icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査57巻9号

2013年09月発行

雑誌目次

今月の特集1 肺癌診断update

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.959

 肺癌は,実数は増加してないとはいえ,死亡数で男性の1位,女性の4位と「目立つ」癌の1つです.本特集はまず疫学的な観点から肺癌の実態をオーバーヴューして,次いで肺癌の診断を総論的,各論的に学習することをねらいとしました.総論的には,診断においては「疑う」ことの主役は依然,画像診断であり,加えて細胞診が重要です.「確定」は気管支内視鏡生検における病理診断によります.これらの現状につき,各論的に解説していただきました.検体検査はこれまで脇役でしたが,ALK融合遺伝子のような切り札的遺伝子マーカー,ProGRPのような組織特異性の高い腫瘍マーカーの登場で,病型診断に寄与できるようになってきました.肺癌を臨床検査全般で考えていくきっかけとなれたら幸いです.

肺癌の最近の動向

雑賀 公美子

pp.960-965

■年齢調整罹患率は近年顕著な変動はなく,年齢調整死亡率は近年低下傾向にある.

■5年相対生存率は,全ての進行度において年々改善している.

■肺癌の予防対策としては喫煙対策を中心とした罹患率の低下と,死亡率低減効果のあるがん検診を行うことである.

肺癌診断の概略

森 清志

pp.966-971

■肺癌診断には,大きく分けて画像診断,病理診断があり,補助的診断として,腫瘍マーカー検査と分子診断(EGFR遺伝子変異,ALK融合遺伝子など)がある.

■画像診断は,①病変の存在診断(検診も含め),②病変の質的診断,③進展度診断(臨床病期診断)の3つに分けられる.

■病理診断には,①病変の悪性の有無の確定診断,②治療方針の決定,③小細胞癌か非小細胞癌かの判定,および非小細胞癌に関しては,扁平上皮癌か非扁平上皮癌(腺癌,大細胞癌等)かの判定,以上の3点が不可欠である.

喀痰細胞診の実際

青木 裕志 , 浅見 志帆

pp.972-976

■喀痰は,肺癌スクリーニング検査として,有効な検査法である.

■喀痰には,新鮮喀痰と粘液融解法やポストチューブ法により得られる保存痰があり,おのおの標本作製法は異なる.

■細胞診断は,Papanicolaou分類や各判定区分にのっとって判定するとともに,組織型の推定を行い,必要に応じて特殊染色および免疫細胞化学(免疫染色)を施行する.

■喀痰を取り扱う際は,結核をはじめとしたさまざまな病変体による感染危険性を考慮し,十分な感染対策を施したうえで検査にあたることが重要である.

気管支肺生検の実際

横瀬 智之 , 渡部 真人 , 河内 香江

pp.977-981

■肺生検は肺癌診断のために重要な手技である.

■肺生検材料は診断のためのみならず,種々の治療選択のために使用される時代となり,十分量採取することが重要である.

■肺生検組織診断は病変全体をみていないため,手術材料の病理診断名と異なる名称をつける場合がある.

肺癌の画像診断

荒川 浩明

pp.982-987

■肺癌の診断に画像診断の占める部分は大きい.特にCTは中心的な役割を果たす.

■CTは腫瘍の存在診断,質的診断,ステージングなど全ての画像診断の中心となる.

■陽電子放射断層撮影(PET)は術前ステージングに重要であるが,良悪性の不明な段階でマネジメントに参考にされることがある.

■肺癌の低線量CT検診は,高いリスクを有する群で死亡率低減効果があると考えられるが,いまだ議論が多い.

腫瘍マーカーの使い方

土谷 智史 , 永安 武 , 山崎 直哉 , 松本 桂太郎 , 宮崎 拓郎

pp.988-996

■腫瘍マーカーの臨床的意義は,癌の診断の補助,癌治療の効果判定とモニタリング,再発および予後の予測因子に分けられる.

■肺癌の組織型によって,上昇する可能性の高い腫瘍マーカーが同定されており,診療報酬とのかかわりから,最も有効な組み合わせを考える必要がある.

■分子マーカーの臨床的意義は,主に分子標的治療薬への薬効の予測であり,肺癌では上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異とEML4-ALK融合遺伝子が注目を集めている.

