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今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
内分泌領域
著者: 青木智之1 常川勝彦2 村上正巳2
所属機関: 1群馬大学医学部附属病院 検査部 2群馬大学大学院 医学系研究科臨床検査医学
ページ範囲:P.39 - P.43
文献購入ページに移動●一般的に行われる血算,総コレステロール,肝逸脱酵素,アルカリフォスファターゼ〔ALP(特に骨型)〕,クレアチンキナーゼ(CK),乳酸脱水素酵素(LD),クレアチニンなどの検査値の異常は甲状腺疾患を疑うきっかけとなる.
●甲状腺疾患の診断のために甲状腺ホルモン値,各種甲状腺自己抗体検査などが行われる.
●甲状腺自己抗体は,確定診断のための重要なツールとなりうるが,非典型例も存在し,細胞診や放射線ヨードの甲状腺摂取率などの追加の検査が必要となることもある.
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