icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査59巻2号

2015年02月発行

雑誌目次

今月の特集1 動脈硬化症の最先端

フリーアクセス

山内 一由

pp.103

 静かに,しかし確実に進行し,心筋梗塞をはじめとする重篤な疾病を引き起こす.動脈硬化症がサイレントキラー(静かなる殺人者)と呼ばれる所以です.実に日本人の約4人に1人が動脈硬化性疾患で命を落とすといわれています.動脈硬化症は飽食の現代に典型的な病態と周知されていますが,実は現代よりもはるかに粗食な3,500年前の古代人にも存在していたことが考古学博物館に収蔵されたミイラへのCT検査によって明らかにされています.そのことからも,動脈硬化症がいかに複雑な病態概念であるかがうかがい知れます.

動脈硬化症の病態メカニズム

菅野 洋子 , 島野 仁

pp.104-109

●動脈硬化症は,脂肪線条の進展によって小児期より始まり,年齢ごとに進行したアテローム性病変の頻度が増えてくる.

●酸化されたリポ蛋白の産生が,アテロームの形成において重要な病因となる.

●単球の内皮への接着,内膜への遊走,脂質を貪食し泡沫化したマクロファージへの成熟が,アテローム性プラークが形成される前段階である.

●アテローム性プラークの進展は,リポ蛋白や白血球の出入り,細胞増殖と細胞死,細胞外マトリックスの産生とリモデリング,石灰化と血管新生などの間の複雑な均衡関係が病変形成に関与する.

ゲノム・エピゲノムからみた動脈硬化症

稲垣 毅 , 谷村 恭子 , 酒井 寿郎

pp.110-118

●動脈硬化症の発症にはゲノム異常やエピゲノム制御機構が関与する.

●家族性高コレステロール血症(FH)をはじめとする遺伝子異常のほかに,DNAメチル化やヒストン修飾調節,microRNA(miRNA)を介した動脈硬化症の発症機構が明らかになってきた.

●ゲノムシークエンサーの進化やビックデータ解析速度の上昇などから,ゲノム・エピゲノム検査がより広く行われることが予想される.

動脈硬化に関与する腸内常在菌

辨野 義己

pp.119-125

●21世紀,培養・単離を介さない手法によるヒト腸内常在菌の構成と年齢,性別,体重,食生活,運動・飲酒・喫煙や心理的・精神的状態との関連性が明らかになった.

●肥満,高血圧,動脈硬化,ストレスなどの発症の引き金として腸内常在菌が重視され,宿主における肥満,高血圧,喫煙などが導き出す危険因子とされる動脈硬化に関与する腸内常在菌について述べた.

動脈硬化の診断マーカー

平山 哲

pp.126-131

●脂質の量的および質的な異常は,動脈硬化を促進する.よって,脂質関連検査は,動脈硬化性疾患のスクリーニングや病態評価に有用である.

●炎症マーカーは,特に心血管疾患の予知因子として有用である.

●microRNAは,動脈硬化や各種の癌など,種々の疾患の診断および治療への応用が期待される.

動脈硬化症の治療標的─脂質代謝を中心に

小倉 正恒 , 斯波 真理子

pp.133-141

●創薬ターゲットとなる分子の発見は,単一遺伝子疾患患者の病態がヒントとなることが多い.

●ミクロソーム中性脂肪転送蛋白質(MTP),アポリポ蛋白B,PCSK9,コレステロールエステル転送蛋白質(CETP)に対する新しい阻害薬が第3相試験レベルまで開発が進んでいる.

●動脈硬化症の治療や予防の予測に役立つと期待される新しい検査法として患者高比重リポ蛋白質(HDL)のコレステロール引き抜き能の測定が挙げられる.

動脈硬化症のリスク管理と指導

金子 正儀 , 羽入 修 , 曽根 博仁

pp.143-149

●脂質異常症・高血圧症・糖尿病・喫煙は動脈硬化に起因する心・血管イベントを引き起こす.

●各症例ごとにリスク因子を評価し,個々の目標値を設定する.

●生活習慣の改善を基本として,目標に満たない場合に薬物療法を開始する.

●患者に治療の必要性を説明,理解してもらうことが治療継続には重要である.

今月の特集2 血算値判読の極意

フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.151

 血球数算定(血算)は,最も頻繁に行われる検査の1つです.したがって,医師や看護師,あるいは臨床検査技師にとって,血算値の判読は必要不可欠な基本的作業であり,誰でもある程度の血算値の判読はできるでしょう.

血球計数(血算)─概論

岡田 定

pp.152-158

●血算値には全身の情報を反映した豊富な情報がある.

●血算値を評価するポイントは,①ヘモグロビン(Hb),白血球数(WBC),血小板数(PLT)のどれが異常かを確認する,②貧血なら平均赤血球容積(MCV)と網赤血球(RET)に注目する,③白血球増加(減少)なら白血球分画に注目する,④血小板減少なら骨髄産生低下,破壊・消費の亢進,脾臓での貯蔵の3つの機序から考える,⑤以前の血算値との経時的変化に注目することである.

