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文献詳細

雑誌文献

臨床検査58巻1号

2014年01月発行

文献概要

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査

消化器領域

著者: 小方則夫1

所属機関: 1労働者健康福祉機構燕労災病院 消化器内科・臨床検査科

ページ範囲:P.18 - P.28

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●消化器領域診療ガイドラインは多数が存在し,また1ガイドライン当たり膨大かつ詳細な記載がなされている.このなかから臨床検査の役割を抽出し習熟する必要がある.

●診断基準においては,当然のことながら精度管理の向上に努める.

●重症度判定基準においては,結果の診療現場へ早期発信に努める.

●検査結果が診療現場においてどのように活用されるのかという視点をもつことを心掛けたい.

参考文献

1)日本消化器病学会(編):消化性潰瘍診療ガイドライン,南江堂,2009
2)日本ヘリコバクター学会ガイドライン作成委員会:H. pylori感染の診断と治療のガイドライン2009改訂版.日本ヘリコバクター学会誌 10(suppl),2009
3)日本ヘリコバクター学会:ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の診断と治療.日本ヘリコバクター学会誌 (suppl),2013
4)厚生労働省科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班(渡辺班):平成24年度分担研究報告書別冊 潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針平成24年度改訂版,2013
5)Van Assche G, Dignass A, Panes J, et al:The second European evidence-based Consensus on the diagnosis and management of Crohn’s disease : Definitions and diagnosis. J Crohns Colitis 4:7-27, 2010
6)Dignass A, Eliakim R, Magro F, et al:Second European evidence-based consensus on the diagnosis and management of ulcerative colitis part 1 : definitions and diagnosis. J Crohns Colitis 6:965-990, 2012
7)日本消化器病学会(編):肝硬変診療ガイドライン,南江堂,2010
8)Pugh RN, Murray-Lyon IM, Dawson JL, et al:Transection of the oesophagus for bleeding oesophageal varices. Br J Surg 60:646-649, 1973
9)Kamath PS, Kim WR:The model for end-stage liver disease (MELD). Hepatology 45:797-805, 2007
10)日本消化器病学会(編):胆石症診療ガイドライン,南江堂,2009
11)急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン改訂出版委員会(編):急性胆肝炎・胆囊炎診療ガイドライン2013,医学図書出版,2013
12)厚生労働省難治性疾患克服研究事業 難治性膵疾患に関する調査研究班:重症度判定基準.重症急性膵炎,2008(http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/048_s.pdf)
13)日本消化器病学会(編):慢性膵炎診療ガイドライン,南江堂,2009
14)早川哲夫,真辺忠夫,竹田喜信,他:慢性膵炎の治療指針の改訂について.厚生省特定疾患難治性膵疾患調査研究班,昭和62年度研究報告書,pp23-47,1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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