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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査58巻6号

2014年06月発行

雑誌目次

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか

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手島 伸一

pp.669

 近年,婦人科細胞診分野を中心に液状化検体細胞診(liquid based cytology:LBC)の普及が図られていますが,欧米に比してわが国での利用率は極めて低いのが現状です.LBCは不良検体が少なくなるうえに,再標本作製が可能で免疫染色や遺伝子学的検索ができる点などが大きな利点ですが,従来法に比して費用がかさむことが最大の問題点でした.そのようななか,2014年4月の診療報酬の改正で婦人科材料などの液状化検体細胞診加算として,18点を所定点数に加算することが認められました.LBCに要する費用に対して十分ではありませんが,LBC導入を検討している施設にとっては大きな追い風といえます.

 本特集では,LBCを先進的に取り入れ,大きな成果を挙げている各施設での取り組みを紹介し,技術面での工夫,従来法での細胞像との比較,具体的なメリットを提示していただきました.LBC導入ご検討の際の参考にしていただければ幸甚に存じます.

LBCの利点と問題点

南口 早智子

pp.670-676

●液状化検体細胞診(LBC)の導入で,不適正検体の減少,TAT(turn around time)の短縮を確認した.

●保存検体を免疫染色や遺伝子検査などの補助的検査に応用できる.

●コストの問題は依然として継続している.

●従来法との違いを認識し,ある程度の習熟が必要である.

子宮頸部のLBC

古田 則行

pp.677-684

●子宮頸部からスプリットサンプル法により液状化検体法と従来法(直接塗抹)の細胞診標本を作製し,両者を比較検討した.

●とくに液状化検体法では,従来法で塗抹が厚く観察が困難な例においても,塗抹が薄く,みやすい標本があった.

乳腺穿刺吸引細胞診における従来法とLBC法の細胞の見方―利点ならびに問題点について

畠 榮 , 福屋 美奈子 , 鹿股 直樹 , 森谷 卓也

pp.685-692

●乳腺穿刺吸引細胞診における従来法とLiquid-based cytology法の細胞の見方について概説した.

●LBC法は診断に必要な大型細胞集塊や血管結合織,石灰化小体などの保持に優れている.

●LBC法では採取した器具を直接細胞保存液で洗浄し細胞を収集することで乾燥のない良好な標本が作製できる.

●LBC法は三次元的な組織構築を把握することができ,より正確な診断が可能と考えられる.

尿のLBC

金城 満 , 下釜 達朗 , 池本 理恵

pp.693-702

●液状化検体細胞診(LBC)は,①検体採取法,②標本作製法,③細胞評価の標準化に最も適した方法である.

●尿細胞診におけるLBC法は集細胞性に優れ,塗抹面積の縮小により検鏡時間の短縮ができた.

●尿細胞診におけるLBC法の問題点は高コストと核クロマチンの微細顆粒状化であった.

TRLBC法によるセンチネルリンパ節の術中迅速診断―乳腺センチネルリンパ節を中心に

平 紀代美 , 山城 勝重

pp.703-710

●液状化検体細胞診(LBC)は,極めて効率よく細胞を収集できる優れた方法であり,多くの非婦人科検体への応用も可能である.

●組織片をLBCの固定保存液の中で細胞を振るい落とし,それを使用してthin layer標本を作製するTRLBC法を開発した.

●確実な標本作製が可能で,特別な機器の整備を必要としないTRLBC法を,術中迅速診断として現実化した.

●TRLBC法は十分な感度を維持できることから,センチネルリンパ節(SLN)腫瘍細胞検出法として有用な方法であると考えられる.

今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

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三浦 純子

pp.711

 国際糖尿病連合が,2013年に発表した世界の糖尿病に関する最新調査結果では,世界の糖尿病人口は増え続けており,2013年にその有病者数は3億8,200万人に上った.糖尿病人口世界ランキングでは第1位が中国,第2位がインド,第3位が米国で日本は第10位だった.糖尿病が原因で死亡した人は,2013年は510万人に増加し,6秒に1人が糖尿病のために亡くなっている計算になる.

 本特集では糖尿病合併症と生理検査のかかわりについてとりあげた.糖尿病性網膜症・腎症・神経障害,糖尿病と関係する脳血管障害・冠動脈疾患,糖尿病性壊疽についてエキスパート諸氏に解説していただいた.網膜の検査に関しては無散瞳眼底写真にとって代わる可能性が高い超広角走査レーザー検眼鏡を紹介していただいた.本特集が糖尿病人口世界ワースト10脱出のための一翼となることを願う.

