icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査57巻11号

2013年10月発行

文献概要

特集 はじめよう,検査説明 病理・細胞診

7 超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)により膵臓の腫瘤性病変に対して細胞,組織診生検を行いたいのですが,採取した検体の処理法と提出方法を教えてください

著者: 三浦弘守1

所属機関: 1東北大学病院病理部

ページ範囲:P.1374 - P.1375

文献購入ページに移動
1.超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)

 膵臓の超音波画像を体表走査より明瞭に模写することを目的に,内視鏡先端に超音波プローブを装着した超音波内視鏡が開発された.その後,病変部から的確に細胞および組織採取用に穿刺が可能な超音波内視鏡が考案され超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)として確立された.現在では,消化管周囲組織,消化管粘膜下腫瘤,腹腔や縦隔リンパ節,肝臓などにも用いられている.

参考文献

1)Kanno A, Ishida K, Hamada S, et al:Diagnosis of autoimmune pancreatitis by EUS-FNA by using a 22-gauge needle based on the International Consensus Diagnostic Criteria. Gastrointest Endosc 76:594-602,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?