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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査58巻10号

2014年10月発行

雑誌目次

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる

フリーアクセス

岩田 敏

pp.1117

 血液培養は,感染症を適切に診断し,適切な治療を実施するために必要な,基本的かつ重要な検査診断法です.感染症診療のなかではますますその重要性が注目されており,ICTによる院内ラウンドのなかでも,適切なポイントにおける積極的な血液培養の採取,血液培養の複数セット採取などが強く推奨されるようになって,その件数は増加傾向にあります.また2014年度の診療報酬改定において,血液を2カ所以上から採取した場合に限り,血液・穿刺液培養同定検査(190点)および嫌気性培養同定検査(120点)を2回ずつ算定できるようになり,診療報酬上も血液培養の複数セット採取の必要性が認められました.

 今回の特集では,血液培養の必要性と重要性を十分に理解していただくために,血液培養の適切な採取法・検査手順,精度管理,迅速化・自動化の取り組みなどの項目について,最近の情報を提供していただきました.血液培養について今一度リマインドしていただき,皆さまのご施設の感染症診療に役立てていただければ幸いです.

血液培養の正しい採取方法とは

古市 宗弘 , 宮入 烈

pp.1118-1123

●血液培養を採取する際には,感度を上昇させ,コンタミネーションを減らす努力が必要である.

●感度を上げるためには,十分な採血量(1回当たり好気ボトルに10mL,嫌気ボトルに10mLの計20mL)を2セット以上採取する.

●コンタミネーションを減らすためには,アルコール綿の後にポビドンヨードまたはクロルヘキシジンで消毒し,滅菌手袋を着用し静脈穿刺で採血を行う.

血液培養ボトル陽性時の検査手順

川上 小夜子

pp.1125-1135

●血液培養ボトル陽性時の検査は,微生物検査業務のなかで最優先されるべき検査項目の1つである.

●エンピリックに開始された抗菌薬が有効であるかどうかを早期に評価するためには,Gram染色結果をわかりやすく担当医に伝えることが重要である.

●陽性となった血液培養ボトルから直接法で同定と薬剤感受性試験を実施することは,病原性の解析と初期治療抗菌薬の早期評価手段として有用である.

●MALDI-TOF MS法は血液培養陽性時の迅速診断検査法として期待できる.

血液培養の精度管理

佐藤 智明

pp.1136-1140

●臨床検査において正確なデータを報告するために精度管理は必須であるが,最近では検体採取から報告までの検査一連の流れについて,精度を維持する精度保証の考え方が定着しつつある.

●微生物検査は,生化学検査や血液検査と比較し,内部精度管理が遅れているのが現状であり,血液培養検査の精度管理についても規定された方法はない.

●ガイドラインや厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)などの集計データを指標とすることで,自施設の血液培養が適正であるかどうかの推定が可能である.

血液培養の迅速化・自動化への取り組み

柳沢 英二

pp.1141-1145

●敗血症の診断に,最も重要な検査は血液培養検査である.血液培養検査は,以前は用手法で実施していた検査であるが,現在は自動機器培養検査装置を用いて迅速に報告できるようになってきた.

●血液培養が陽性になってから分離培地で培養後,菌種同定および薬剤感受性検査を実施するのが現状であるが,まだ診療報酬点数は認められていないものの,近年遺伝子検査を用いて菌種同定および薬剤耐性遺伝子を直接測定できる方法が進んできている.

今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

フリーアクセス

伊瀬 恵子

pp.1147

 尿沈渣検査は,腎・泌尿器系疾患のスクリーニングや治療効果のモニタリング検査であり,非侵襲に採取することができるため,日常検査として多くの施設で実施されています.日本臨床衛生検査技師会では標準化と技術力向上を目的として「尿沈渣検査法」や「尿沈渣検査法2010」を発刊し,実技講習会や研修会,精度管理調査を行っています.しかし,臨床的な尿沈渣検査の意義について考えると限界があり,日進月歩の医療現場において臨床のニーズにあった検査を行うには“どうしたらよいのか”,“何が求められているのか”を再確認するために本特集を企画しました.現状での尿沈渣検査の付加価値を見いだすとするとエビデンスを明確にし,精度を高めることだと考えます.本誌では,尿検査領域で期待される腎機能低下を反映するポドサイトの検出や尿中バイオマーカーについても解説していただきました.今後の尿沈渣検査を論じるうえで参考になれば幸甚です.

腎臓疾患と尿沈渣検査—尿沈渣検査に期待すること

原 正則

pp.1148-1155

●尿沈渣検査については検査法の進歩はみられるが,臨床的有用性の進歩は少ない.

●尿中ポドサイト検査など,将来期待される検査法が出てきた.

●尿沈渣の臨床的有用性を高めるには,臨床サイドと検査サイドのお互いの理解が必要である.

泌尿器疾患と尿沈渣検査—尿沈渣検査に期待すること

家田 健史 , 堀江 重郎

pp.1156-1163

●泌尿器科腫瘍患者において,尿沈渣検査で認められる癌細胞は大きく核所見の変化,細胞質の変化の2つに分別される.N/C比の増大,核形不整,クロマチンの増量が認められ,円形・水滴状の形態を示す細胞が多くなる.

●尿路結石の成分はさまざまな塩類があり,pHによって溶解度が異なる.尿中結晶は成分によって特徴的な形態を示すことが多く,尿沈渣所見で結石成分の診断がつくことも少なくない.

●尿路感染症において,尿中に検出される白血球成分は多様であり,膀胱炎・腎盂腎炎などでは好中球,腎移植後の拒絶反応や慢性疾患ではリンパ球,間質性腎炎・尿路結石症・寄生虫症では好酸球,慢性尿路感染症・糸球体性疾患・抗癌剤治療中などでは単球の増多を認める.

血尿診断ガイドライン2013に沿った尿沈渣検査

菊池 春人

pp.1164-1169

●臨床的根拠のもとに尿沈渣赤血球5個/HPF以上を血尿の定義としている.

●糸球体性血尿,非糸球体性血尿の鑑別として尿中赤血球形態が重視されている.

●成人の血尿では,尿路上皮癌のスクリーニングが必要であり,尿沈渣では異型細胞を意識して鏡検すべきである.

●尿中有形成分分析装置で示される赤血球形態は,日本臨床検査標準協議会(JCCLS)GP1-P4の尿中赤血球形態判定基準とは考え方が異なるものであることを理解する必要があり,その限界について注意しておきたい.

尿沈渣検査の効率と精度管理—効率的なシステム化と精度管理

伊瀬 恵子 , 澤部 祐司 , 野村 文夫

pp.1171-1176

●省力化を目的として尿定性検査と尿沈渣検査の自動分析装置によるシステム化を行う施設が増加している.

●尿検査システム構築には,効率的な尿沈渣鏡検ロジックの作成が重要である.

●尿沈渣鏡検法のコントロール尿による成分算定は,技師間差是正や新人教育に有用である.

尿沈渣検査の将来—現在の限界とその克服への試み

安部 秀斉 , 土井 俊夫

pp.1177-1181

●従来の尿沈渣が有効性を発揮しにくい腎臓病患者が急増している.

●多種多様な原因が変化しながら慢性に経過する腎疾患では,その診断マーカーの選択が容易ではない.

●不可逆的な腎障害の早期発見のために,病態に直結した原因分子の同定法が望まれる.

今月の表紙

CRP C-reactive protein

pp.1116

 2014年表紙のテーマは“生命の森”.生命活動を支える重要な物質である蛋白質のうち,実際の臨床検査でも馴染みの深い12種類の蛋白質を厳選.その3D立体構造をProtein Data Bankのデータから再構築.大いなる生命のダイナミズムを感じさせるようにそれぞれの蛋白質を配置し,並べたときには蛋白質による“生命の森”を表現します.

Advanced Practice

問題編/解答・解説編

pp.1124,1146

「Advanced Practice」では,臨床検査を6分野に分け,各分野のスペシャリストの先生方から,実践的な問題を出題いただきます.

知識の整理や認定技師試験対策にお役立てください.

