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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査58巻3号

2014年03月発行

雑誌目次

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血

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佐藤 尚武

pp.289

 溶血性貧血は,血液学的検査にとどまらず,生化学検査や免疫学検査などにおいても多彩な検査値異常を呈する疾患です.そのため診断に際しては,臨床検査が重要な役割を果たしています.一方で,溶血性貧血の原因はさまざまであり,診断に際しては原因の絞り込みが,治療方針を決定するうえでも必要不可欠です.そこで本特集では,溶血性貧血の検査診断について,その現状と課題をレビューしていただきました.

 近年,溶血性貧血に含まれる各疾患は,その病態解明が進み,診断のための検査にも進歩がみられます.本特集が,溶血性貧血のより適切な診断に貢献することを願っています.また診断困難な例がまだ存在することも事実ですが,新たな検査法の開発により,このような例がなくなるまでの道のりにおいて,本特集がその一里塚となることができれば,望外の喜びです.

溶血性貧血の検査診断

中熊 秀喜

pp.290-295

●溶血が発生しても造血で代償されると貧血は現れず,症状も乏しい.それでも一般検査のなかに溶血所見を拾える.

●症状は,基礎疾患,溶血,貧血,代償性造血などに由来する.

●溶血の原因は通常,先天性疾患では赤血球に,後天性疾患では赤血球外にある.例外的に発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)は後天性ながら溶血は赤血球膜異常による.

先天性溶血性貧血―遺伝性球状赤血球症を中心に

和田 秀穂 , 末盛 晋一郎

pp.297-302

●先天性溶血性貧血には,赤血球膜異常症,赤血球酵素異常症,ヘモグロビン異常症があり,診断時には必要に応じて家系調査が施行される.

●赤血球膜異常症の代表が遺伝性球状赤血球症(HS)であるが,わが国では常染色体優性遺伝(AD型)が明らかに証明できるのは約30%である.

●先天性溶血性貧血,特に赤血球膜異常症の診断においては赤血球形態の観察が重要である.

●HSの新しい診断法として,フローサイトメトリーを用いた赤血球EMA結合能解析がある.

発作性夜間ヘモグロビン尿症

大里 真幸子 , 西村 純一 , 金倉 譲

pp.303-309

●発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)診断には,溶血所見とGPIアンカー型膜蛋白(GPI-AP)の欠損血球(PNHタイプ血球)を検出することが重要である.

●溶血所見として,血清乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)上昇,網赤血球増加,間接ビリルビン値上昇,血清ハプトグロビン値低下が参考になる.通常,1%以上のPNHタイプ血球があれば溶血所見を呈する.

●骨髄不全症候群〔再生不良性貧血(AA),骨髄異形成症候群(MDS)〕における微少PNHタイプ血球(0.003%)の検出は,予後と治療選択において有用である可能性がある.

●PNHの症状は多彩で,時に診断に苦慮することがあるが,さまざまな症状からPNHを疑ってフローサイトメトリー(FCM)を用いた検査を行うことが診断において重要である.

細血管障害性溶血性貧血

加藤 誠司

pp.310-318

●血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)と溶血性尿毒症症候群(HUS)の臨床症状による鑑別は困難であり,両者の“病理学的診断名”である血栓性微小血管障害症(TMA)が“疾患名”として使用される場合が多い.

●HUSは,O157に代表される志賀毒素産生大腸菌由来尿毒症症候群(STEC-HUS)と補体活性化の制御不能による非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)に大きく分けられる.

●TTPはADAMTS13活性著減による定型的TTPに特徴付けられるが,ADAMTS13とvon Willebrand因子(VWF)のバランスも考慮すべきである.

●ADAMTS13の検査は,“活性”と“インヒビター力価”の測定が中心であり,両方とも活性測定キットでの測定が可能である.

Coombs陰性自己免疫性溶血性貧血

亀崎 豊実

pp.319-325

●自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の1割程度はCoombs試験陰性である.

●赤血球結合IgG定量がCoombs陰性AIHA診断に有用である.

●Coombs陰性AIHAのステロイド反応性は通常のAIHAと同等である.

非免疫性溶血性貧血を対象とした診断システムの構築

菅野 仁

pp.327-335

●直接抗グロブリン試験(DAT),赤血球表面マーカー検査(CD55/CD59),赤血球表面IgG分子数測定検査による免疫性溶血性貧血を否定する.

●家族歴の聴取,赤血球像の観察を実施する.

