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今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変
未分化大細胞型リンパ腫
著者: 東田修二1
所属機関: 1東京医科歯科大学臨床検査医学
ページ範囲:P.1638 - P.1640
文献購入ページに移動■未分化大細胞型リンパ腫(ALCL)は細胞障害性T細胞に由来する成熟T細胞腫瘍である.
■骨髄浸潤を伴う症例の骨髄塗抹標本では,異型性が強い多様な形態の大型核を有する大型細胞として認められる.
■フローサイトメトリー(FCM)でのCD30陽性所見やFISH検査でのALK遺伝子のスプリットシグナルが診断に有用である.
■骨髄浸潤を伴う症例の骨髄塗抹標本では,異型性が強い多様な形態の大型核を有する大型細胞として認められる.
■フローサイトメトリー(FCM)でのCD30陽性所見やFISH検査でのALK遺伝子のスプリットシグナルが診断に有用である.
参考文献
1)Swerdlow SH, Campo E, Harris NL, et al:WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, 4th ed, IARC, Lyon,2008
2)押味和夫(監):WHO分類第4版による白血病・リンパ系腫瘍の病態学(木崎昌弘,田丸淳一編),中外医学社,2009
3)直江知樹,朝長万左男,中村栄男,他:WHO血液腫瘍分類~WHO分類2008をうまく活用するために,医薬ジャーナル社,2010
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