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文献詳細

雑誌文献

臨床検査58巻7号

2014年07月発行

文献概要

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない

水,ナトリウム代謝の読み方

著者: 塚原知樹1

所属機関: 1豊見城中央病院 腎臓・リウマチ膠原病内科

ページ範囲:P.787 - P.792

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●血液の浸透圧,ナトリウム濃度は,腎臓と抗利尿ホルモン(ADH)により維持されている.

●高ナトリウム血症は主に,水不足のときと,ADHが出ない(または効かない)ときに起こり,前者は予防すべきである.

●低ナトリウム血症は主に,腎臓が水を排泄できないか,その他の内分泌疾患か,心因性多飲かで起こる.

●高ナトリウム血症も低ナトリウム血症も補正はゆっくりと,フォローは頻回に行う.

参考文献

1)Parikh C, Berl T:Disorders of Water Metabolism. In: Comprehensive Clinical Nephrology, 4th ed (Floege J, Johnson R, Feehally J), Saunders, St. Louis,pp100-117,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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