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次代に残したい用手法検査・6
血清補体価Mayer法
著者: 堀井隆1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床検査部
ページ範囲:P.1663 - P.1667
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血清補体価の測定は50%溶血法が広く用いられているが,現在では操作が簡便な汎用自動分析装置を用いた測定法が主流となっている.マニュアル法は緩衝液の調整や感作赤血球を作製するなど操作はかなり煩雑であり,日常検査で行うことはない.
本稿では,Mayer変法(1/2.5スケール)について述べる.
血清補体価の測定は50%溶血法が広く用いられているが,現在では操作が簡便な汎用自動分析装置を用いた測定法が主流となっている.マニュアル法は緩衝液の調整や感作赤血球を作製するなど操作はかなり煩雑であり,日常検査で行うことはない.
本稿では,Mayer変法(1/2.5スケール)について述べる.
参考文献
1)北村肇:血清補体価(CH50).日本臨牀 68(増刊):53-56,2010
2)金井正光(監修):臨床検査法提要 改訂第33版(奥村伸生,戸塚実,矢冨裕編),金原出版,pp740-742,2010
3)宮坂信之,鳥山一,湯川秀男,他(編):新版 臨床免疫学 第2版,講談社サイエンティフィック,pp204-208,2009
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