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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査58巻5号

2014年05月発行

雑誌目次

今月の特集1 最新の輸血検査

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曽根 伸治

pp.535

 輸血検査は血清学的な抗原抗体反応を用いた用手法で実施されていました.近年,血液型や不規則抗体検査にカラム凝集法などが導入され自動化が進み,誤りなく多数検体が処理できるようになりました.HLA型などの多型は,血清学的な抗原抗体反応では判定に限界がありましたが,遺伝子学的には正確な判定が可能でした.しかし,従来のPCR-SSPやPCR-RFLP法の遺伝子タイピングは,一度に多くの変異部位の検出ができないことや電気泳動などの作業が煩雑で利用されませんでした.Luminex®法はPCR法で増幅した遺伝子産物とビーズに結合したプローブをハイブリダイゼーションさせて,1回の検査で複数のプローブとの反応を同時に検出できます.したがって,多型の判定を処理速度や検出感度,結果の信頼性を向上して可能にできました.本特集では,はじめに総論としてLuminex®法の概要を解説していただき,次に各論としてLuminex®法の輸血検査での応用を紹介していただきました.

Luminex®法の概要

中島 文明

pp.536-540

●Luminex®法は,最大500項目識別可能なLuminex®ビーズ上でバイオマーカーを多項目同時測定するシステムであり,革新的な処理能力を実現できる.

●Luminex®法は蛍光ビーズ法とも呼ばれ,遺伝子や免疫反応,生化学反応などの解析に広く応用できる技術で,独自の測定系も容易に構築できる.

●Luminex®法は,Luminex®ビーズの追加および削除が可能なため,いったん構築した測定系の改良に柔軟な対応がとれる.

ABO血液型における遺伝子型検査

福森 泰雄

pp.542-548

●ABO血液型遺伝子は,N-アセチルグルコサミン(A型抗原)やガラクトース(B型抗原)をH型抗原に転移する糖転移酵素をコードし,O型遺伝子はA,Bいずれの抗原も転移不能な遺伝子である.

●基本的なA型遺伝子,B型遺伝子の違いは7カ所の塩基の違い(アミノ酸で4カ所の違い,R176G,G235S,L266M,G268A)である.また,基本的なO型遺伝子はA型遺伝子の261番目の塩基Gの欠失により起こる.

●ABO血液型の変異型(亜型)の多くは,AあるいはB型遺伝子上の一塩基多型(SNP)や欠失,挿入,組み換えによる構造遺伝子上の変異が,糖転移酵素活性に影響を与えることで起こる.

●ABO血液型遺伝子上の変異は,PCRを基本としたさまざまな遺伝子タイピング法により検出可能である.特に本特集のテーマであるLuminex®法は多くの遺伝子多型を有する遺伝子を一度に一反応系でタイピングできる有効な方法である.

RhD血液型の遺伝子型検査

谷 慶彦 , 髙橋 順子 , 田中 光信

pp.549-556

●D variantにpartial D,weak DおよびDELの3種類がある.

●日本人においてpartial Dの人に抗D産生例が報告されている.

●日本人のD variantのRHD遺伝子型は欧米とは異なる.

HLAの遺伝子型検査

田中 秀則

pp.558-565

●血小板輸血で血小板数が増えない状態(血小板輸血不応)でHLA検査を行うことは,その因果関係および予防に有用である.

●Luminex®法によるHLAの遺伝子検査は,再現性の高い結果が得られると同時に大量の検体を処理することが可能となった.

●HLAの遺伝子検査によって対立遺伝子(アリル)を決定することができるが,血小板輸血などではHLA型での適合性判定が必要である.

移植におけるHLA抗体検査

山本 賢

pp.567-573

●臓器移植レシピエントは移植待機期間中に輸血に伴う同種抗原感作の機会も多いことから,ヒト白血球抗原(HLA)抗体を産生する可能性が高く,移植による(超)急性拒絶反応のハイリスク患者となる.

●HLA抗体検査にはさまざまな検査法があるが,結果判定するうえで,それぞれの検査法の検出感度や検出できる免疫グロブリンの相違など,検査法別の特徴を理解しておくべきである.

●Flow PRA法はHLA抗体を高感度で検出でき,迅速に結果が得られるため,拒絶反応の早期診断,治療効果の判定などに有用であり,臓器の長期生着,レシピエントのQOLの向上のために重要な検査である.