●溶血性貧血の診断基準に基づき,貧血と黄疸を伴うが溶血を主因としないほかの疾患として,特に骨髄異形成症候群(MDS)と先天性赤血球異形成貧血(CDA)については骨髄像を検討する.

●赤血球EMA結合能検査は,赤血球膜異常症の診断に必須の項目である.

●今後は網羅的で迅速な遺伝子検査の導入が不可欠となる.

今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

フリーアクセス

三浦 純子

pp.337

 普通に息をし,ぐっすり眠れることの幸せや大切さを知らない人はいないと思いますが,障害のためそれがかなわない人が意外に多くいるのです.睡眠呼吸障害とは睡眠中に異常な呼吸を示す病態の総称です.今回は,その睡眠呼吸障害について知っておくべきことを特集しました.前知識が全くない人も理解しやすく,十分知識のある人も読み応えがあるよう平易にかつ濃い内容になっています.具体的には,睡眠呼吸障害の歴史と現状,その病態,睡眠呼吸障害が原因と思われる社会的事故・事例の紹介や解説をしてあります.診断するための簡易検査や精査目的で実施する睡眠ポリグラフ検査の注意点,診断がついた後の各種治療法,睡眠呼吸障害や併存疾患のバイオマーカーの情報も提供してあります.皆さん,ぜひ読破してください.

睡眠障害が原因と思われる事故・事例

高橋 正也

pp.338-341

●事故の背景にある睡眠の問題を重視する.

●事故につながる生理学的要因(体内時計,起きている時間の長さ)の理解が前提である.

●“睡眠障害”は複数の意味をもつため,区別して使う.

睡眠呼吸障害―歴史と現状

野沢 胤美

pp.342-349

●Pickwick症候群は肥満-低換気症候群の代表疾患である.

●肥満-低換気症候群の特徴は高度肥満(BMI>30kg/m2),日中覚醒時の高CO2血症である.

●肥満-低換気症候群に高頻度に睡眠時無呼吸・低換気症候群が合併している.

●「睡眠障害国際分類 第2版」では,肥満-低換気症候群は神経・筋疾患/胸郭異常による睡眠関連低換気/低酸素血症の項目に含まれる.

●無呼吸の診断には鼻・口に熱センサー(サーミスタなど)の装着,低呼吸の診断には圧センサーの装着が推奨されている.

睡眠呼吸障害の病態

葛西 隆敏

pp.350-357

●睡眠呼吸障害(SDB)は閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)と中枢性睡眠時無呼吸(CSA)に大別される.

●OSAは上気道の閉塞および狭小化に起因する.

●CSAは呼吸コントロールシステムの不安定さに起因する.

●OSAは心血管疾患の発症および進展,CSAは心血管疾患の進展につながる.

簡易睡眠検査と睡眠ポリグラフ検査

野田 明子

pp.359-366

●簡易睡眠呼吸障害検査として,パルスオキシメータ単独のもの,鼻フローセンサ,胸腹部呼吸センサ,体位計測が組み合わさった機種などが広く使用されている.

●睡眠ポリグラフ検査(PSG)は,睡眠時無呼吸症候群(SAS),ナルコレプシー,特発性過眠症,周期性四肢運動(PLM)障害,睡眠関連てんかん,レム睡眠行動障害(RBD),睡眠時遊行症などの疾患の診断に重要な情報を提供する.

●PSG実施下の持続気道陽圧(CPAP)療法の適正圧設定(CPAP titration)は,CPAP療法の受け入れや継続困難の原因と対応,病態生理の把握,CPAP療法の適応や酸素投与の考慮などができるため,睡眠呼吸障害の治療選択や長期予後の改善に有用と考えられる.

睡眠呼吸障害と併存疾患のバイオマーカー

藤本 圭作

pp.368-371

●閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)では心臓・脳血管障害,高血圧症,耐糖能障害,脂質代謝異常といった併存症を高率に引き起こし,生命予後に重大な影響を与える.

●OSASによる睡眠障害ストレス,間欠的低酸素は,高感度C反応性蛋白(CRP)および炎症性サイトカインの産生増加,酸化ストレスの増強,血管内皮障害,凝固能亢進,交感神経活動の亢進,インスリン抵抗性をきたし,心臓・脳血管障害,糖尿病,脂質代謝異常の危険因子となる.

●睡眠呼吸障害を診断するバイマーカーはいまだみつかっていないが,併存症の発症にかかわるさまざまなバイオマーカーの測定は,併存症発症のリスクや持続的陽圧呼吸療法(CPAP)の治療効果の判定に有用と考えられる.