今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

フリーアクセス

山内 一由

pp.997

 精確なデータを迅速に提供することが臨床検査室の第一義的な使命ですが,それだけに終始していてよいのでしょうか? 高性能な自動分析装置が普及し,さらには標準化が進展して,「誰でもどこでも」が当たり前になってくると,そういった疑問が湧き上がってきます.一方,個々の検査値の質は飛躍的に高まりましたが,果たして,多大な労力を費やした分だけ臨床で活用されているのだろうか? という疑問も生じてきます.

 検査室は,精確性や迅速性に加えて何を追求すべきか? もちろん,最先端検査技術の開発も大事な仕事ですが,まずは,データに付加価値を付与していくことが重要かと思います.それには,検査値が読めるようにならなければいけません.

総蛋白・アルブミンの異常と病態

本田 孝行 , 菅野 光俊 , 川崎 健治

pp.998-1003

■総蛋白=アルブミン+グロブリンであるので,総蛋白はアルブミンもしくはグロブリンの変化により変動する.

■アルブミン産生および消費(異化)のメカニズムを系統的に理解する.

■産生および消費(異化)の両面から,アルブミンの変動を解釈する.

■他の複数ルーチン検査(基本的検査)項目を加えて,アルブミンが増減する病態を考察する.

ZTT・TTTの異常と病態

金原 清子

pp.1004-1008

■膠質反応は,血清アルブミンの減少,グロブリンの増加を反映している.硫酸亜鉛混濁試験(ZTT)はγ-グロブリンとよく相関し,チモール混濁試験(TTT)はγ-グロブリンのほか脂質蛋白(リポ蛋白)の増加にも反応する.

■膠質反応は種々の要因により変動するので,診断的価値は高いとはいえないが,慢性肝疾患の発見に有用である.しかし,変動機序に不明な点が多く,測定上の問題もあるため,欧米ではほとんど用いられていない.

■ZTTは主として慢性肝疾患の経過観察および急性肝炎遷延化や再燃の指標として有用性が高い.TTTは急性肝炎,特にA型肝炎で上昇が顕著である.慢性肝炎や肝硬変ではZTT,TTTともに上昇するが,A型急性肝炎(通常,発症第2週から)ではTTTがZTTと解離して上昇することが特徴であり,免疫グロブリンM(IgM)の増加を反映していると考えられている.

血液尿素窒素の異常と病態

久野 芳裕 , 宇田 晋 , 秋澤 忠男

pp.1009-1013

■尿素窒素は,生体内で蛋白質が分解され生じる窒素化合物である.

■尿素窒素は腎機能障害の指標として用いられるが,腎機能障害以外の病態でも異常値を呈することがある.

■尿素窒素の異常値を認めた場合,BUN/Cr比を用い,その原因となる病態が腎性か腎外性かを推測することができる.

■尿素窒素異常を呈した患者では,病態と合わせ原因を的確に評価することが重要である.パニック値レベルの異常を認めた際には,担当医への早急な連絡が必要となる.

Ca異常と病態

小澤 安則

pp.1014-1019

■血清カルシウム(Ca)で生物学的作用をもつのはイオン化Caであり,血清Caの過剰,不足はイオン化Caの濃度で判断するのが正しい.しかしイオン化Caの測定上の問題などから,ほとんどの場合それとよく相関する総Ca値で代用する.

■血清Caの異常は総Ca値で判断するが,血清アルブミン(Alb,最もCaと親和性の高い血清蛋白)が4g/dL以下と低い場合には,計算式により補正を行う必要がある(アルブミン補正Ca値).

Na・Clの異常と病態(酸塩基平衡異常)

東條 尚子

pp.1020-1024

■血清Na濃度に異常を生じた場合,血漿浸透圧,尿浸透圧,尿中Na濃度を同時に測定して病態を鑑別する.

■血清Cl濃度の異常は,Na代謝異常に伴うか,重炭酸イオン(HCO3)濃度または他の陰イオンが変動する酸塩基平衡障害に伴うかのいずれかである.

■血清Cl濃度の異常で,酸塩基平衡障害が疑われる場合は,HCO3を同時に測定してアニオンギャップ(AG)を計算し,病態を鑑別する.

Feの異常と病態

藤原 亨 , 張替 秀郎

pp.1025-1029

■貧血の鑑別においては,鉄代謝動態の把握が重要である.

■鉄代謝やその関連マーカーの意義を理解することが重要である.

■貧血の治療の過程における鉄代謝動態のモニタリングも重要である.

表紙の裏話

目玉親父と網膜研究

星 秀夫

pp.958

 ヒトの視覚を説明するとき,よくたとえにカメラが使われる.水晶体がレンズの働きをし,外界からの光を集めピントを合わせて網膜に像を映す.網膜に並ぶ光受容体が,この光を電気シグナルに変換し,視神経を経由して脳に送ると映像として認識される.

 カメラにおけるフィルムのような役割を担う網膜は,複数種類の細胞で構成される多層構造をしている.視覚情報は,網膜の中で視細胞→双極細胞→神経節細胞と順に情報伝達され,中枢へ送られる.その情報伝達経路は,大きく2つにわかれる.まず明るいときに応答する細胞をON型,暗いときに応答する細胞をOFF型と呼ぶ.ON型の双極細胞はON型の神経節細胞とシナプスを作り,明るいという情報を伝達する.これがON経路であり,逆に暗いときはOFF型細胞同士が作るOFF経路が働く.

INFORMATION

千里ライフサイエンスセミナーE3「創薬関連分子の構造生物学の最前線」 フリーアクセス

pp.1008

日 時:2013年10月16日(水) 10:00~16:10

場 所:千里ライフサイエンスセンタービル 

    5Fライフホール

第37回(平成25年度)東京電機大学ME講座―先端技術がひらく医療と福祉の未来 フリーアクセス

pp.1061

開講期間:2013年9月24日(火)~11月26日(火)

 毎週火曜日,全10回

時 間:1時限目 18:30~19:45,2時限目 19:55~21:10

Advanced Practice

問題編/解答・解説編

pp.1030,1051-1052

「Advanced Practice」では,臨床検査を6分野に分け,各分野のスペシャリストの先生方から,実践的な問題を出題いただきます.

知識の整理や認定技師試験対策にお役立てください.

異常値をひもとく・9

血清総コレステロールの高値と高トリグリセリド血症を伴う脂質異常症の診断―LDLコレステロールの高値を紐解く

吉田 博

pp.1031-1034

Ⅲ型高脂血症の概要とレムナント様リポ蛋白

 家族性Ⅲ型高脂血症はアポリポ蛋白(apolipoprotein;Apo)E2/E2遺伝子型を基盤にもち,レムナント様リポ蛋白(remnant like particles;RLP)が血中に増加する原発性高脂血症である.極めてまれであるが,ApoE欠損症からも発生する.Ⅲ型高脂血症では,高コレステロール血症と高トリグリセリド(triglyceride;TG)血症を呈し,超低比重リポ蛋白(very low-density lipoprotein;VLDL)でありながら電気泳動上では低比重リポ蛋白(low-density lipoprotein;LDL)と同様にβ位に泳動されるβ-VLDLという異常なリポ蛋白の増加が特徴的である.

 先述のRLPはカイロミクロンレムナントとVLDLレムナント〔(中間比重リポ蛋白(intermediate-density lipoprotein;IDL)〕からなるが,Ⅲ型高脂血症では特にIDLの増加が認められる.RLPの増加は,その動脈硬化惹起性やハイリスク例スクリーニングの有用性などにより,臨床的に評価される1)

エラーに学ぶ医療安全・9

時系列事象関連図の作成―血液検体の取り違いにより再検査となった事例

河野 龍太郎 , 筑後 史子 , 田村 光子

pp.1035-1042

はじめに

 第6~8回の3回で,尿検体の取り違い事例について分析を行った.大まかな手順はご理解いただけたと思うので,今回はもう少し複雑な事例について分析してみよう.

 なお,今回の事例も過去の報告などを参考に創作したものであり,患者氏名,病歴,病院名など実在の事例ではないことをお断りしておく.

次代に残したい用手法検査・3

計算盤を用いた赤血球数,血小板数,白血球数の算定

大沼 沖雄

pp.1043-1050

はじめに

 現在,血球算定は,操作の容易さ,処理能力,再現性の高さなどから自動血球算定装置が広く使われている.自動血球算定装置の測定原理は,①検出孔を血球が通過すると電気抵抗の変化が生じるため,それを数えて算定する電気抵抗法と,②フローセルに光(レーザー光など)を照射し,通過する血球を算定する光学的算定法の2つに分けられる.しかし,この機器は,血球と同じ大きさの血球外粒子も“血球”として数えてしまう欠点があるため,懐疑的なデータが出現した場合に昨今の装置のブラックボックス化に伴い,検証することが極めて困難である1)

 一方,古典的な血球算定法としては計算盤を用いた方法が挙げられる.計算盤を用いた血球算定は,再現性には難があるが,個々の血球を確認しながら数えられるという利点がある.さらに,この方法は血球算定以外にも,骨髄細胞数や培養細胞,血球外の粒子(花粉など)の算定も可能であり臨床的有用性も高い.

 本稿では,忘れ去られようとしている古典的な方法である計算盤を用いた血球算定について述べる.

研究

運動後の酸素摂取量減衰と運動強度および最高酸素摂取量との関係

田嶋 明彦 , 西村 美里 , 吉野 優里

pp.1053-1057

目的:peak exercise時のVO2(mL/min)と安静時 VO2(mL/min)の差の50%の値に,運動終了直後から低下するまでの時間〔T(1/2)VO2〕が,予後指標としてpeak VO2の代用となりうるかについて検討した.

対象:健常な男女20名(男性10名,女性10名.年齢は21.1±0.8歳).

方法:坐位自転車エルゴメータによる心肺運動負荷試験(CPX)を施行した.負荷方法は,安静4分,20W4分のウォーミングアップに続き,20W/分の割で強度を漸増した.運動直後のT(1/2)VO2をpeak WR(最大運動強度),75%peak WR,50%peak WRとそれぞれ測定した.

結果:peak VO2は,peak WRのT(1/2)VO2とy=-0.61x+86.52 r=-0.85,75%peak WRのT(1/2)VO2とy=-0.65x+88.22 r=-0.82,50%peak WRのT(1/2)VO2とy=-0.57x+83.98 r=-0.76の良好な負の相関を示した.

考察:T(1/2)VO2は,同一被検者の異なった運動強度でもほぼ同じ値を示し,peak VO2とも良好な負の相関を示した.今回の検討から,T(1/2)VO2は心不全の重症度を表す指標と考えられ,peak VO2の代用となりうる可能性が示唆された.

短報

伴侶動物におけるメチシリン耐性ブドウ球菌属の検出状況

露木 勇三 , 高木 慶子 , 三舩 一美 , 久保 勢津子 , 村山 信雄

pp.1058-1060

 伴侶動物におけるメチシリン耐性ブドウ球菌属の分離状況を調べた.その結果,高率に耐性菌が検出され,年々増加する傾向が認められた.また,ヒトからはあまり分離されないS. intermedius Groupでもメチシリン耐性株が検出された.獣医療においても抗菌薬を使用する場合には,事前に薬剤感受性検査を実施して適切な薬剤を選択することが求められると考えられた.

あとがき フリーアクセス

岩田 敏

pp.1064

 7月も20日を過ぎ,子どもたちの夏休みも始まりました.今年は梅雨が明けるのがとても早かったのですが,梅雨明けと同時に連日の猛暑で,熱中症の話題が毎日のようにニュースで流れております.以前は,熱中症のことがこれほど話題になることはなかったように思いますが,これも日中の気温が35℃を超え,場所によっては40℃近いような猛烈な暑さのせいなのでしょうか? それとも空調に慣れてしまった私たちの体温調節機構が,鈍ってしまったせいなのでしょうか? まだ若かった高校生の頃,野球部の夏合宿で,40℃以上の炎天下のグラウンドで,十分な水分・塩分補給もせずに1日中走り回っていましたが,熱中症で倒れた仲間は一人もいなかったと記憶しております.いずれにいたしましても,熱中症を防ぐためには,涼しくして,水分と塩分を十分に補給することが肝要です.幸い,原発が稼働せず電力供給に問題があるといいながらも,今年は節電を強要されることはないようですので…….

 さてアツイ話はこのくらいにして,今月号の「臨床検査」について触れることにいたします.2013年1月号から誌面をリニューアルし,毎号二つのテーマについて話題を提供することになった本誌ですが,9月号では,第1のテーマに“肺癌の診断”を,第2のテーマに“日常検査から見える病態シリーズ”として生化学検査を取り上げました.肺癌は日本人が罹患する癌のなかでは最も死亡者数が多く,現在も横ばい傾向にあります.新しい抗癌剤が開発され,画像診断,病理診断,腫瘍マーカー診断などの実践的な診断法が,治療法の選択に直結するため,臨床検査の果たす役割は極めて重要になっています.第2のテーマ“日常検査から見える病態”は,日ごろ行っている臨床検査の結果が,臨床の現場でさまざまな疾患の病態の変化を捉えるのに,いかに役立っているかについて考えることを意図した企画です.どちらのテーマも,最近の考え方について,ご専門の先生方からわかりやすく解説していただきましたので,ベテランの方にも若手の方にも興味を持っていただける内容だと思います.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら