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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査57巻12号

2013年11月発行

雑誌目次

今月の特集1 前立腺癌マーカー

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伊藤 喜久

pp.1437

 前立腺癌は欧米においては男性悪性腫瘍の死亡率の1位を占め,わが国でも急速増加の一途をたどっています.過去50年,より良いマーカーの研究開発と淘汰選択の歴史のなかから久留米大学の原 三郎教授により発見されたγ-Sm(γ-seminoprotein)/PSA(prostate specific antigen)が臨床利用の底流をなしてきました.いかにして特異度と感度を高めgolden standardである病理診断に迫れるか,進行性で予後不良のケースがどこまで予知可能か,早期発見,予防,治療に向けての挑戦が続けられています.

 近年PSAのプレ蛋白の研究が進められ,超高感度の核酸検査PCA3(prostate cancer gene 3)検査の登場,既存のマーカーの測定意義の見直しが行われるなど前立腺癌の検査を取り巻く環境が大きく変わってきました.この機会を捉え,最近の前立腺癌の診療,検査の進歩をレビューしていただき未来への流れを読み解くことにしました.

前立腺癌の診断,治療,フォロー 

小坂 威雄 , 大家 基嗣

pp.1438-1447

■前立腺癌は,今後,男性癌の癌罹患率第1位となることが推定されている.

■直腸診や,血液検査による前立腺特異抗原(PSA)測定にて前立腺針生検の適応が考慮され,病理組織診断にて確定診断される.

■PSA,Gleason score(GS),画像診断による病期診断の3つを組み合わせたリスク分類に基づき,治療方針の適応が検討される.

■手術療法・放射線療法・ホルモン療法,それぞれの長所と短所,ならびに患者の価値観を考慮したうえで治療方針が決定される.

proPSA測定とその意義

伊藤 一人

pp.1448-1456

■前立腺癌組織ではhuman kallikrein 2濃度の低下によりproPSAから活性型PSAへ変換が阻害されることでproPSAが線腔内に蓄積し,微小血管浸潤によりproPSAの血中逸脱が増加する可能性が示唆されている.

■[-2]proPSAのモノクローナル抗体を用いた免疫組織染色で,前立腺癌組織では良性腺管と比べ強く腺組織が染色され,[-2]proPSAはより癌特異的なマーカーとして期待が持てる.

■[-2]proPSA関連インデックスは既存の腫瘍マーカーと比べ優れた癌診断精度を示し,さらに癌の組織学的悪性度や腫瘍体積と有意な相関性が認められた.

尿中前立腺癌遺伝子3(PCA3)

三木 恒治 , 落合 厚 , 鴨井 和実 , 沖原 宏治

pp.1457-1463

■前立腺癌遺伝子3(PCA3)アッセイでは尿中のPCA3mRNAが測定される.

■PCA3スコアは癌に対する特異度が高く,血清前立腺特異抗原(PSA)や前立腺容積(PV)とは相関しない.

■既存の検討因子にPCA3スコアを追加することで,より正確に癌存在の有無を予測することができる.

■PCA3スコアを用いることでinsignificant cancerを予測することが可能となり,PSA監視療法の対象患者の選択に有用である.

CRPによるフォロー,予後の推定

齋藤 一隆 , 木原 和徳

pp.1464-1468

■宿主炎症反応が顕在化している癌患者の予後は不良である.

■前立腺癌において,血清C反応性蛋白(CRP)値の上昇で表されるように,炎症反応が顕在化している患者の予後は不良であり,去勢抵抗性前立腺癌など,特に進行癌において,CRPは予後因子となる.

■CRPは,去勢抵抗性前立腺癌において,病勢の評価や,治療効果判定にも有用であり,前立腺特異抗原(PSA)と同様に一部の前立腺癌状態において,バイオマーカー(腫瘍マーカー)としての役割を有する.

PSAによる前立腺がん検診は有効か?

深貝 隆志

pp.1469-1474

■前立腺癌のPSA検診により進行癌,転移癌の比率が低下することは証明されている.さらに近年,死亡率に関してもヨーロッパにおいてPSA検診の有効性を検討した大規模RCTが行われ,前立腺癌の死亡率の低下したことが証明された.

■前立腺癌のPSA検診を受けることによる危険性として,生検に伴う合併症,過剰診断,過剰治療,治療に伴うQOL低下などが挙げられるが,PSA監視療法(無治療で経過を観察)や手術技術の進歩,低侵襲治療(小線源治療など)の出現により,PSA検診を受けることによる不利益は減少しつつある.

■日本では米国に比べ,PSA検診の普及が大きく遅れている.今後日本では公的な住民検診,人間ドック検診,かかりつけ医による前立腺がん検診をさらに普及させるとともに,医師と民間による新たな検診の体制の普及が期待される.

今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

フリーアクセス

山内 一由

pp.1475

 単独の生化学検査結果が病理検査や遺伝子検査のように疾患と1対1の関係を示すことはほとんどありません.しかし,臨床検査に携わる者が,異常値の出るメカニズムをしっかりと把握し,深くデータを読み込む術と目を兼ね備えていれば,たとえ単一の生化学成分であったとしても,確定診断に用いられる検査にも匹敵,時にはそれを凌ぐ威力を発揮するようになります.その最たる生化学成分が血清酵素といえましょう.全ての血清酵素が臓器,組織に由来し,その変動は由来臓器の損傷をダイレクトに反映するからです.アイソザイムを意識し,質的変動にも目を向ければ,血清酵素学的検査の臨床的意義はさらに深みを増します.本特集では,血清酵素の変動を判読するポイントを詳細かつわかりやすく解説していただきました.前号ともどもお役立ていただければ幸いです.

LDの異常と病態

米川 修 , 有田 卓人

pp.1476-1483

■LD活性高値,低値にかかわらず,LD単独で評価することはほとんどない.必ずほかの可溶性分画の酵素と同時に評価し,特にLD/AST比を踏まえてのアプローチは必須である.

■LD高値症例の場合は,LD/AST比から基礎疾患を勘案し,関連する項目である肝機能,溶血関連項目,膠原病などの筋疾患(甲状腺を含む)関連項目,悪性腫瘍関連項目に注意を払う.

■LD活性高値,低値にかかわらず,データが病態で説明可能かを絶えず意識し,矛盾があれば,アイソザイムなどを利用し,免疫グロブリンとの結合,インヒビターの存在,もしくは,欠損症の可能性を考慮する意識・姿勢をもつ.

AST・ALTの異常と病態

嶋田 昌司 , 松尾 収二

pp.1485-1490

■AST・ALT検査は機能検査ではなく細胞障害の程度を示す.

■AST,ALTの生体内分布は臓器により違いがあり,データ評価に重要である.

■AST,ALTの半減期の違いは病態の時期や経過観察に重要である.

■日常的に遭遇するAST,ALTが異常値を示す病態には,ショック肝や医原的要因が多い.

CKの異常と病態

高木 康

pp.1491-1494

■クレアチンキナーゼ(CK)は筋肉のエネルギー供給上重要な役割を果たしているため,種々の筋肉中に多量に存在している.

■CKにはCK-MM,CK-MB,CK-BBのアイソザイムが存在しており,心筋傷害ではCK-MB,骨格筋疾患ではCK-MM高値の臨床的意義が高い.

■CK/ASTは心筋傷害では低値であるが,骨格筋疾患では高値であり,鑑別の指標として有効であるが,ASTが高値となる肝疾患を除外する必要がある.

血清コリンエステラーゼ(ChE)の異常と病態

矢内 充

pp.1495-1499

■血清コリンエステラーゼ(ChE)の測定に関してはJSCC標準化対応法で測定される施設が大半を占めるようになってきた.

■血清ChEは肝機能,特に肝予備能の評価に用いられ,血清アルブミン(Alb)とよく相関する.

■血清ChEは,低値を示した場合に臨床的意義が高く,多くはびまん性の肝細胞障害の程度を鋭敏に反映する.

