icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻10号

2015年10月発行

文献概要

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患

蠕虫による感染症(幼虫移行症を含む)の検査・診断

著者: 中村(内山)ふくみ12

所属機関: 1奈良県立医科大学病原体・感染防御医学講座 2奈良県立医科大学感染症センター

ページ範囲:P.956 - P.962

文献購入ページに移動
Point

●蠕虫症には,国内外で感染するリスクがある.

●好酸球増多は蠕虫症を疑う手掛かりである.

●感染臓器から鑑別すべき蠕虫症を絞り込み,適切な検査法を選択する.

参考文献

1)中村(内山)ふくみ:寄生虫疾患を考えるとき.レジデントノート 16(増刊):184-194,2014
2)中村(内山)ふくみ,吉川正英:回虫症.日臨 24(別冊):681-683,2013
3)福島慎二,丸井英二,濱田篤郎:途上国に長期滞在する日本人の蟯虫感染率.感染症誌 84:19-23,2010
4)赤尾信明:トキソカラ症.日臨 24(別冊):688-692,2013
5)吉川正英,中村(内山)ふくみ:旋尾線虫症.日臨 24(別冊):684-687,2013
6)Nakamura-Uchiyama F, Yamasaki E, Nawa Y:One confirmed and six suspected cases of cutaneous larva migrans caused by overseas infection with dog hookworm larvae. J Dermatol 29:104-111,2002
7)Nakamura-Uchiyama F, Nawa Y:Paragonimiasis. In: Tropical Lung Disease, 2nd ed (Om Sharma, ed). Taylor & Francis, New York,pp295-326,2006
8)中村(内山)ふくみ:条虫症.内科 113:1313-1315,2014
9)吉川正英,中村(内山)ふくみ:寄生虫症 症候から診断へ.Med Pract 29(臨時増刊号):375-381,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?