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次代に残したい用手法検査・8
尿総蛋白検査
著者: 芝紀代子1 金森きよ子2
所属機関: 1文京学院大学大学院保健医療科学研究科 2文京学院大学 保健医療技術学部臨床検査学科
ページ範囲:P.271 - P.275
文献購入ページに移動尿総蛋白定性検査法といえば,pH指示薬の蛋白誤差を利用した試験紙法,とすぐ答えが返ってくるほど専用自動機器による試験紙法が今日圧倒的に多く用いられている.臨床検査のバイブルといわれる臨床検査法提要1)の尿蛋白の項をみてみると,最初に出てくるのはスルホサリチル酸法(sulfosalicylic acid test)による比濁法,次いで煮沸法である.わが国で長きにわたってなじみがあるのはスルホサリチル酸法であることから,本稿ではスルホサリチル酸法を取り上げた.
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