糖尿病網膜症

北野 滋彦

pp.712-715

●糖尿病はインスリン作用の不足による慢性高血糖を主徴とし,さまざまな特徴的な代謝異常を伴う疾患群である.

●糖尿病の慢性合併症には,大血管障害と細小血管障害があり,細小血管障害の1つに糖尿病網膜症がある.

●糖尿病の診断を受けた際には,すでに糖尿病網膜症が存在している可能性があり,必ず眼底検査を受ける必要性がある.

●糖尿病患者および眼科診療側の諸事情で眼底検査が困難なことも十分考えられる.眼科の受診が困難な場合は,網膜症のスクリーニング検査を行うことが望ましい.

糖尿病性腎症

小寺 亮 , 四方 賢一

pp.717-722

●糖尿病性腎症の成因は,高血糖に由来する代謝性因子と血行動態によるところが大きい.

●細胞外基質の増加を特徴とした基底膜の肥厚,メサンギウム基質の増加,尿細管基底膜肥厚,間質の拡大が認められる.

●画像検査において糖尿病性腎症では,腎肥大がみられ,他病変による慢性腎不全時の萎縮の程度と比べて軽度である.

糖尿病性神経障害

馬場 正之

pp.724-730

●神経障害の重症度を捉える最も客観的機能検査は,神経伝導検査(NCS)である.

●ただし,伝導速度系指標から障害度を判定することはできない.

●腓腹神経感覚神経活動電位低下は神経線維変性進行を示す中核的所見である.

●脛骨神経による拇趾外転筋M波振幅の低下は重症化多発性神経障害(DPN)の指標である.

糖尿病と関係する脳血管障害について―頸動脈超音波検査の臨床的意義

宮本 倫聡 , 小谷 和彦 , 谷口 信行

pp.731-739

●糖尿病は,脳梗塞の各病型(アテローム血栓性脳梗塞,ラクナ梗塞,心原性脳塞栓症)の罹患率を上昇させる,脳梗塞の独立したリスク因子である.

●頸動脈超音波検査は,頸動脈壁の肥厚や狭窄の定量的評価が可能であり,動脈硬化性疾患の発症リスクの評価や頸動脈狭窄の外科治療での適応の判断に利用される.

糖尿病と関係する冠動脈疾患について

李 政哲 , 山崎 力

pp.740-744

●糖尿病患者において,冠動脈疾患の罹患率は高い.

●無症状であることが多く,発見が難しい.

●冠動脈疾患は,重症であることが多い.

●冠動脈疾患治療後の予後は,非糖尿病患者と比べ悪い.

●無症候性糖尿病患者の冠疾患のスクリーニングは確立していない.

糖尿病性壊疽について

江口 智明

pp.745-751

●糖尿病性末梢神経障害による足変形,知覚障害により足潰瘍・壊疽を生じる.

●糖尿病を合併する末梢動脈性疾患(PAD)による足壊疽は難治性である.

●糖尿病による易感染性や末梢血行障害により感染を合併した足潰瘍・壊疽は重篤化,遷延化しやすい.

●治療では血糖値のコントロール,血行障害の改善,感染制御が重要である.

今月の表紙

Alb albumin

pp.668

 2014年表紙のテーマは“生命の森”.生命活動を支える重要な物質である蛋白質のうち,実際の臨床検査でも馴染みの深い12種類の蛋白質を厳選.その3D立体構造をProtein Data Bankのデータから再構築.大いなる生命のダイナミズムを感じさせるようにそれぞれの蛋白質を配置し,並べたときには蛋白質による“生命の森”を表現します.

Advanced Practice

問題編/解答・解説編

pp.752,766

「Advanced Practice」では,臨床検査を6分野に分け,各分野のスペシャリストの先生方から,実践的な問題を出題いただきます.

知識の整理や認定技師試験対策にお役立てください.

異常値をひもとく・18

原発性マクログロブリン血症のM蛋白によりヘモグロビンが偽高値となった症例

土屋 直道

pp.753-759

はじめに

 原発性マクログロブリン血症は,B細胞性の腫瘍細胞が単クローン性にIgMを産生することで,過粘稠度症候群を主体とした症状を呈する疾患である1).検査には異常反応やピットフォールが付きものであるが,原発性マクログロブリン血症においても,クエン酸ナトリウム採血で血液がゲル状化したり,免疫グロブリン値と蛋白分画において乖離を認めたりするなどの報告がある2,3)

 今回提示するのは血球計数検査において,ヘモグロビン(hemoglobin;Hb)測定試薬とM蛋白が異常反応を呈し,Hbが偽高値となった症例である.

