文献詳細
文献概要
特集 はじめよう,検査説明 生理機能
11 入院患者のABI検査実施にあたり注意すべきことはありますか?
著者: 浅沼亮子1
所属機関: 1東京医科大学循環器内科
ページ範囲:P.1408 - P.1409
文献購入ページに移動1.ABIとは
ABI(ankle brachial index)は従来より末梢動脈疾患(PAD)の診断および重症度評価の指標に使用され,その算出は足関節で測定された収縮期血圧を上腕収縮期血圧(左右高いほうを用いる)で除した比でされる.血圧測定法には主にドプラ測定法とオシロメトリック法が用いられている.
1)ドプラ測定法
カフを巻いた部位の末梢にドプラプローブを当て,ドプラ効果音を確認することで血圧を測定する.この方法では測定する部位を複数の動脈に適応することができる.
ABI(ankle brachial index)は従来より末梢動脈疾患(PAD)の診断および重症度評価の指標に使用され,その算出は足関節で測定された収縮期血圧を上腕収縮期血圧(左右高いほうを用いる)で除した比でされる.血圧測定法には主にドプラ測定法とオシロメトリック法が用いられている.
1)ドプラ測定法
カフを巻いた部位の末梢にドプラプローブを当て,ドプラ効果音を確認することで血圧を測定する.この方法では測定する部位を複数の動脈に適応することができる.
掲載誌情報