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今月の特集1 次世代の微生物検査
扉
著者: 岩田敏
所属機関:
ページ範囲:P.359 - P.359
文献購入ページに移動 微生物検査では,従来,塗抹・鏡検・培養・薬剤感受性試験による検査法が,臨床現場におけるルーチンの検査法として行われています.こうした形態学的手法・生化学的手法を用いた検査法は微生物検査の基本ですが,最終同定に至るまでに日単位の時間を必要とし,迅速性という点では問題があります.また,通常の培養法では検出しにくい微生物の確定診断に使用することもできません.近年こうした培養法とは別の,遺伝子学的手法や質量分析法を応用した検査法が注目されています.また一方では,従来からの培養検査においても,検査機器の自動化が進められています.
そこで今回の特集では,迅速かつ正確に微生物を同定することを目標に開発された,次世代の微生物検査に焦点を当て,その特徴と問題点,臨床応用の実際について,最新の情報を提供します.
そこで今回の特集では,迅速かつ正確に微生物を同定することを目標に開発された,次世代の微生物検査に焦点を当て,その特徴と問題点,臨床応用の実際について,最新の情報を提供します.
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