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今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める
アレルゲン特異的IgE検査の臨床的信頼性
著者: 秋山一男1
所属機関: 1国立病院機構相模原病院 臨床研究センター
ページ範囲:P.246 - P.251
文献購入ページに移動●血中アレルゲン特異的IgE抗体の存在は,感作の指標ではあるが,疾患の原因アレルゲンの候補を示すにすぎない.
●現時点での原因アレルゲン確定のゴールドスタンダードは,負荷・誘発試験である.
●粗アレルゲンは,多種のコンポーネントから成り立ち,抽出方法などにより,その含有コンポーネントが異なる場合がある.
●現時点での原因アレルゲン確定のゴールドスタンダードは,負荷・誘発試験である.
●粗アレルゲンは,多種のコンポーネントから成り立ち,抽出方法などにより,その含有コンポーネントが異なる場合がある.
参考文献
1)Komata T, Söderström L, Borres MP, et al:The predictive relationship of food-specific serum IgE concentrations to challenge outcomes for egg and milk varies by patient age. J Allergy Clin Immunol 119:1272-1274,2007
2)Komata T, Söderström L, Borres MP, et al:Usefulness of wheat and soybean specific IgE antibody titers for the diagnosis of food allergy. Allergol Int 58:599-603,2009
3)Ebisawa M, Shibata R, Sato S, et al:Clinical utility of IgE antibodies to ω-5 gliadin in the diagnosis of wheat allergy: a pediatric multicenter challenge study. Int Arch Allergy Immunol 158:71-76,2012
4)「食物アレルギーの診療の手引き2011」検討委員会:厚生労働科学研究班による食物アレルギーの診療の手引き2011(研究代表者:海老澤元宏),厚生労働科学研究班,2011
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