ, et al:Wadsworth-KTL anaerobic bacteriology manual, 6th ed, Star Publishing, Belmont, CA, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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