睡眠呼吸障害の治療

西坂 麻里 , 安藤 眞一

pp.373-382

●睡眠呼吸障害(SDB)の多様な病態や,循環器疾患や生活習慣病との関連が知られるようになってきた.

●SDBのパターン,特性を踏まえたテーラーメイド治療が必要である.

●適切な治療とその継続には背景疾患の把握が必須である.

●解剖学的特性,人種差を踏まえた,わが国独自の治療ガイドラインが必要である.

今月の表紙

LDH lactate dehydrogenase

pp.288

 2014年表紙のテーマは“生命の森”.生命活動を支える重要な物質である蛋白質のうち,実際の臨床検査でも馴染みの深い12種類の蛋白質を厳選.その3D立体構造をProtein Data Bankのデータから再構築.大いなる生命のダイナミズムを感じさせるようにそれぞれの蛋白質を配置し,並べたときには蛋白質による“生命の森”を表現します.

INFORMATION

第14回自動呼吸機能検査研究会関東部会 フリーアクセス

pp.367

 自動呼吸機能検査研究会は,自動化された機器の特性を理解し,臨床が求めている結果を出すためにはどのようなことを伝えていったらよいのかを考えて活動しております.そのなかで関東部会を14年前に立ち上げました.

 昨年13回では基本であるスパイロフローボリューム検査を臨床の求める結果を出せる技師になるための座学と実習に時間をかけて行いました.多くの方が自信を持って職場に帰られたことと思います.

 今回は,基礎であるスパイロフローが主体のAクラスと,基礎を理解している方を対象としたガス分析(DLcoSB・FRC・CV)のBクラスのクラス分けで行います.

第20回第1種ME技術実力検定試験および講習会 フリーアクセス

pp.367

 一般社団法人日本生体医工学会では,ME機器・システムおよび関連機器の保守・安全管理を中心に総合的に管理する専門知識・技術を有し,かつ他の医療従事者に対し,ME機器・システムおよび関連機器に関する教育・指導ができる資質を検定することを趣旨とした第1種ME技術実力検定試験ならびに講習会を下記の要領で開催します.

【講習会】

東京会場:2014年4月6日(日)9:00~18:00,定員200名,会場調整中

新適塾特別版「山村雄一記念ライフホール開設講演会」 フリーアクセス

pp.390

日 時:2014年4月23日(水)13:10~18:00

場 所:千里ライフサイエンスセンタービル5階

    山村雄一記念ライフホール

Advanced Practice

問題編/解答・解説編

pp.383,395

「Advanced Practice」では,臨床検査を6分野に分け,各分野のスペシャリストの先生方から,実践的な問題を出題いただきます.

知識の整理や認定技師試験対策にお役立てください.

異常値をひもとく・15

自動血球計数装置において異常細胞集団が出現した卵形マラリア

石濱 裕美子

pp.385-390

はじめに

 マラリアはハマダラカの刺咬によりPlasmodium属のマラリア原虫が体内に侵入して起こる疾患である.ヒトが感染するマラリアは三日熱(P. vivax),四日熱(P. malariae),卵形(P. ovale),熱帯熱(P. falciparum)の4種類が知られているが,近年第5のマラリアとしてサルマラリアの1種であるP. knowlesiによる感染事例が,東南アジアの広い地域で報告されている.マラリアは世界人口の最大40%が感染の危機にさらされている疾患であり,2012年では2億700万人が罹患し,死亡者は62.7万人と推計されている(WHOホームページ:http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs094/en/index.html).日本におけるマラリア報告数は,2010年からは年間70例台で推移している(国立感染症研究所ホームページ:http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr.html).

 当院は感染症外来をもち,年間約60件のマラリア検査依頼がある.毎年マラリアと診断される患者が発生し,2005~2012年の8年間で27名を数える.本症例は血算の測定を契機に卵形マラリアの診断につながった1例である.

次代に残したい用手法検査・9

糞便検査・潜血検査(化学法)

保科 ひづる , 渡邉 永治

pp.391-394

はじめに

 便潜血検査は,消化管からの出血を知るうえで重要な役割を担っている.便潜血検査には,ヒトヘモグロビン(hemoglobin;Hb)に対する特異的抗原抗体反応やヒトトランスフェリン抗原抗体反応を利用する免疫法,血液中の赤血球ヘモグロビンの作用を利用する化学法などがある.わが国では,2010年3月に化学法の市販キットが製造中止されてから,上部消化管出血の検査は,内視鏡検査に移行していると思われる.また,大腸がん検診のスクリーニング検査や下部消化管からの出血に対して,日本では特異度の高い免疫法が主体で行われている.諸外国の検診状況は,アジアでは免疫法に移行しつつも1日法が使用され,米国では主にまだ安価である化学法が行われている.測定については,それぞれ検査法の意義や特徴をつかみ使用することが大切である.

