文献詳細
文献概要
今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
水,ナトリウム代謝の読み方
著者: 塚原知樹1
所属機関: 1豊見城中央病院 腎臓・リウマチ膠原病内科
ページ範囲:P.787 - P.792
文献購入ページに移動●血液の浸透圧,ナトリウム濃度は,腎臓と抗利尿ホルモン(ADH)により維持されている.
●高ナトリウム血症は主に,水不足のときと,ADHが出ない(または効かない)ときに起こり,前者は予防すべきである.
●低ナトリウム血症は主に,腎臓が水を排泄できないか,その他の内分泌疾患か,心因性多飲かで起こる.
●高ナトリウム血症も低ナトリウム血症も補正はゆっくりと,フォローは頻回に行う.
●高ナトリウム血症は主に,水不足のときと,ADHが出ない(または効かない)ときに起こり,前者は予防すべきである.
●低ナトリウム血症は主に,腎臓が水を排泄できないか,その他の内分泌疾患か,心因性多飲かで起こる.
●高ナトリウム血症も低ナトリウム血症も補正はゆっくりと,フォローは頻回に行う.
参考文献
1)Parikh C, Berl T:Disorders of Water Metabolism. In: Comprehensive Clinical Nephrology, 4th ed (Floege J, Johnson R, Feehally J), Saunders, St. Louis,pp100-117,2010
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