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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査58巻12号

2014年11月発行

雑誌目次

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW

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山田 俊幸

pp.1455

 内分泌の病気としては最も頻度の高い甲状腺疾患をとり挙げました.甲状腺関連の検査(ホルモン,自己抗体)は,特殊検査のイメージが強かったのですが,近年自動化が進み身近なものになりました.また,代謝病ということもあり,酵素や脂質などの日常的検査から疑うことが可能であり,疑う必要がある疾患です.遺伝性の病態においては分子生物学的にアプローチされています.悪性疾患では穿刺細胞診が威力を発揮し,分子生物学的な手法も有用です.まず以上の手法につき,最新の知識を確認ください.次に,甲状腺緊急症と呼ばれる病態を認識いただき,緊急対応にお役立てください.最後に,進行形の話題であります放射線の影響を解説いただきました.

甲状腺ホルモンと甲状腺自己抗体検査の最近の動向

村上 正巳

pp.1456-1462

●甲状腺機能を評価する遊離トリヨードサイロニン(FT3),遊離サイロキシン(FT4),甲状腺刺激ホルモン(TSH)は外来迅速検体検査加算の対象である.

●第2世代と第3世代のTRAbは未治療Basedow病のほとんどの例で陽性となる.

●第3世代のTRAbと抗サイログロブリン抗体(TgAb),抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb)は,全自動測定による診察前検査が可能となった.

甲状腺疾患を疑う血液生化学検査異常

鈴木 悟

pp.1463-1467

●甲状腺ホルモンが血液生化学検査に変化をもたらす機序を調節経路別にまとめた.

●実際に甲状腺ホルモンにより変化する生化学検査を列挙した.

●血液生化学検査値の甲状腺ホルモンによる変化を,実際の症例により提示した.

甲状腺疾患への分子生物学的アプローチ

高野 徹

pp.1468-1473

●甲状腺ホルモン不応症(RTH)の確定診断にTRβ遺伝子の解析が重要である.

●髄様癌の患者は遺伝性であるかどうかを判定するためにRET遺伝子の解析が必要である.

●濾胞癌の術前診断法として,TFF3の発現を指標とした穿刺吸引核酸診断法(ABND)が開発途上である.

甲状腺穿刺吸引細胞診の最近の動向

星川 里美 , 佐野 孝昭 , 栗原 康哲 , 吉田 朋美 , 福田 利夫 , 小山 徹也

pp.1474-1479

●甲状腺疾患の質的診断として超音波ガイド下穿刺吸引細胞診が多く用いられている.

●一般的に乳頭癌の正診率は高いが,濾胞性腫瘍は判定が困難な場合がある.

●数種類の報告様式が提唱されており,特に鑑別困難例と濾胞性腫瘍の取り扱いに関して,それぞれに特徴がある.

甲状腺緊急症への対応

赤水 尚史

pp.1480-1483

●甲状腺中毒性クリーゼと粘液水腫性昏睡が甲状腺緊急症の代表例である.

●甲状腺中毒性クリーゼと粘液水腫性昏睡の診断基準が日本甲状腺学会において作成されている.

●多臓器不全が特徴的である.

●しばしば救急外来を受診し,非専門医が初期対応する場合が少なからずある.

●致死的疾患であるので,早期の診断と治療開始が重要である.

放射線の甲状腺への影響とその実際

志村 浩己

pp.1484-1489

●0.1〜0.2Gy以上の放射線外部被曝あるいは内部被曝により,線量依存性の甲状腺癌発症リスクの上昇が証明されている.

●放射線による甲状腺癌発症リスクは年齢と性別に依存し,より低年齢の小児において,また男性と比較して女性においてリスクが高い.

●福島県における放射線被曝は,過去の事例において甲状腺癌の発症リスクが証明されている線量より低レベルであることから,甲状腺癌発症のリスクは非常に低いと考えられている.

今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

フリーアクセス

山内 一由

pp.1491

 自動化した分析機器,キット化した試薬,あるいは備え付けのソフトウエアをただマニュアル通りに漫然と使っているだけでは,日常検査のなかで遭遇するトラブルに十分対応し,改善につなげることができません.また,こうした状況では検査の現場がイニシアチブをとって検査を絶えずアップグレードしていくこと,あるいは千載一遇ともいえるまれな症例をみつけ出し,科学的な説明を加えていくことなど不可能です.臨床化学検査は最も自動化と標準化が進んだ領域ですが,検査に携わる者が受け身になり,“使いこなそう”という意識が希薄になると,たちまちブラックボックス化が進んでしまう危うい領域でもあります.本特集では,臨床化学検査を事例として,いかにブラックボックス化に立ち向かい,脱却していくかについて手ほどきをしていただきました.臨床化学のみならず他の検査領域でも,お役立ていただけるものと確信しています.