 本稿は,感度や試薬の問題から参考になるか不明であるが化学法について記載する.

樋野興夫の偉大なるお節介・3

純度の高い専門性と文化的包容力~『がん哲学』出版10周年~

樋野 興夫

pp.396-397

 2014年の幕開けである.昨年は,「われ21世紀の新渡戸とならん」(2003年)の出版10周年であり,また,新渡戸稲造(1862~1933)没80周年でもあり,事務次長を務めた国際連盟があったスイスのジュネーブ,カナダのバンクーバーにあるBritish Columbia大学の「新渡戸稲造庭園」,終焉の地であるビクトリア市のRoyal Jubilee病院を訪問する機会が与えられた.2013年12月14日は,「お茶の水がん学アカデミア100回記念シンポジウム~病理・腫瘍学 教授就任10周年記念~」が東京ガーデンパレスで開催され,アナウンサーの総合司会でスタートした.1部は,座長:金澤一郎先生(国際医療福祉大学大学院長・東京大学名誉教授),基調講演1:「がん研究とがん対策」北川知行先生(がん研究会がん研究所名誉所長),基調講演2:「発がんと自然退縮,そして原発不明」中川原章先生(千葉がんセンター病院長),特別発言:「がん細胞に想う」杉村隆先生(国立がん研究センター名誉総長・日本学士院長)と,極めて「純度の高い専門性と文化的包容力」を備えたシンポジウムであった.2部の意見交換会(懇親会)は,菅野晴夫先生(がん研究会顧問)と小川秀興先生(順天堂大学理事長・公益法人医学教育振興財団理事長)の「先見性と俯瞰性」のあるごあいさつ,木南英紀先生(順天堂大学学長)の乾杯のご発声で,和やかに始まった.その後,島田義也先生(放射線医学総合研究所発達期被ばく影響研究プログラムリーダー),岡田保典先生(慶應義塾大学医学部病理学教室教授)のエピソードを交えた素晴らしいお話があり,合間には,多数のvideo letter紹介,祝電,医学部生による演奏があり,さらに,wifeと一緒に花束の贈呈があり感激した.最後に,筆者は感謝と閉会の辞を述べた.

 閉会の辞では,この10年間,自らの励みとした,菅野晴夫先生から頂いた「3カ条」を中心に語った.

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.400

 私の勤務している大学は,地域医療を担う医師を育成することを命題としています.全体のなかで比重は小さいのですが,臨床検査の教育においても,地域の診療所で1人勤務となることを想定して,基本的な検査を行えるよう検査手技の実習に力点をおいています.長い間,教室の初代教授で本誌の編集顧問でもある河合忠先生が始められた実習内容を踏襲してきましたが,残念ながら,現実性がないということで取りやめたものもあります.用手法による末梢血算もその1つで,計算盤による算定を長くやっていたのですが,現在は卓上の小型血球計数機を導入してボタン1つで測定させる味気ないものになっています.したがって,手技のポイントとしては,採取直後と測定直前に採血管の攪拌を十分行うことくらいでしょうか.ただし,自動機種の方法論はそのピットフォールという点ですこぶる重要であるため,レクチャーはしっかり行っています.その際,教育的観点では,スタンダードな方法の知識も重要です.例えば,自動計数機でMCVから算出されたヘマトクリットにどのような問題があるのかを理解するには,真のヘマトクリットというものが実際にキャピラリーに採取した血液を遠心して得られるものであることを知っている必要があります.今後,検査技師でこの用手法を知らない,または軽視する世代が増えてくることが予想され,大変憂慮されます.連載してきました「次代に残したい用手法検査」は,このような背景から企画されたものです.地味な企画ですが,臨床検査の基礎中の基礎を再確認いただけたら幸いです.

 血液検査について脱線しますが,国家試験ではいまだに「赤血球300万/μL」などと,およそ科学的といえない表記がまかり通っていて,複雑な思いです.また,RBC,Hb,Htから赤血球恒数を計算させる問題もまだ多くみられます.教育的重要性は理解できますが,現在の検査ではHtをキャピラリー遠心で求めることはほとんどなく,また報告時にMCVを隠すことはあり得ないわけですから,特に臨床検査技師の試験においては,自動計数機のデータであることを前提とし,自動計数機の特徴を問いかけるほうが時代に合っていると思います.みなさんはいかが思われるでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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