Luminex®システムを用いた血小板抗原・抗体検査

藤原 孝記

pp.574-583

●血小板には,血小板膜糖蛋白に局在するヒト血小板特異抗原(HPA),ABO血液型抗原,ヒト白血球抗原(HLA)クラスⅠなどの血液型(同種抗原)が存在する.

●妊娠や頻回血小板輸血により,血小板同種抗原に対する抗体(血小板同種抗体)が産生されると,血小板の破壊に伴う支障をきたすことがある.

●血小板抗原検査は抗血清と被検血小板を用いた血清学的方法で行われていたが,現在は抗原性(表現型)を決定するかわりにDNAを用いて遺伝子型を決定する方法が用いられている.

●Luminex®システムは,2色の蛍光色素によって100種類に着色されたビーズをフローサイトメトリーの原理に基づき高速かつ高感度に識別し,最大100項目の1反応系を同時に測定するシステムである.

今月の特集2 改めて,精度管理を考える

フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.585

 現代医療においては,臨床検査が重要な構成要素となっており,また臨床検査に関する技術はめざましく進歩しています.このような状況下にあって,精度管理(精度保証)は,臨床検査および臨床検査医学を支える最重要な柱の1つといえます.したがって精度管理は,臨床検査に携わる人々が共有すべき知識・技能であり,避けて通ることのできないものです.

 精度管理には,X-R管理図に代表される古典的手法が今なお利用されている一方で,IT技術を利用した新しい手法も開発されています.また精度管理の考え方自体もリニューアルされています.精度管理については十分知っているという検査関係者も,本特集をお目通しいただければ,新たな発見がきっとあると思います.あらためて,精度管理について一緒に考えてみましょう.

臨床検査における精度管理の考え方

池田 勝義

pp.586-591

●精度管理は品質マネジメントの中心的位置付けである.

●精度管理は,明確なルールにのっとって,科学的根拠に基づいて進める.

●精度管理の結果として,是正を伴う品質向上が期待される.

精度管理に必要な統計学

細萱 茂実

pp.592-597

●精度(精密さ)は,併行精度,中間精度,再現精度に分けて評価する.

●真度(正確さ)は,かたよりの検査室成分,また測定方法のかたよりを評価する.

●測定の精確さ(真度および精度)を統計学的に適正に扱うことが検査結果の信頼性保証・向上につながる.

ネットワークを利用した精度管理システム

山口 忠幸 , 高柳 稔

pp.599-606

●日常の内部精度管理データを活用したリアルタイム外部精度管理の機能とその有用性について解説する.

●近年,外部精度管理の提供者に対する国際規格が制定され,諸外国ではその認定取得が始まっており,国内でも今後対応が望まれる.

●ネットワークの普及によりリアルタイムに装置の状態をメーカー側でも把握できるようになり,迅速検査が求められる検査室での保守サポートの充実が進んでいる.

生理学的検査の精度管理―超音波検査の精度管理・精度保証

浅井 さとみ , 福士 広通 , 高梨 昇 , 宮地 勇人

pp.607-613

●超音波検査の精度管理は,測定(検査)前・測定(検査)時・測定(検査)後の各プロセス,さらに資格取得やサーベイを含めた精度保証,品質マネジメントの観点から考える.

●測定(検査)前プロセスには,患者の前処置を行うことや患者情報を確認し,検査目的や前回検査所見に基づいて検査実施時のポイントを整理することなどがある.

●測定(検査)時プロセスでは,検査手順プロトコルの標準化と遵守に基づき,精確な所見を描出し記録する.

●測定(検査)後プロセスでは,画像記録に基づく精確な所見記載,コメント作成,患者個別情報に基づく報告内容の精度を確保する.

外部精度管理の意義―日本医師会の調査を例に

高木 康

pp.615-620

●外部精度管理は,臨床検査値の施設間互換性の確保と正確性の確保のために必要である.

●日本医師会(日医)精度管理調査は,わが国最大級の精度管理調査であり,施設の質の評価に利用されている.

●評価・評点方式を採用し,共通変動係数(CV)とコンセンサスCVを適切に組み合わせて評価・評点を行う.

●3,000以上の施設が参加する大規模調査であるので試料の調整が難しく,項目によっては,試料調整が安易な中規模調査と日医調査を組み合わせた評価が必要である.

●検査室は精度管理調査の意義を十分理解して,“不正行為”のないようにすべきである.