●血算値を有効活用するコツは,①血算値の異常パターンから想起すべき代表的な病態・疾患を記憶する,②血算値を評価するための“セット項目”を利用する,③血算値を病歴,身体所見,他の検査所見と総合して評価することである.

赤血球系血算値

佐藤 尚武

pp.159-165

●赤血球系血算値で重要なのはヘモグロビン濃度(Hb)と平均赤血球容積(MCV)であり,次いで重要なのは平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC),網赤血球数(Ret),赤血球粒度分布幅(RDW)である.

●貧血,赤血球増加症の判断は原則としてHbで行う.

●貧血の分類はMCVとMCHCで行う.

●RetやRDWは貧血の原因推定に有用な情報を提供する.

白血球数と白血球分画

須永 眞司

pp.166-172

●白血球数が増減していたら次に白血球分画をみて,どの分画が増減しているのかを見極める.

●白血球分画の増減は比率ではなく,絶対数(白血球数×分画比率)で評価する必要がある.

●白血球数の変化を起こす疾患・病態は非常に多岐にわたる.その鑑別には,血球の形態やヘモグロビン値の増減の有無,血小板数の増減の有無が参考になる場合がある.

血小板数と血小板形態

谷田部 陽子 , 村田 満

pp.173-179

●自動血球分析装置の血小板数測定にはさまざまな原理が用いられており,自施設で使用している機器の特徴を把握したうえで評価することが必要である.

●血小板数測定にはピットフォールが存在し,電気抵抗法で表されるヒストグラムや塗抹標本上の血小板形態の観察は重要である.

●血小板関連のパラメータには血小板数以外にも平均血小板容積(MPV),血小板容積分布幅(PDW)などがあり,血小板に関する情報を得ることができる.

●血小板減少症,増加症には多くの疾患があるが,MPVに表される血小板サイズにも特徴的な疾患が存在する.

自動血球計数装置のスキャッタグラムを用いた新たな診断的意義の確立

片岡 浩巳

pp.181-187

●全血球計算(CBC)スキャッタグラムは,細胞などの粒子を流体中に流し,個々の粒子を光学的に分析する方法を用いる.レーザーを照射し,前方および側方散乱光や側方蛍光を計測し,それぞれの計測データをプロットした図をスキャッタグラムと呼ぶ.CBCの計測器の種類によって測定原理が異なり,それぞれの機種ごとにパターンが異なる.

●FCSとはflow cytometry data file standardの略で,フローサイト法から得られる計測生データの標準フォーマットで,1984年に作成されて以来,バージョンアップを重ね,現在,FCS 3.1が最新バージョンとして利用されている.計測された個々の細胞に対する計測データを入手することができ,細かい解析を行うことができる.

●ROC分析とはreceiver operating characteristicの略で,受信者操作特性と呼ばれ,潜水艦のソナーの特性を評価する目的で開発された技術である.臨床検査分野では,検査値と病名との関係を評価する検査診断特性として,最も基本的な分析方法である.連続値のカットオフ値を可変させ,各値の感度と特異度を計算することで求めることができる.

今月の表紙

痛みの王様(結石)

島田 達生

pp.102

 緑色の玉には,清楚でも華やかな美しさがある.それは,大人の輝き,至福を感じる.王様や裕福な人の体内に天然の宝石(結石)が造られている.結石は,シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムからなり,腎杯や腎盂で造られ,尿管,膀胱,尿道を通って,自然排出される.結石は,カルシウム不足,肉類,過度の飲酒などが引き金となる.

INFORMATION

近畿心血管治療ジョイントライブ(KCJL)2015 Co-medical フリーアクセス

pp.118

 カテーテル室においてコメディカルの役割は多岐にわたります.Co-medical Theaterでは各職種の専門性を踏まえて趣向を凝らせた内容でお送りします.看護セッションでは,“患者さんの立場にたったカテ看護”について,カテ看護から病棟看護を企画しています.虚血セッションでは,基礎から合併症まで幅広いレクチャーを予定しています.不整脈セッションでは,アブレーションと心臓植え込み型デバイス関連の内容で,コメディカルが行う知識継承・情報伝達・患者教育にスポットを当て,治療環境の向上を目的とした情報共有の場を設ける予定にしています.基本から応用まで皆さまに満足いただけるプログラムとなっています.ぜひ皆さまのご参加をお待ちしています.