 血球計数検査のデータ保証において平均赤血球Hb濃度(mean corpuscular hemoglobin concentration;MCHC)のチェックは重要で,MCHCが36%を超えるような場合は,検体や測定装置の異常を考えなくてはならない.当該症例はMCHCの異常高値を認めたことから,Hb偽高値またはヘマトクリット(hematocrit;Ht)偽低値を疑った4).検体の上清に溶血や乳びを認めず,Htも毛細管法と一致し,当初は原因を特定できなかった.

INFORMATION

千里ライフサイエンスセミナー〈上皮極性シグナル制御とその異常による病態〉 フリーアクセス

pp.759

日 時:2014年7月28日(月) 10:00~16:10

場 所:千里ライフサイエンスセンタービル 5Fライフホール

第41回臨床検査技師研修会 骨髄疾患について学ぶ―まだ骨髄像を読み始めて間もない方へ フリーアクセス

pp.767

研修期間:2014年6月19日(木)8:30

     ~6月20日(金)17:00

開催場所:自治医科大学地域医療情報研修センター

     (自治医科大学構内施設)

     〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-160

第1回栄養管理研修会―栄養サポートチーム(NST)のための栄養管理セミナー フリーアクセス

pp.767

研修期間:2014年6月27日(金)8:45

     ~6月28日(土)16:30

開催場所:自治医科大学地域医療情報研修センター

     (自治医科大学構内施設)

     〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-160

第6回ISMSJ(Integrated Sleep Medicine Society Japan)(日本臨床睡眠医学会)学術集会 フリーアクセス

pp.767

テーマ:「これからの睡眠」を社会と個人の視点から問う

日 時:2014年8月1日(金)~3日(日)

会 場:神戸ファッションマート

    (神戸市 六甲アイランド)

    (http://www.conet-cap.jp/ismsj6th/)

次代に残したい用手法検査・12

ABO血液型おもて・うら検査

曽根 伸治

pp.761-765

はじめに

 近年の輸血は,赤血球,血漿,血小板の必要な成分のみを補う成分輸血である.輸血を実施するためには,血液型検査,不規則抗体検査および交差適合試験が必要である.ABO血液型不適合の赤血球輸血は,患者死亡などの重大な過誤を起こすので,血液型検査は誤りが許されない.患者のABOおよびRho(D)血液型は,別の機会に採血した検体で2回以上検査を実施して確定する.さらに赤血球輸血は,血液型検査を実施した検体とは別に交差適合試験用に採血を行い,交差適合試験が適合した血液のみ輸血する手順を確立しておく必要がある.

 輸血検査は,生化学検査や血液検査に比べ自動化が遅れ,用手法で行われていた.近年,検査過誤防止の観点から輸血検査の自動化が,大学病院などの大規模病院で進んでいる.しかし,血液型検査の自動化法は,検査過誤防止に有用であるが,検査の所要時間が約20分と用手法に比べ長い現状がある.救命救急などの輸血では,数分で血液型検査の結果が得られるスライド法や試験管法の用手法での実施が必要となる.ABO血液型おもて・うらの用手法検査は,輸血検査の自動化が進んでも継承されていく必要がある.

私のくふう

【経費節減】自家製血球試料によるHbA1cの精度管理

高橋 かおる , 正木 智子 , 玉田 幸恵 , 曽我部 緑 , 内藤 睦 , 天野 弘三 , 小谷 和彦 , 坂根 直樹

pp.768-769

1.はじめに

 ヘモグロビンA1c(hemoglobin A1c;HbA1c)は健診や保健指導の血糖指標として1),また最近では糖尿病の診断基準において血糖値と同列に扱われるようになり2),検査項目としての重要性を増しつつある.2012年には国際標準化された3).しかし,精度管理試料は検査室外で調整され,比較的高額で提供されており,汎用性や経費などの点で,検査室からみると必ずしも使いやすいわけではない.筆者らは日常検体からプール血球を作製し,精度管理試料として使用する試みを行っており,本稿ではこの工夫について報告する.

樋野興夫の偉大なるお節介・6

日本の国際的地位を高むる途~「がん哲学カフェ in UK&緩和ケアの祖を訪ねる旅」~

樋野 興夫

pp.770-771

 週末,筆者は,久しぶりに,自宅の本棚の1つを整理整頓した.1~3段目は,「内村鑑三と新渡戸部稲造」,「南原繁と矢内原忠雄」の本であり,4段目は「山極勝三郎と吉田富三」の本である.「内村鑑三と新渡戸部稲造」&「南原繁と矢内原忠雄」の日付は,医学部の学生時代が多い.思えば,40年前の学生時代に,授業にも出ず,夜を徹して読書にふけったのが,走馬燈のように思い出される.「山極勝三郎と吉田富三」は,「がん病理学者」になってからである.古本屋で,安価に「南原繁著作集全10巻」を購入したのが,懐かしい.「吉田富三先生 人とその思想」(吉田富三先生生誕百年記念寄稿集)の編集幹事としての筆者の「編集後記」(2003年4月26日付け)を読み返した.「遠い過去を知らずして遠い未来は語れない」〈Churchill〉の言葉を,引用していたのである.

 日曜日の昼,某テレビ局の,自宅の本棚の取材があった.「内村鑑三,新渡戸稲造,南原繁,矢内原忠雄,吉田富三」の本が中心であった.筆者の19~60歳までの約40年間の読書遍歴でもある.取材後,定例の読書会に出掛けた.この読書会は,2007年12月9日から開始し,7年目に入った.継続の大切さである.「武士道」(新渡戸稲造著),「代表的日本人」(内村鑑三著)を中心に進め,毎回15~20名の参加者との,2時間の楽しいひとときである.先日は,「後世の最大遺物」(内村鑑三著)を読み,アフリカの探検家のLivingstone(1813~1873)とピューリタン革命指導者のCromwell(1599~1658)を学んだ.

書評 医療におけるヒューマンエラー なぜ間違える どう防ぐ 第2版 フリーアクセス

本田 孝行

pp.772

安全は存在しない.だから攻めのリスクマネジメントを

 ヒューマンエラーの発生メカニズムを熟知し,ヒューマンファクター工学理論を用いたリスクマネジメントを推奨するのが本書の主旨である.これだけでは何を言いたいのか理解しにくいが,要は,リスクを待ち受けて対処するのではなく,積極的にリスクを軽減する攻めのリスクマネジメントを行うのがよいと述べている.

 リスクマネジメントにおいて100%の安全確保が要求される限り,起こり得るすべてのリスクに対処しなければならない.そうなると,リスクに対し網羅的に対処する必要が生じ,人の注意に頼る対策が多くなる.結果として,現場の人間に常に緊張を強いる受け身のリスクマネジメントが行われ,かえってヒューマンエラーの生まれる環境ができてしまう.

あとがき フリーアクセス

山内 一由

pp.776

 暖かな陽気になりました.今年2月,記録的な豪雪が日本各地を大混乱に陥れましたが,そんな出来事がまるで夢であったかのように感じられるほどです.これほどまでに極端な気候の変化を経験したのは初めてのように思います.メリハリがあるからこそ,穏やかな季節の到来がよりいっそう,うれしく感じられます.季節のうつろいは前向きな気持ちにさせてくれます.一方,季節と同様に激変したSTAP細胞のニュースは,季節とは真逆のインパクトを与えました.抱かせた期待の大きさが絶大過ぎたがために,失望感をひときわ強くしました.斬新な発想がなければ,歴史に刻まれるような大発見はできませんが,型破りであっても許されるのはあくまでも発想であって,研究倫理の逸脱は決してあってはならないという,当たり前過ぎる教訓を強烈に示すことになりました.うかがい知れないさまざまな問題があったのかもしれませんが,わが国における医科学研究の信用を失墜させた責任は重大です.たとえSTAP細胞が存在したとしてもです.信頼を完全に回復するには,新たな多能性幹細胞を見いだすより多くの時間を費やさなければならないかもしれません.

 私たちが日々取り組んでいる臨床検査も,ひとたび信頼を損ねるようなことがあると,信頼回復は容易ではありません.時には,「検査しても無駄」あるいは「検査室は当てにならないから外注しよう」と三くだり半を押されてしまうほど,著しく信用を失うようなことすらあります.そうなると検査室はもちろんですが,それ以上に不利益をこうむるのは患者さんです.「外注しよう」ならまだしも,「無駄」と判断されてしまっては,どんなに有益な検査であっても患者さんに還元される機会を逸してしまう訳ですから.チーム医療を根本から崩すような事態を,医療人自らが招くようであってはいけません.重苦しい話になってしまいました.申し訳ございません.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
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今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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