■遺伝性ChE欠損症では,全身麻酔などでのサクシニルコリン投与時に遷延性の無呼吸をきたすため,注意が必要である.

ビリルビン代謝と高ビリルビン血症の鑑別

野村 文夫

pp.1500-1505

■血清ビリルビンがあるレベル(2.5~3.0mg/dL)を超えると肉眼的に黄疸として認められるようになる.

■高ビリルビン血症をみた場合には抱合型優位か非抱合型優位かにまず注目し,その後の鑑別を進める.

■一部の検査試薬では直接ビリルビン(抱合型ビリルビン)値にデルタビリルビンが測り込まれてしまうので,結果の解釈に注意を要する.

コレステロールの異常と病態生理

三井田 孝 , 平山 哲

pp.1506-1511

■LDL-CやHDL-C直接法の値が信頼できない疾患がある.

■脂質値の異常から原疾患の診断に至る場合がある.

■必要な場合はアポ蛋白や電気泳動の結果を活用する.

表紙の裏話

ペットの角膜損傷を再生医療で救う

藤田 直己

pp.1436

 診察台の上で暴れる患者をなだめ,時には蹴られたり引っかかれたりしながらも丁寧に診察する.手術となれば術中はもちろん,術前の麻酔にも気をつかい,術後は言うことを聞かない患者にやきもきしながら管理に頭を悩ませる.臨床に携わる者なら誰もが経験する病院での1コマである.しかし,診察対象はヒトではない.われわれは,獣医外科学研究室で日々多くの動物の診察を担当し,年間800件の手術をこなしながら研究に従事している.そのため,臨床に密接に関連した研究テーマを扱っているところが大きな特徴である.特に,現在筆者が関心をもっているのは再生医療分野である.

 当院にはさまざまな疾患を抱えた動物が来院するが,重度の角膜疾患で受診する犬も多い.角膜とは,眼瞼,結膜とともに外眼部を構成する組織で,透明な膜である.角膜は直接外界に接することから,感染,アレルギー,外傷など多様な疾患に罹患する可能性があり,重症例も後を絶たない.犬の重症角膜疾患の場合は,結膜の一部を角膜に移植する手術なども行われるが,炎症や色素沈着,瘢痕形成など合併症が多いことが問題となっている.一方,角膜移植はドナーの確保も難しく,ほとんど実施されていないのが現状である.そのため,犬においても角膜再生治療が求められるケースが少なくない.

INFORMATION

千里ライフサイエンスセミナーE4 がんシリーズ第4回「がんゲノミクス研究と臨床応用」 フリーアクセス

pp.1456

日 時:2013年11月8日(金)10:00~17:00

場 所:千里ライフサイエンスセンタービル5F 

    ライフホール(大阪,豊中市)

第50回日本臨床神経生理学会技術講習会 フリーアクセス

pp.1512

開催期間:2013年11月8日(金)午後・9日(土)午前

第43回日本臨床神経生理学会学術大会の会期中に開催いたします.

会 場:高知県立県民文化ホール

Advanced Practice

問題編/解答・解説編

pp.1513,1535

「Advanced Practice」では,臨床検査を6分野に分け,各分野のスペシャリストの先生方から,実践的な問題を出題いただきます.

知識の整理や認定技師試験対策にお役立てください.

異常値をひもとく・11

異常ヘモグロビン―血糖管理マーカー値乖離の原因としての可能性

中西 豊文

pp.1515-1521

はじめに

 1949年Paulingらにより“蛋白質の構造異常→機能異常→病気の発症”の分子病概念が提唱され,鎌形赤血球症の発見を契機に異常ヘモグロビン(hemoglobin;Hb)研究は分子病理学の発展に多大な貢献をした.これまでに発見された異常Hb症は,明らかな臨床所見(チアノーゼ,多血症,溶血性貧血,メトHbなど)を呈するタイプと臨床的に無症状で,HPLC(high-performance liquid chromatography)法による糖化Hb(HbA1c)溶出パターン異常により発見されるタイプに分けられ,後者のタイプが近年増加している1~8)

 最近のグローバル化は“人の流れ”を活発化させる.その結果,わが国の医療現場においても疾病の多様化など,これまで日本社会では経験のないまれな疾病/症例に遭遇する機会が増えるものと考えられる.