INFORMATION

第38回(平成26年度)東京電機大学ME講座—先端技術がひらく医療と福祉の未来 フリーアクセス

pp.1163

開講期間:2014年9月30日(火)〜12月9日(火)

     毎週火曜日,全10回

     ※ただし,10月21日(火)は除く

時 間:1時限目18:30〜19:45 2時限目19:55〜21:10

場 所:東京千住キャンパス1号館2階10204室

    (1204セミナー室)

研究

TB-Beadsを用いた抗酸菌集菌法の検討

小林 昌弘 , 青木 貞男 , 小池 勝人 , 守屋 任 , 加藤 稔 , 梅津 泰洋 , 齋藤 武文

pp.1182-1189

 TB-Beadsを用いた抗酸菌集菌法(TB-Beads法)の集菌力についてSAP-NALC-NaOH法(遠心集菌法)との比較を行った.結果は遠心集菌法が33%(塗抹),54%(液体培養),45%(固形培養)であり,TB-Beads法は31%(塗抹),45%(液体培養),39%(固形培養)であった.TB-Beads法の培養陽性率が若干低い結果となり,要因として検出感度の問題や過剰な雑菌処理の影響が考えられた.しかしながら,塗抹陽性検体および結核菌群の培養陽性率は遠心集菌法と同程度であった.

樋野興夫の偉大なるお節介・10

そもそも,がん哲学外来・cafeとは?—内村鑑三・新渡戸稲造・南原繁・矢内原忠雄,そして吉田富三

樋野 興夫

pp.1190-1191

若き日の人生の邂逅

 私の生涯に強い印象を与えた1つの言葉がある.「ボーイズ・ビー・アンビシャス」(boys be ambitious)である.札幌農学校を率いたウィリアム・クラークが,その地を去るに臨んで,馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉である.もちろん,当時の私は,クラークのことも札幌農学校のことも知らず,クラーク精神が新渡戸稲造(1862〜1933),内村鑑三(1861〜1930)という,後に私の尊敬する2人を生んだことも知らぬまま,ただ,小学校の卒業式で,来賓がいった言葉の響きに胸が染み入り,ぽっと希望がともるような思いであったものである.

あとがき フリーアクセス

三浦 純子

pp.1194

 10月になると9月に比べ台風が日本に上陸する頻度はぐっと低くなるものの,それでも過去60年間を振り返ると5年に1度は上陸しています.熱帯の海上で発生した“熱帯低気圧”のうち北西太平洋または南シナ海に存在し,なおかつ低気圧域内の最大風速が10分間平均でおよそ秒速17メートル(34ノット,風力8)以上のものを“台風”と呼ぶそうです.

 ところで,10月13日は国民の祝日「体育の日」です.この祝日は,国民がスポーツに親しみ健康な心身を培うことを趣旨に昭和41年に制定されました.制定当初は,昭和39年に開催されたオリンピック東京大会の開会式が行われた10月10日でしたが,2000年からは“ハッピーマンデー制度”の適用により,10月の第2月曜日になりました.この近辺は天候に恵まれることが多く,保育園から職場まで多くのスポーツイベントが予定されていると聞きます.昨年9月7日に2020年のオリンピック開催地が東京に決定したこともあり,今年はよりいっそうスポーツイベントが増すのではないでしょうか.私の職場は東京都港区に位置しますが,以前は職場の一部だった土地が東京都市計画道路環状第2号線の計画に従って道路となりました.今年の3月29日には港区新橋四丁目から港区虎ノ門二丁目までの約1.4kmの短くても道のりの長かった区間が開通し車道幅40m,歩道と自転車道の合計幅が片側13mと広くなりました.また,5月31日には2020年東京オリンピックのメイン会場となる国立競技場は新たに観客8万人収容可能な新国立競技場に改修されるため,最後のイベントが開催され多くのスポーツファンが集まりました.国立競技場は散歩のときに時々足をのばした場所です.これからは,どのように新国立競技場ができあがって行くかを見守って行きたいと思います.2020年の東京オリンピック開催日は残念ながら10月ではなく7月24日に決まっています.ちなみに気になる7月のわが国の台風上陸率は10月の2倍で5年に2回の割合です.2020年が5年に3回の台風の上陸しない年になることを切望しています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
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64巻7号(2020年7月発行)

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64巻6号(2020年6月発行)

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増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

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63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

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63巻4号(2019年4月発行)

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63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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62巻4号(2018年4月発行)

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62巻3号(2018年3月発行)

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60巻13号(2016年12月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

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60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

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今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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