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今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
膠原病,免疫疾患領域
著者: 小柴賢洋1
所属機関: 1兵庫医科大学 臨床検査医学
ページ範囲:P.45 - P.49
文献購入ページに移動●膠原病および類縁疾患では,しばしば自己抗体が陽性で,診断や病勢把握に有用である.
●健常者でも時に自己抗体が陽性となる.自己抗体陽性というだけでは疾患とはいえない.
●関節リウマチ(RA)の診断,治療は近年大きく変貌し,早期から積極的に加療して寛解を目指す.そのため早期診断は重要である.
●健常者でも時に自己抗体が陽性となる.自己抗体陽性というだけでは疾患とはいえない.
●関節リウマチ(RA)の診断,治療は近年大きく変貌し,早期から積極的に加療して寛解を目指す.そのため早期診断は重要である.
参考文献
1)Aletaha D, Neogi T, Silman AJ, et al:2010 Rheumatoid arthritis classification criteria: an American College of Rheumatology/European League Against Rheumatism collaborative initiative. Arthritis Rheum 62:2569-2581,2010
2)日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会(編):臨床検査のガイドラインJSLM2012検査値アプローチ/症候/疾患,宇宙堂八木書店,2012
3)Solomon DH, Kavanaugh AJ, Schur PH, et al:Evidence- based guidelines for the use of immunologic tests: antinuclear antibody testing. Arthritis Rheum 47:434-444,2002
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