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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査59巻12号

2015年11月発行

雑誌目次

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ

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山田 俊幸

pp.1357

 長い間,人類に災いをもたらしてきたウイルス感染による肝炎ですが,治療と予防の進歩によって,少なくとも先進国においては大幅に減少する方向に向かっています.本特集でも,特にC型肝炎におけるupdateな治療が詳細に解説されていますので,そのことを感じ取ってください.また,ウイルス再活性化など,今後,直面する問題も取り上げられています.臨床検査としては,感度・特異性の高いウイルス核酸検査,免疫グロブリンクラス別の抗体検査,肝硬変や肝癌への進展を監視する検査などが重要です.持続感染状態においてはALTなどの絶対値が評価されるため,日常検査の品質を維持することも欠かせません.

A型肝炎の現状

石井 孝司

pp.1358-1364

Point

●A型肝炎はA型肝炎ウイルス(HAV)の経口感染によって広がる.時に,汚染された食品や飲料水を介した集団発生がみられる.

●近年の交通事情の発達などによって,衛生環境が良好な地域においても,HAVが流入することで集団感染が発生する危険がある.

●わが国では感染機会の減少によって抗HAV抗体の保有率は激減した一方,現在では人口の大部分がHAVに対する感受性者であることから,HAVの流入によるA型肝炎流行の危険性は増大しつつある.

●実際に,2010年,2014年にはわが国でもA型肝炎の広域流行が発生している.

B型肝炎の現状

松居 剛志 , 田中 靖人

pp.1366-1371

Point

●B型慢性肝炎の初回治療にはペグインターフェロンと核酸アナログ(エンテカビル,テノホビル)が,B型肝硬変の治療には核酸アナログが推奨される.

●B型急性肝炎では慢性化率が高いgenotype Aが増加しており,また,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染との重複感染することが多いため,HIV検査が必須である.

●免疫抑制剤・化学療法中のB型肝炎ウイルス(HBV)再活性化による肝炎を予防するため,ガイドラインに沿った検査・治療を行うことが望ましい.

C型肝炎の現状

鈴木 文孝

pp.1372-1378

Point

●C型肝炎の測定は,第Ⅲ世代のC型肝炎ウイルス(HCV)抗体測定とHCV RNA(TaqMan® PCR法,アキュジーン®m-HCV)で行われている.

●C型肝炎による治療の進歩によって,約90%の患者でウイルスの排除(SVR)を達成している.薬剤耐性ウイルスの存在の有無を調べることが重要である.

●DAAs製剤の進歩によって,短期間で効果の高い治療法が今後も登場する予定である.

E型肝炎の現状

長嶋 茂雄 , 岡本 宏明

pp.1380-1386

Point

●E型肝炎ウイルス(HEV)はブタやイノシシなどの動物にも感染する人獣共通感染症ウイルスである.家畜ブタや野生動物(イノシシ,シカ)の肉や内臓が食物媒介性E型肝炎の主な感染源となる.

●E型肝炎の診断には,酵素免疫測定法(ELISA)を用いたIgMクラスやIgAクラスのHEV抗体の検出とRT-PCR法によるHEV RNAの検出が有用である.2011年10月にIgAクラスHEV抗体検出キットが保険適用され,臨床現場での診断が可能になっている.

●E型肝炎はHEVによる急性肝炎であるが,臓器移植患者や免疫不全患者では慢性感染を引き起こすことがある.

肝障害をきたす肝炎ウイルス以外の感染症

田中 篤

pp.1388-1392

Point

●肝障害はアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)・アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)およびアルカリホスファターゼ(ALP)・γグルタミルトランスペプチダーゼ(γGTP)のいずれの異常が主体であるかによって,大きく肝実質障害と胆汁うっ滞に分けられる.

●AST・ALTの上昇を惹起する感染症はウイルス性肝炎が主であり,それ以外にはEBウイルス(EBV),サイトメガロウイルス(CMV)が多い.

●ALP・γGTP上昇をみた場合には感染症閉塞性黄疸に伴う急性胆管炎が多い.

今月の特集2 腹部超音波を極める

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三浦 純子

pp.1393

 現在,超音波検査は臨床の場でなくてはならない必須の検査項目となっており,法的には医師,臨床検査技師,診療放射線技師,看護師が患者に対して施行することが許されています.本特集は「腹部超音波を極める」と題しました.これは,腹部超音波の検査技術を極めようと努力するという意味です.そのために,肝臓,胆道系,膵臓,腎臓・尿路系,小骨盤腔,消化管の超音波検査について,各分野のエキスパートにスキルアップの手ほどきをお願いしました.高名な物理学者のニールス・ボーアは「エキスパートとは,ごく限られた分野で,ありとあらゆる間違いを全て経験した人物である」という名言を残しました.執筆者の先生方がどれほどの間違いを経験されたかは別にして,経験豊かな先生方ならではの解説やアドバイスを満載した内容になっています.本特集は,入門後の検査技術のステップアップに大変役立つと思います.一読後に苦手領域を精読してみてはいかがでしょうか.

肝臓の超音波検査を極める

小山 里香子 , 田村 哲男 , 小泉 優子 , 今村 綱男 , 竹内 和男

pp.1394-1401

Point

●腹部超音波(US)検査での肝臓の死角を理解し,それに対する走査の工夫に習熟しておくことが重要である.

●肝細胞癌を見落とすことがないように,上手にスクリーニングできるテクニックを身に付ける.

●代表的肝疾患の臨床的事項を頭に入れ,的確にUS診断ができるようにする.

胆道系の超音波検査を極める

藤本 武利

pp.1402-1414

Point

●良好な画像を得るために,圧迫と体位変換のほか呼吸変動を駆使して消化管ガスを排除し,全体像の把握に努める.

●胆囊・胆管には粘膜筋板・粘膜下層がなく,それぞれの固有筋層・線維筋層が薄いということが壁層構造を理解するうえで重要である.

●壁層構造を理解すれば,体外超音波検査(US)で胆囊癌の深達度診断がかなりの程度で可能である.そのポイントは,“病巣深部低エコー”と“外側高エコー層の肥厚”である.

●体外USによる胆囊床の血管観察は不測の大量術中出血の予防に役立つので,腹腔鏡下胆囊摘出術を安全に行うために有用である.

膵臓の超音波検査を極める—膵超音波スクリーニング検査のポイントと描出のコツ─特に膵尾部の描出法

水口 義昭 , 水瀬 学 , 中村 慶春 , 内田 英二

pp.1416-1420

Point

●心窩部縦走査で周囲臓器との位置関係,特に肝臓と膵臓の間に胃があるかどうかを把握する.

●肥満者や腸管ガスの多い被検者では,プローブで消化管をうまく圧排して膵臓を描出させる.

●どうしても描出が不良な場合には,体位変換(坐位・側臥位)や飲水を試みる.

腎臓・尿路系の超音波検査を極める

皆川 倫範 , 石塚 修

pp.1422-1428

Point

●腎臓を描出するには解剖の理解が助けになる.

●水腎症は程度と原因の評価が重要である.

●残尿量は,排尿機能をみる客観的パラメーターである.

●3mm以下の腎結石,5mm以下の膀胱腫瘍を超音波検査で診断することは難しい.

●早期前立腺癌の評価を経腹超音波単独で行うことは不可能である.

小骨盤腔臓器の超音波検査を極める

鶴岡 尚志

pp.1430-1438

Point

●骨盤臓器は,健診のスクリーニング検査や,腹痛などの症状がある場合のルーチン検査で診る機会が多い.

●膀胱癌,前立腺癌,直腸癌など,スクリーニングで偶然発見される悪性腫瘍の所見の特徴を知っておくとよい.

●下腹痛をきたす代表的な疾患を知っておくとよい.特に女性の急性腹症の場合には,婦人科疾患を念頭に置いて検査する.

消化管の超音波検査を極める

畠 二郎 , 眞部 紀明 , 今村 祐志

pp.1440-1444

Point

●食道裂孔や上行結腸など,決まった点を同定するという系統的走査が重要である.

●高周波プローブを積極的に使用し,層構造の描出を意識して画像を記録する.

●部位や分布,層構造などのポイントを押さえた画像解析を行う.

●診断能力は走査技術と並行しない.医学的知識の蓄積が必須である.

今月の表紙

あっ!赤血球が網に引っ掛かっている(血栓)

島田 達生

pp.1356

 酸素を全身に送っている赤血球は,内腔が狭い毛細血管のなかを通るとき,小さく変形してくぐり抜けるために,脱核し,通常は円盤状をしている.この写真では赤く色付けされている.倍率が低いため,少し判別しにくいが,薄紫色の小体が血小板で,白色の密な網目の線維がフィブリンである.赤血球がフィブリンのネットに引っ掛かっており,これが血栓である.

 従来,血栓の構造は,分解能が低い光学顕微鏡下では不明確であり,透過電子顕微鏡観察でも二次元像のため,その構築は全くわからなかった.今回,血栓の観察に,高い分解能と三次元的情報を提供する走査電子顕微鏡を用いた.写真が示すように,血栓の詳細な構築が見事に示されている.さらに,色付けがされているために,血栓の構築がより鮮明である.

元外科医のつぶやき・11

手術直前の心境

中川 国利

pp.1445

 PSA検査で前立腺癌がみつかり,紹介先の大学病院で手術を受けることになった.しかし,手術予定者が多いため,手術は2カ月以上も先となった.病状の進展を危惧しながらも,通常の仕事をこなすことにした.

 手術の1カ月前に,心電図や肺機能を含む術前検査を行った.特に問題ある検査結果はないと考えていたが,検査の3日後に外来を受診してほしいという留守番電話があった.受診する理由が何であるのか大いなる不安を感じた.そもそも,3カ月前に施行したMRI検査では前立腺被膜を越えて進展しており,病期はT3aの高リスク群に該当した.したがって手術適応はなく,大学病院ではホルモン療法を6カ月間施行後に放射線療法を2カ月間行うのが一般的であると説明を受けた.しかし,手術を多数手掛ける教授の熟慮の末,手術に至った経緯がある.

検査レポート作成指南・3

Holter心電図検査編

山田 辰一

pp.1446-1453

 Holter心電図検査は,日常生活中の通常の24時間の心電図記録を行い,①自覚症状と心電図変化の評価,②不整脈の定性的・定量的評価,③心筋虚血の検出と重症度評価,④治療効果判定,⑤ペースメーカーの作動評価,⑥心臓自律神経活動度評価などをする(表1).

 検査レポートは,報告書,行動記録カード,解析資料(解析サマリー・トレンド・ヒストグラムおよび心電図)からなる.われわれ検査技師は,医師から見てわかりやすく正確な検査レポートを作成・報告することが重要である.

検査説明Q&A・11

—レセプトではじかれる検査項目の組み合わせや依頼回数を教えてください[1]—生化学検査編

堀田 多恵子

pp.1454-1455

■そもそも,レセプトとは?

 医療機関を受診すると医療費が発生する.保健診療では,その医療費の一部は患者が窓口で支払うが,残りの医療費は病院側が保険者へ請求しなければならない.その請求するための資料がレセプト(診療報酬明細書)である.検査の実施は,保健医療機関及び保健医療養担当規則の規定で,診療上の必要性を十分に考慮したうえで,段階を踏んで必要最小限に行わなければならないとされている.

遺伝医療ってなに?・11

生きる知恵としての「遺伝」

櫻井 晃洋

pp.1456-1457

遺伝子解析が簡便で安価になり,人々が簡単に遺伝情報にアクセスできる時代になったが,生涯変わらず,血縁者も共有し,将来の健康状態をある程度予測できる遺伝情報を適切に扱うためには,医療者か一般市民かを問わず,誰もが最低限の遺伝に関する正確な知識をもつ必要がある.特に,これからのゲノム社会を生きる若い世代では,遺伝の知識は生きる知恵として,自らを守る盾として必須のものである.では,それはどこで身に付けるべきものだろうか.その答えはもちろん,医療者に対しては大学の専門教育のなかであるように,一般市民に対しては,初等・中等教育のなかでなければならない.

 数年前に,一般市民や大学生を対象にして遺伝に関する意識や知識についてのアンケート調査を行ったことがあるが,例えば,“遺伝性疾患の治療には遺伝子治療が必要か?”という問い(もちろん答えはNoである)には,40%あまりがわからないと答えたが,同じく40%あまりの回答者はそう思う(どちらかといえばそう思う)と答えた.また,“遺伝性疾患の人に遺伝子治療を行えば,病気が子どもに伝わるのを防ぐことができるか?”という問いについても同様で,約半数がわからないと答えているなかで,30%強はそう思うと答えた.いずれも,回答をした人だけをみれば,正解者よりも誤答をしている人のほうが多かった.また,“遺伝子組み換え食品を食べることで人の遺伝子が変化する可能性があるか?”という問いでも,34%はそう思うと答えた.この問題は,別の調査で高校生に“DNAを食べたことがあるか?”と質問したところ,かなり多くの学生が“ない”と答えたという点に似ている.

書評 みるトレ 感染症 フリーアクセス

山中 克郎

pp.1438

名医に仕上げる特効薬

 誰もが診断に苦慮しているときに,「視診」だけから特徴的な所見を見抜き,鮮やかに一発診断する医師がいる.私はこんな“かっこいい”医師に憧れる.

 本書はそんな「視診」力を鍛える本であり,「名医に仕上げる特効薬」と呼ぶべき本である.『みるトレ』は毎月「総合診療(旧:JIM)」に連載されているシリーズなので,これを楽しみに購読を続けている読者もきっと多いだろう.症例はクイズ形式となっていて,提示された症状や身体所見,CT画像から「キーワード」を見抜き診断推論を展開しなければならない.キーワードを嗅ぎ分ける医師ということは,問題点を見抜く力を持っている医師ということでもある.解答を見て「そうか,そうだったのか」と納得する.

書評 帰してはいけない小児外来患者 フリーアクセス

前野 哲博

pp.1458

経験豊富な小児科医の思考プロセスを追体験できる一冊

 小児診療について,全国全ての地域・時間帯を小児科医だけでカバーすることは不可能であり,実際には救急医や総合診療医などの「非小児科医」が小児診療に携わる機会は多い.特に総合診療医には「地域を診る医師」としてあらゆる年代層の診療をカバーすることが期待されており,実際,2017年度から新設される総合診療専門医の研修プログラムにおいても,小児科は内科,救急科とともに必修の研修科目として位置付けられている.

 このような小児診療に関わる非小児科医にとって,最低限果たさなければいけない役割は何だろうか? さまざまな意見があるかもしれないが,最終的には「帰してはいけない患者を帰さない」ことに尽きるのではないだろうか.たとえ自分ひとりで診断を確定したり,治療を完結したりできなくても,「何かおかしい」と認識できれば,すぐに小児科専門医に相談して適切な診療につなぐことができるからだ.

書評 糖尿病に強くなる!—療養指導のエキスパートを目指して フリーアクセス

和田 幹子

pp.1459

痒いところに手が届き,振り返りにも役立つ

 “療養指導のエキスパート”には,患者さんの心理状態を踏まえた個別指導ができ,糖尿病教室での集団指導の講義内容もわかりやすく,カンファレンスでも専門的知識に裏付けられた根拠をもって積極的に発言して糖尿病医療チームを牽引する……というイメージがあります.この本は,隅から隅まで読むことで,「熟練者」であり,「専門家」でもあるエキスパートになれる! と思わせる一冊です.

 私が糖尿病ケアの初心者だったら,第1章,第2章の基礎的な部分を,専門用語などが解説されている“NOTE”を使いながら,重要なところに付箋をたくさん貼って読み進めます.そして,患者さんへの個別指導の時はもちろんのこと,カンファレンスの時も,糖尿病教室の時も,すぐ開けるように近くに置きます.そして来たるべき療養指導士の認定に向けて,付録の自験例の記録を参考に,自分が指導した患者さんを思い出しながら事例をまとめます.

書評 今日から使える医療統計 フリーアクセス

香坂 俊

pp.1460

第一線で活躍する統計家が,現実的な視点で,知りたかった問題に答えてくれる

 自分は最近,無謀にも臨床系の大学院を開設するなどして1),院生と循環器疾患の大規模レジストリからの分析を行ったりしている.そこでよく「統計難しいっすね」などという趣旨の発言を耳にしたりもするのだが,厳密にはそれは間違った認識であると思う.

 実は統計の理論そのものはそれほど難しいことではない.高校数学の新課程では「データ解析」が【数Ⅰ】に織り込まれ(2012年〜),高校生でもその基本的なコンセプトは習得可能,とされている.実際,進研ゼミのQ&Aなどをみても十代にして彼らの理解度は恐ろしく高い2)

あとがき フリーアクセス

岩田 敏

pp.1464

 季節性の移り変わりとは不思議なもので,当たり前のこととはいいながらも,暦とよく連動していることにいつも感心させられます.今年の夏,東京では猛暑日の連続がついに記録を更新し,まだまだ続くのかといささかウンザリしていたところへ,立秋を過ぎて,“暑中お見舞い”を“残暑お見舞い”と書かなければならなくなった週末を迎えた途端に,猛暑日が途切れたのです.まさに暦通りの変化に驚くとともに,暑さが多少なりとも和らいだことに少しホッとした気分になりました.

 朝の公園のせみ時雨にしても,アブラゼミとミンミンゼミの二重唱にツクツクボウシの声が混じるようになったのは,ちょうどそのころからだったと思います.セミといえば,関西ではおなじみのクマゼミの“シャーシャーシャー”という鳴き声が最近,東京でも聞かれるようになりました.これまでは,関東地方でも私の実家があった小田原辺りがクマゼミのすむ北限だったようですが,近年の気候温暖化に伴い,生息域が北上しているそうです.一方,私が子どものころは,セミ取りに行くと一番たくさん捕まえることのできた,あの小さな“チッチッチ”と鳴くニイニイゼミですが,最近,都市部ではほとんど見掛けることがなくなってしまいました.その理由はよくはわかっていないらしいですが,一説によると,“幼虫が水分をたくさん含んだ地中に生息するため,森林が伐採されたり,地面の舗装が進んだりして,地面の乾燥化が進んでいることが影響しているのではないか”とか,“小型で飛翔力がほかのセミよりも格段に弱いため,緑地が分断されて緑地と緑地の間の距離が離れている都市部では,その間を移動できず,分布を広げることが困難になってしまったのではないか”などと考えられているようです.実は先日,私が勤務している信濃町の病院の敷地内でヒグラシの声を聴きびっくりいたしましたが,都心でも自然が回復してきていることの1つの現れと考え,ニイニイゼミの復活にも期待したいと思っています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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