新鮮血を用いた血液学検査の外部精度管理

近藤 弘 , 杉山 昌晃 , 白上 篤 , 川合 陽子

pp.621-626

●わが国では加工血のほか,新鮮血を用いた自動血球計数項目の外部精度管理(EQA)調査も広く行われている.

●加工血ではマトリックス効果により,自動血球計数値に血球容積項目の測定原理間差を認めるが,新鮮血ではその影響はない.

●新鮮血配布試料の作製にはCPD液入り輸血用採血バッグで採血し,EDTA-2Kを添加する例が多い.

●白血球数の経日的安定性にはボランティア間差を認めることがある.

今月の表紙

ChE butyrylcholinesterase

pp.534

 2014年表紙のテーマは“生命の森”.生命活動を支える重要な物質である蛋白質のうち,実際の臨床検査でも馴染みの深い12種類の蛋白質を厳選.その3D立体構造をProtein Data Bankのデータから再構築.大いなる生命のダイナミズムを感じさせるようにそれぞれの蛋白質を配置し,並べたときには蛋白質による“生命の森”を表現します.

INFORMATION

第20回第1種ME技術実力検定試験 フリーアクセス

pp.606

 一般社団法人日本生体医工学会では,ME機器・システム(以下,ME機器という)および関連設備の保守・安全管理を中心に総合的に管理する専門的知識・技術を有し,かつ他の医療従事者に対し,ME機器および関連設備に関する教育・指導ができる資質を検定することを趣旨とした第1種ME技術実力検定試験を下記の要領で実施致します.

【検定試験実施要領】

期  日:2014年6月15日(日)9:00~17:00

Advanced Practice

問題編/解答・解説編

pp.627,645

「Advanced Practice」では,臨床検査を6分野に分け,各分野のスペシャリストの先生方から,実践的な問題を出題いただきます.

知識の整理や認定技師試験対策にお役立てください.

異常値をひもとく・17

高密度リポ蛋白質コレステロールが異常低値を示し,扁桃腺が腫大した女子症例

櫻林 郁之介

pp.628-637

はじめに

 リポ蛋白のなかで高密度リポ蛋白質コレステロール(high-density lipoprotein cholesterol;HDL-C)は,低密度リポ蛋白質コレステロール(low-density lipoprotein cholesterol;LDL-C)と比較すると注目度が低い.LDL-Cは一般的に悪玉コレステロールとも呼ばれているが,その理由は値が上昇した状態が続くと動脈硬化を起こすことが知られているためであり,また臨床での注目度が高い.一方,HDL-Cは高値を示す例では長寿症候群とも呼ばれ,善玉コレステロールと呼ばれる根拠になったように高値は問題がなく,むしろ低値が問題になるために一般の人々の注目度が低い.

 しかし,HDL粒子はコレステロールの逆転送経路と呼ばれるコレステロールを細胞から引き抜き,体の外に出してやる経路において重要な役割をもっているので1),もう少し関心をもつべきであろう.特にHDL-C低値を持続的に示す症例においては,時に重大な意味をもつ場合があるので日常の臨床検査に注意を払わねばならない.図1にHDL-C低値がみられた場合の対処法を示してある.

学会へ行こう!

第63回日本医学検査学会

渡邊 博昭

pp.638-639

見どころピックアップ

・学会長特別企画「超音波検査中級からエキスパートへStep up~“越(こえる)”break through~ 心臓・腹部」

・英語一般演題 2年後の神戸開催の国際学会を見据え,28題がエントリー

・学会特別フォーラム「検査診断への展望~その2~」

次代に残したい用手法検査・11

Gram染色

永田 邦昭

pp.640-644

はじめに

 Gram染色は1884年にデンマークの内科医Christian Gramによって考案された.その後1921年のHuker変法をはじめ,いくつかの改良が加えられて現在に至っているが,その原理が明らかとなったのは比較的近年(1983年)である.Gram染色によって細菌は2つのグループに大別され,紫や青に染まるものをグラム陽性,赤く染まるものをグラム陰性と呼び,細菌の分類上欠くことのできない染色法である.

研究

糖尿病予防教室参加による動脈硬化指標の変化

田嶋 明彦 , 北畠 義典 , 八十島 崇 , 萱場 一則

pp.646-650

 糖尿病予備群を対象とした糖尿病予防教室(3カ月間)を行い,動脈硬化関連指標の改善を評価する.対象は15名(男性5名,女性10名,年齢66.5±5.9歳).糖尿病予防教室前後に体重,体組成,血液検査,心臓足首血管指数,下肢筋力,内臓脂肪面積を測定した.

 結果として,HDLコレステロール(HDL-C)が開始前57.4±10.7mg/dL,終了後61.1±12.1mg/dLと有意な増加を認めた.以上より,HDL-Cの増加は食事指導,運動の効果であることが推測された.

酵素サイクリング法を測定原理とするカルニチン測定試薬KDK-1201の臨床的評価

伊丹 儀友 , 青山 真也 , 工藤 靖夫 , 大谷 早苗 , 服部 英司 , 松隈 京子 , 入江 伸 , 能勢 和聡 , 平井 哲也 , 五來 隆 , 菅 亮彦

pp.651-658

 液体クロマトグラフィ-タンデム質量分析法(LC-MS/MS法)を比較対照に,カルニチン測定試薬KDK-1201の性能評価を行った.透析患者187例,バルプロ酸ナトリウム製剤(VPA)投与患者44例および健康成人50例の合計281例におけるLC-MS/MS法とKDK-1201との相関は,総カルニチンでr=0.984,遊離カルニチンでr=0.990と良好な相関が示された.

樋野興夫の偉大なるお節介・5

人材育成の原点~対話学のすすめ~

樋野 興夫

pp.660-661

 同日,全国国立病院院長協議会関東信越支部総会・勉強会で,「がん哲学外来~医療の隙間を埋める~」(東京文化会館),放射線安全管理研修会で,特別講演『今,時代は「先楽後憂」から「先憂後楽」へ』(文京区シビックホール)の機会が与えられた.聴衆の職業・分野が異なると,同じスライドを使用しても,反応が違うことの,良き学びの時となった.まさに,「風貌を見て,心まで診る=病理学」の真髄を肌で感じた.「風貌を見て,心まで診る=病理学」とは,風貌をみて,心の状態を察することである.悲しいのか,悩んでいるのか,怒っているのか,不満なのかを察し,尊厳に触れ,言葉の処方箋を施すのである.病理学は,顕微鏡で,細胞の形態をみて診断する.風貌をみて,癌か,再生が正常かの本質を診断する.筆者は,「5歳の子どもから80歳の老人にも,同じ内容を語るように」と,若き日から教わった.その根拠は,ここにあろう.

 週末は,「中皮腫パネル」(順天堂大学)で,診断困難な難治性中皮腫の多数の症例に接した.「高い純度のある,がん病理の専門性」の深い学びであった.引き続いて,文部科学省「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」採択事業の2日間の研修会(順天堂大学)に出席し,「閉会の辞」で,「対話学のすすめ」を語った.早速,「締めのお言葉が胸に響きました,誠に有り難う御座いました」と身に余るお褒めのメールを頂いた.「人材育成の原点」の気付きでもあった.

書評 がん臨床試験テキストブック―考え方から実践まで フリーアクセス

森下 典子

pp.557

現場感覚に溢れた

癌臨床試験スタッフ必携の書

 臨床試験や治験の実施において,今やなくてはならない存在となった臨床研究コーディネーター(clinical research coordinator:CRC).

 わが国では1998年から本格的にCRCの養成が始まりました.評者もモデル研修に参加して,それまで全く縁のなかった「治験・臨床研究の基礎知識」から「CRCとは何ぞや」のところまで,未知なる世界のことを数多く学びました.しかし当時は,CRCが研修に参加する機会が十分にあるとはいえず,CRCの役割や業務の確立に皆が試行錯誤していた時代でもありました.

あとがき フリーアクセス

岩田 敏

pp.664

 春分の日を過ぎても朝晩は冷え込む毎日が続いておりましたが,いよいよ3月も終わりに近づくと,さすがに暖かい日和となり,日中はコートが要らない陽気となりました.空の色はぼんやりとした春色で,東京タワーやスカイツリーも,少しかすんで見えています.朝の散歩でも少し汗ばむようになって参りました.正直なもので,これまで硬く蕾を閉じていた桜の花も,この時を待っていたかのように,一気に開花しそうな気配です.

 この季節,日本のあちこちで卒園式,卒業式が行われ,続いて入園式,入学式,入社式が控えています.臨床検査の現場でも,ご定年で退職される方がいらっしゃる一方で,新しく就職される方,部署が変わって異動される方もいらっしゃり,気持ちも新たに,年度の変わり目を迎えていらっしゃることと存じます.雑誌「臨床検査」も,編集委員一同,新しい年度に向けて,またさまざまな企画を考えて参りたいと考えているところです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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