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文献詳細

雑誌文献

臨床検査58巻2号

2014年02月発行

文献概要

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望

糖・糖関連項目

著者: 谷渉1

所属機関: 1検査医学標準物質機構

ページ範囲:P.174 - P.178

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●血清グルコースの勧告法は,前処理操作を厳密に行えば精確さの優れた測定法である.血清(血漿)を得るまで,全血の解糖を完全に阻止するための採血管の使用手順を示した指針が新たに設定された.

●HbA1cの日常診療がJDS値からNGSP値に移行されたことに伴い,これまでのHbA1c関連の勧告法などは,JDS値の維持とNGSP値の標準化に活用される.

●血清アルブミン中の糖化リジンを同位体希釈質量分析法(ID/MS法)で測定するグリコアルブミン測定の勧告法と糖化アルブミンを測定する日常法とは,測定原理は異なるが測定値の互換性がある.

参考文献

1)日本糖尿病学会(編):科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013,南江堂,2013
2)梅本雅夫:HbA1c測定におけるIFCC値,NGSP値,JDS値の関係.臨床化学 41:186-187,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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