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雑誌詳細

文献概要

特集 はじめよう,検査説明 病理・細胞診

4 感染症症例の病理解剖を希望した場合,どのような症例でも実施できますか?

著者: 古屋周一郎1

所属機関: 1筑波大学附属病院病理部

ページ範囲:P.1368 - P.1369

1.感染症病理解剖の取り扱い

 感染症の病理解剖実施については各症例のバイオセーフティレベル(BSL)を考慮して,自施設の機器設備や感染防止マニュアルをもとに,状況に応じた判断が必要である.特に感染力と感染経路を考慮した対策の有無が重要である.

参考文献

1)北村敬,小松俊彦:世界保健機関(WHO)実験室バイオセーフティ指針―第3版(北村敬,小松俊彦,杉山和良訳),バイオメディカルサイエンス研究会,2004
2)厚生労働省:感染症法に基づく特定病原体等の管理規制について,厚生労働省
3)日本細菌学会バイオセーフティー委員会:病原細菌のBSLレベル,日本細菌学会
4)国立感染症研究所:国立感染症研究所 病原体等安全管理規定,2010
5)国立感染症研究所:国立感染症研究所病原体等安全管理規定 別冊1「病原体等のBSL分類」,2010

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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