 本稿の異常Hbに関しても,国際化を反映して日本人には非常にまれなone-point変異も報告されており,日頃から異常/乖離データを見いだし,的確に対処できなければ,誤診や疾病の見落としにつながる.今回,HbA1c溶出パターン異常から見いだされた異常Hb症の詳細解析例を提示/解説し,読者の方々の参考としていただきたい6,9)

エラーに学ぶ医療安全・11

改善策の立案―血液検体の取り違いにより再検査となった事例

河野 龍太郎 , 筑後 史子 , 田村 光子

pp.1522-1528

はじめに

 第10回では,「血液検体の取り違いにより再検査となった事例」の問題点のなかから主要な5点について,分析レベル1「ワンポイントなぜなぜ」を利用し,背後要因の探索を行った.作成した背後要因関連図をもとに,自分なりの改善策案を考えることを課題としたが,よい案が浮かんだだろうか.

 なお本稿では,分析の最終目標はエラーの低減はもちろん,業務の効率化やコストの低減も含むため“改善”という用語を使用している.ただし,エラーやリスクに対しては直感的にわかりやすい“対策”という用語を使用する.また,事例の詳細は第9,10回を参照いただくとともに,本事例が架空のものであることをあらためてお断りしておく.

次代に残したい用手法検査・5

単純免疫拡散法

亀子 光明

pp.1530-1533

はじめに

 免疫グロブリンに代表される血漿蛋白は,現在では,免疫比濁法(turbidimetric immunoassay;TIA)を用いた汎用生化学自動分析装置により,短時間で測定することが可能である.1970年代では,用手法の単純免疫拡散(single radial immunodiffusion;SRID)法が主流であったが,結果報告までに1~2日を要した.1980年代に入り,レーザー光線を光源として,抗原抗体複合体の光散乱強度を利用したレーザーネフェロメトリー(laser nephelometry;LN)法が開発されたことにより,血漿蛋白の測定は自動化された.自動化法の導入によりSRID法による測定は,年々減少し,「平成12年度日臨技臨床検査精度管理調査報告書」によると,実施施設はわずか3件で,翌年度にはなくなり,以後,製品販売が中止された.現状では,一般的にTIAとLN法に代わり光源に発光ダイオードを用いる免疫比朧法(nephelometric immunoassay;NIA)が利用されている.

学会へ行こう

一致団結! 第60回日本臨床検査医学会学術集会

横田 浩充

pp.1536-1537

見どころピックアップ

・特別講演1「永井良三 自治医科大学学長による講演」

・特別講演2「Nader Rifaiハーバード大学教授による講演」

・各学会との共催シンポジウム

書評 目でみるトレーニング 第2集 内科系専門医受験のための臨床実地問題 フリーアクセス

奈良 信雄

pp.1538

知識を整理するのに最適の問題集

 「試験が学習をプロモートする」のは,古今東西問わず,真実である.

 もちろん試験には,合否を問う総括的評価としての性質が大きい.が,学習によって獲得した知識を整理し,足りないところを補う形成的評価としての意義もある.医師国家試験,専門医試験はいずれも合否を決定する試験ではある.しかし,それらをめざして学習することは,決して受験生に無益なものではなく,ステップアップに有用な手段にもなりうる.

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.1542

 今年の夏も非常に暑く,それに加えて大雨や竜巻などの災害に見舞われたところも多かったようです.この「あとがき」の原稿は,暑さも峠を越え,秋の気配が漂う時期に書いていますが,本号が発行される頃には穏やかな過ごしやすい気候になっているでしょうか.

 さて,今月号は「前立腺癌マーカー」と「日常検査から見える病態─生化学検査②」を特集テーマとして取り上げました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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