サンプリングの盲点

清宮 正徳 , 澤部 祐司 , 野村 文夫

pp.1492-1496

●正確な検査結果の報告には,検体の適切な取り扱いが不可欠である.

●検体のサンプリングから分析・報告に至る共通手順を作成し,スタッフ全員で順守する.

●異常事例発生の際には,なぜそのような事例が生じたか,どうすれば今後予防可能かをできる限り解析する.

●希少な症例や事例に遭遇した際は,多くの人々と情報を共有できるよう,可能な限り学会や論文で報告する.

標準物質,管理試料を使いこなそう

松本 祐之 , 松山 浩之

pp.1497-1504

●標準物質は定量学的トレーサビリティ連鎖において,それぞれ使用目的にあったものを使用し,常にトレーサビリティ連鎖が確保されていることを確認する必要がある.

●管理物質は保存温度,溶解方法,溶解後の取り扱いなどにより検査結果に誤差を生じるため,製品に添付された取扱説明書の注意事項を遵守しなければならない.

●測定法導入時には試薬・機器の特性を検証し,最良の分析条件を設定すべきである.

●キャリブレーション実施時には自動分析装置に備わっているキャリブレーショントレースやキャリブレーションカーブなどを確認する.

試薬の選定,導入における検討時の注意点

大川 龍之介 , 大久保 滋夫 , 戸塚 実 , 矢冨 裕

pp.1505-1510

●試薬の選定・導入前には確認すべきことがたくさんある.

●試薬添付文書をうのみにしてはならない.

●妥当性確認試験は装置の異常の発見にもつながる.

反応曲線を読みこなす

山本 慶和

pp.1511-1520

●日常検査では異常値が生じたときに反応曲線を確認している.さまざまな異常値症例の報告で,異常値の要因分けに反応曲線は利用されている.これは,反応曲線は個々の検体の測定過程そのものの状況を反映することがあるという考え方をベースとしている.

●ほとんどの検体は問題なく測定されており,その反応曲線は検査項目固有のパターンを示す.そのパターンから乖離すれば何らかの問題が生じたことを疑う.

●反応曲線をより理解するには,総論的な反応原理を理解することではなく,各試薬ボトルの成分にはそれぞれ役割があり,各反応ステップによってその役割の反応が進行していることを理解する必要がある.

異常を見逃さないための内部精度管理

松原 朱實

pp.1523-1528

●狭義の内部精度管理(IQC)には管理試料と患者試料を用いる方法がある.

●個別データ管理は検査過誤など検査前後段階の精度管理(QC)も可能である.

●分析前後過程では日内変動,個体内・個体間変動などの生理的変動も考慮する必要がある.

●広義のIQCは新規項目導入から検査結果の解釈までの体系化された総合的な精度保証(QA)である.

患者情報(カルテ)を活用しよう

川崎 健治

pp.1530-1535

●ブラックボックスからの脱却には,患者情報を常に参照していくことが必要である.

●検体検査を担当している臨床検査技師は,患者情報から臨床を学び,患者の病態や診療と臨床検査値の関係を整理する必要がある.

●自分たちで検討して自施設のデータをもつことによってさまざまなアドバイスや解釈を提示することができる.

●容器単位ではなく,患者単位で検体検査を行うことができる業務の整備が必要である.

データを磨くメンテナンス

金原 清子

pp.1538-1546

●自動分析装置の安定稼働には,日常の点検作業,定期的なメンテナンス,および作業記録が重要である.

●日常検査に潜む問題点をいち早く発見して,原因を特定し,日常の現場からその原因を取り除くことが,検査に携わる者にとって,重要な業務である.

●トラブル事例,異常データの原因,対処方法などの記録のデータ化は,次に同じような異常データが出現したとき,迅速な対応をするのに役立つ.

今月の表紙

NSE neuron specific enolase

pp.1454

 2014年表紙のテーマは“生命の森”.生命活動を支える重要な物質である蛋白質のうち,実際の臨床検査でも馴染みの深い12種類の蛋白質を厳選.その3D立体構造をProtein Data Bankのデータから再構築.大いなる生命のダイナミズムを感じさせるようにそれぞれの蛋白質を配置し,並べたときには蛋白質による“生命の森”を表現します.

INFORMATION

第25回フォーラム・イン・ドージン 温故知新のミトコンドリア学—Revisiting Mitochondriology フリーアクセス

pp.1473

日 時:

 2014年11月14日(金) 10:00開会(9:30開場)

場 所:

 熊本ホテルキャッスル(熊本市中央区城東町4-2)

平成26年度在宅人工呼吸器に関する講習会 フリーアクセス

pp.1510

 受講希望者が多いため,本年度は東京で2回開催いたします.

日 程:

 (A)2014年11月11日(火)

申込締め切り日 2014年10月24日(金)

 (B)2015年3月20日(金)

申込締め切り日 2015年3月6日(金)

※先着順に受付をし,定員に達した場合は,締め切り日以前でも申し込み受付を終了します.

会 場:東京 大田区産業プラザPiO

    東京都大田区南蒲田1-20-20

Advanced Practice

問題編/解答・解説編

pp.1522,1536-1537

「Advanced Practice」では,臨床検査を6分野に分け,各分野のスペシャリストの先生方から,実践的な問題を出題いただきます.

知識の整理や認定技師試験対策にお役立てください.

短報

消化器用薬服用により簡易尿中覚せい剤分析キットで偽陽性を起こした症例と検証実験

寺本 量子 , 今村 ちさ , 牧野 由紀子 , 平井 愼二

pp.1547-1549

 救急医療の現場では,意識障害や幻覚妄想,精神運動興奮,急性中毒や離脱症状が疑われるような患者を中心に,診断や治療方針決定のために,尿中薬物分析キットを用いてスクリーニング検査が実施されている.

 今回消化器用薬を服用している患者で尿中薬物分析キット〔Fastect®-Ⅱ メタンフェタミン(MET)検出用カセット(VERITAS社)〕が偽陽性を示す症例を経験した.

 臨床現場にて尿中薬物分析キットの結果を判断する際は,併用薬に対する注意が必要と思われる.

樋野興夫の偉大なるお節介・11

純度の高い専門性と,温かい心をもつ医療者

樋野 興夫

pp.1550-1551

 「近くで探すがん治療病院」(週刊朝日臨時増刊)の案内をいただいた(2014年8月8日発売).「がんで困ったときの相談先」として「日本対がん協会の電話・面接相談」,「がん診療連携拠点病院の相談支援センター」と並んで『「がん哲学外来」とは?』も紹介されていた(198〜199頁).驚きであるとともに,さりげなく「現代の医療の隙間」における「がん哲学外来」の存在性を感じた.

 「〈がん哲学外来〉お茶の水メディカル・カフェ in OCC」が開催された.台風の接近にもかかわらず,「ほっと憩える交わり求めて」,会場は,満席のカフェ参加者と個人面談6組があった.順天堂大学,東京医科歯科大学の大学院生,看護師の参加もあり,「お茶の水メディカルタウン」の中心に存在する共同体的なオアシス的雰囲気を痛感した.早速,『本日は豊かな学びのひとときをありがとうございました.いつもOCCでは新たな発見や気付きをいただき,自分が病気であることを忘れてしまいます.本当に「良き師,良き友,良き読書」との出会いに感謝です』と,「涙なくして語れない」温かいコメントが寄せられた.

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.1554

 ここ数年は,9月に入っても暑さが続き,夏休みの期間が終了しても夏が継続して,短い秋を経由し急速に冬に至るという気候でした.しかし今年は8月末から気温が下がり,9月に入ると秋らしい気候となっています.私が前回担当した編集後記で,「今年は寒さの続いた春として記憶に残りそうな印象を受けます」と記しましたが,夏の暑さが長引くことはなかったようです.

 今月号は第1特集として「甲状腺疾患診断NOW」を取り上げました.甲状腺疾患は,内分泌疾患としては主要な疾患ですが,それでも多くの読者にとって,なじみの疾患とはいえないのではないでしょうか.少なくとも私自身はそのように感じております.しかし本特集によれば,「甲状腺疾患は,軽度の異常は自覚されないことが多く,また,診察上も明らかな所見を呈することは少ない.しかしながら,一般診療において,甲状腺疾患は決して珍しいものではなく,見落とさない努力が必要である」とのことです.甲状腺ホルモンは数多くの検査に影響を与えるので,見落とさないためには,甲状腺疾患における検査値の変動を理解しておく必要があります.そう考えると,臨床検査に携わる人間は,甲状腺疾患についてもっと知る必要があると感じられます.さらに臨床検査において,甲状腺疾患の検査は,近年確実な進歩が認められる分野の1つであり,知識をupdateしておくことも大切です.ホルモン関連の検査というと,私などはやや特殊な検査というイメージがありますが,現在では外来対応が可能な迅速検査の1つになっているとのことで,認識を新たに致しました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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