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今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
ウイルス感染症関連検査
著者: 中谷中1
所属機関: 1三重大学医学部附属病院オーダーメイド医療部・中央検査部
ページ範囲:P.726 - P.730
文献購入ページに移動■C型肝炎の遺伝子検査は保険適用となっており,ウイルス量,ウイルスジェノタイプより治療方針が至適化されている.
■遺伝子関連検査の精度管理をするために,まず検体管理が重要である.その後の作業工程の標準化に心がけるべきである.
■C型肝炎ウイルス(HCV)の定量検査は非常に高感度であるために,コンタミネーションによる偽陽性を予防することが重要である.
■遺伝子関連検査の精度管理をするために,まず検体管理が重要である.その後の作業工程の標準化に心がけるべきである.
■C型肝炎ウイルス(HCV)の定量検査は非常に高感度であるために,コンタミネーションによる偽陽性を予防することが重要である.
参考文献
1)Choo QL, Kuo G, Weiner AJ, et al:Isolation of a cDNA clone derived from a blood-borne non-A, non-B viral hepatitis genome. Science 244:359-362,1989
2)朝比奈靖造,泉並木,桶谷眞,他:C型肝炎治療ガイドライン.肝臓 53:355-395,2012
3)日本臨床検査標準協議会:遺伝子関連検査標準化調査研究成果報告書,2007(http://www.jccls.org/active/trust/18report_genetic.pdf)
4)日本臨床検査標準協議会遺伝子関連検査標準化専門委員会:遺伝子関連検査 検体品質管理マニュアル(承認文書),2011(http://www.jccls.org/active/MM5-A1.pdf)
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