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今月の特集2 血管炎症候群
扉
著者: 山田俊幸
所属機関:
ページ範囲:P.289 - P.289
文献購入ページに移動 “血管炎”にはさまざまな疾患があり,本特集では1994年のChapel Hill会議での提唱に準じて,大中小という血管のサイズで分類しましたが,2011年の同会議ではさらに詳細に分類・命名されています.2013年1月15日には,EGPAの正式日本語病名が通達されましたが,疾患名はこの先しばらく新旧,または本邦独特のものが入り乱れて使われると予想されますので,○○血管炎という診断名のついた患者に遭遇したら,ぜひ本特集にあたってください.本特集では,それぞれの疾患の解説の中で関連する臨床検査についても言及いただきました.各疾患を特徴づけるものはそう多くはありませんが,最も重要と思われるANCAの検査については別途わかりやすく解説いただきました.導入を検討されている施設は参考いただけたら幸いです.
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