文献詳細
特集 はじめよう,検査説明
生理機能
文献概要
1.ホルター心電図
ホルター心電図法は,1961年アメリカの物理学者のNorman Holterによって開発された.以後この検査法は,Holter心電図と呼ばれ,循環器領域で不整脈の評価法として必要不可欠となっている.その最大の利点は,長時間にわたる日常生活のなかでの心電図を記録できることである.不整脈や狭心症の診断は,症状出現時の心電図を捉えることが重要で,通常の心電図で得ることに限界がある.この点でホルター心電図は極めて有用である.
ホルター心電図法は,1961年アメリカの物理学者のNorman Holterによって開発された.以後この検査法は,Holter心電図と呼ばれ,循環器領域で不整脈の評価法として必要不可欠となっている.その最大の利点は,長時間にわたる日常生活のなかでの心電図を記録できることである.不整脈や狭心症の診断は,症状出現時の心電図を捉えることが重要で,通常の心電図で得ることに限界がある.この点でホルター心電図は極めて有用である.
参考文献
1)齋藤憲,大塚邦明,久保豊,他:ホルター心電図─基本的知識の整理と新しいみかた,医学出版社,2005
2)村川裕二,安喰恒輔:ビギナーからエキスパートまでのホルター心電図パーフェクト(井上博編),中山書店,2006
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