開催日:2015年4月17日(金)〜4月18日(土)

会 場:メルパルク京都

第15回自動呼吸機能検査研究会関東部会お知らせ フリーアクセス

pp.187

日 時:2015年3月1日(日)10:00〜16:30

会 場:フクダ電子株式会社会議室(東京・本郷)

検査説明Q&A・2

肝細胞癌においてAFP値とPIVKA-II値が同じ動きをしません.データの解釈を教えてください

日高 裕介

pp.188-190

■肝細胞癌と腫瘍マーカー

 肝細胞癌における肝腫瘍マーカーはAFP(α-fetoprotein),PIVKA-Ⅱ(protein induced by vitamin K absence or antagonist-Ⅱ),AFPレクチン分画(lens culinaris agglutinin-reactive fraction of AFP:AFP-L3 fraction)の3項目が日常診療でよく測定されている.肝細胞癌の診断,治療効果判定,再発の診断補助および悪性度評価にはそれぞれのマーカーの感度と特異性が大きな問題となる.各マーカーの特性を理解することが重要である.

遺伝医療ってなに?・2

遺伝医療と倫理ジレンマ

櫻井 晃洋

pp.192-193

いきなりフリージャーナリストのような書き出しで恐縮だが,筆者はこの原稿を浜松市で開催中の日本生命倫理学会年次大会の会場で書いている.初めて参加した学会で,もとより会員でもないのだが,“生命倫理の専門分化と全体像”という公募シンポジウムのシンポジストとして,遺伝医療現場における倫理ジレンマの現状を紹介した.何か具体的に抱くべき理念を示せたわけでもないし,可能な解決策を提示できたわけでもない.ただ現状を紹介しただけである.しかしながら発表後の総合討論ではいくつかの貴重な質問をいただき,問題提起にはなったのかと少し安心した次第である.この学術集会では生殖医療や再生医療における生命倫理問題のほか,研究者倫理(最近は残念なことに“不正”という言葉とセットで語られることが多い)や終末期・介護における倫理問題,倫理審査委員会のあり方,さらにはロボットとの共生にかかわる倫理的問題など,多彩なテーマで発表と討論が行われていた.普段出席する学会はそのほとんどが医療関係者という同じアタマ(思考回路)をもつ者の集まりだが,こうした医療,法学,社会学などさまざまな学際領域の人たちが集まる集会は大変勉強になったし,たこつぼ型のコミュニケーションワールドにとどまっている自分を反省もした.

元外科医のつぶやき・2

輸血と感染

中川 国利

pp.194

 輸血による副作用にはさまざまあるが,重篤な副作用として感染が挙げられる.輸血による感染を防止するため,日本赤十字社がいかに取り組んできたかを紹介する.

 わが国における輸血の歴史をひもとくと,1930年,ピストルで狙撃された浜口首相が供血者から採取した血液を直ちに輸血したことを契機に,以後輸血が普及した.そして1948年,東大病院での輸血による梅毒感染が大きな社会問題となり,1952年,日本赤十字社による血液事業が開始された.しかし,売血による商業血液銀行も認可され,献血制度は低迷を極めた.1964年,ライシャワー駐日米国大使が輸血で肝炎を発症したことを契機に,献血が強力に推進された.なお当時は輸血患者の半数が肝炎を発症し,素手で手術を行う外科医は肝炎を発症して初めて一人前とさえいわれた.そこで1972年,HBs(hepatitis B surface)抗原検査が,そして1989年,C型肝炎ウイルス(hepatitis C virus:HCV)抗体検査が導入され,肝炎発症者は激減した.なお1974年,輸血用血液は全て献血で供給されるようになったが,その後も製薬会社による血漿分画製剤用血漿の有償採血が行われた.しかし,輸入血液製剤によるエイズウイルス〔ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus:HIV)〕感染が問題となり,1990年,売血制度は完全に廃止された.なお現在でもいまだアルブミン製剤の4割強は,海外の売血制度で集められた血液で製造されている.

資料

動物看護学科における臨床検査学教育

宮井 紗弥香 , 山川 伊津子 , 岡﨑 登志夫 , 若尾 義人

pp.195-201

 動物看護師が臨床現場で担当する業務において,臨床検査の比重が高まっている.本稿では,現場の実情,動物臨床検査の現況および教育施設(本学)における動物臨床検査学講義と実習の取り組みについて紹介し,教育の重要性を論じた.

書評 解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター フリーアクセス

遠田 栄一

pp.150

技術習得に必要な知識を網羅

超音波検査ビジュアル入門書

 超音波検査の第一人者である種村正先生の熱き思いが伝わる教科書が誕生しました.読み進めていくうちに,いやはや驚きました.初学者の入門書の かくあるべき姿がここにあったからです.

あとがき フリーアクセス

三浦 純子

pp.204

 未年を迎えた2015年2月号のあとがきを担当させていただくことになりました.未は私の干支であり2月は誕生月でもあります.本号のあとがきが編集委員としての私の最後の仕事となります.縁あって本誌の編集委員を2年間させていただけたことに大変感謝しています.編集に協力していただいた多くの仕事関係者の皆さまや本誌編集部および他の編集委員の皆さまの助けを得て,これまで編集委員を続けられたことを幸せに思います.この誌面をお借りして心よりお礼申し上げます.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら