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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査59巻3号

2015年03月発行

雑誌目次

今月の特集1 検査システムの更新に備える

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三浦 純子

pp.209

 病院情報システムと検査部門システムはいつの間にか広く日本中に普及していました.それは,あたかも“空気”のように自然であり,一度使い始めたら後戻りできません.例えば,後戻りを想像させる出来事として,システム障害があります.システム障害が短時間でも発生すると,検査オーダや検査予約,会計情報の伝達が紙運用になったり,検査結果の閲覧が電子カルテからできなくなったりして病院中大混乱となり,私たちはシステムの重要さを再認識させられます.いったん導入すると5年から遅くても8年後には必ず更新が必要となり,今のところ逃れる術がありません.何度も訪れるその更新に私たちは常に備えを固めなくてはなりません.どうせなら,更新を業務改善の大チャンスとして捉え,システム先進施設を完成,維持することをお勧めします.本特集がそのお役に立てたら光栄の極みです.

病院情報システムと検査部門システム

松戸 隆之

pp.210-215

●病院情報システム(HIS)は医師の指示情報を伝達するオーダエントリーシステムと診療記録としての電子カルテを中心に構成されている.

●検体検査システムはHIS側からみれば,オーダと検体に対して検査結果と検査実施情報を返す1つの分析装置のようにみえる.

●検査部門内における検体検査システムは,HISからのオーダの取り込みと分析装置への配信,結果の収集と送信を行うほか,精度管理など,各種の業務管理機能を提供する.

●生理検査システムは患者受付と検査の実施管理を基本とし,データファイリングと配信,レポート作成支援機能などが付加されるが,データファイリングはフォーマットが統一されていないためマルチベンダ化が難しい.

検体検査システムの導入による検査室運営の質改善と稼働維持

三浦 ひとみ

pp.217-223

●検査室の質改善のために,さまざまな視点から検体検査システム(LIS)を活用した機能を構築できる.

●LIS導入のためのメーカー選択の際には,はじめに検査室としての要求事項を明確にし,より具体的な提案を依頼することが望ましい.

●導入時の体制では,個別要望の集約と情報共有を行いながら,全体の進捗管理を行うことが重要である.

●セキュリティー対策や稼働後の維持体制なども導入前に確認しておくことが必要である.

病理検査システム—初心を忘れずに

石田 芳水

pp.225-230

●現場主体で,培われた病理システムは進化し続ける.

●病理診断業務に一番大切なことは,患者履歴である.

●切り出し,薄切処理における検体取り違えをバーコード管理システムにより防止する.

●病理レポートの確認漏れによる治療の遅れ防止対策が必要である.

●好みのパーツの組み合わせにより,シンプルで安価な病理システムの提供を可能とする.

生理検査システム

三浦 純子

pp.232-237

●常に次期システム更新を意識する.

●全ての心電図検査をオンライン化する.

●電子カルテから超音波動画や脳波波形も閲覧可能となる.

●3施設のデータを一元化管理している.

●超音波報告書を検査項目別にカスタマイズする.

検査部門システムの更新計画

白石 周一

pp.238-242

●部門システム更新時こそが業務改善のチャンスである.

●更新スケジュールを把握する.

●更新であってもシステム仕様書を作成する.

●保守内容を理解して契約する.

●効率の向上を追求する.

検査部門システムのコスト

山田 千枝子

pp.244-249

●検査部門システムは,複数の異なる機能のシステムから構成されている.

●システム更新計画は,まず,現状の“みえる化”を行う.

●病院全体のシステム更新計画と整合をとり全体最適化を目指す.

●コストダウンのためには,システム構成(サーバー,端末)の見直し,システムメーカーの統一,他部門システムとの機能統合などの検討が必要である.

今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

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曽根 伸治

pp.251

 輸血検査の夜勤は,検査の迅速性および正確性が要求され,臨床検査技師の業務でも非常に緊張する業務です.また,輸血検査は比較的マニュアル作業が多く,検査結果の誤りが重篤な過誤を招く可能性があります.さらに,臨床から輸血に関連するさまざまな問い合わせが多く,通常,輸血業務を担当しない技師には負担が大きい業務です.

輸血:どんなときに,どのように行うのでしょう?

山本 晃士

pp.252-256

●輸血とは血液細胞の移植であり,安易に行うべきではない.

●赤血球輸血の実施にあたってはヘモグロビン(Hb)値だけで決定せず,ほかに有効な治療法がないか検討したうえで判断すべきである.

●新鮮凍結血漿(FFP)の輸血に際しては,凝固検査結果をもとに,実際の出血症状も考慮して実施の是非を判断する.

●血小板数だけから血小板輸血の判断をするのは危険である.

夜勤担当臨床検査技師に必要な緊急輸血・大量輸血の対応

紀野 修一

pp.258-263

●夜勤帯の輸血検査・管理体制には大きな施設間差があるので,施設に応じた夜勤時の対応法を決めておく必要がある.

●緊急に輸血が必要なときにおいても,血液型は検査を2回以上行って確定する.

●緊急に輸血が必要な場合には,未交差のABO血液型同型血,ABO血液型異型適合血の使用を考慮する.

●大量出血が予想される手術では,血液センター,手術部門と情報を共有する.

●大量出血による希釈性凝固障害が疑われる場合には,凝固検査(特にフィブリノゲン値)を迅速に行い,短時間で結果を報告する.

夜勤の輸血の実際,安全な輸血のルール—医師が果たすべきこと

渡邊 直英 , 半田 誠

pp.265-268

●血液製剤は原材料に起因する感染症伝播のリスクがある医薬品である.

●輸血の際はそのリスクとベネフィットにつき十分な説明をし,同意を得る.

●輸血が適正に行われたことを診療録に記載する.

●輸血前後に感染症検査を実施するか,または輸血前後の患者血漿または血清を保管する.

●輸血による感染症が疑われた場合やその他の重篤な輸血副作用は,日本赤十字社および厚生労働大臣に報告する.

夜勤の輸血の実際,安全な輸血のルール—看護師の果たすべきこと

阪口 真紀

pp.269-273

●安全な輸血を実施するためには輸血過誤防止が欠かせない.

●ヒューマンエラーを防止するためにシステムやツールを利用する.

●緊急時の手順,障害発生時のトラブルシューティング体制を整えておく.

●安全な輸血を実施するためには,副作用の早期発見が欠かせない.

輸血の有害事象,対応はどうなっていますか

藤井 康彦

pp.275-279

●輸血当直業務は単に検査を行うのではなく,検査結果に基づいて適切な血液製剤を選択して供給する業務である.

●安全な血液製剤を選択するためには,輸血過誤を含めた輸血有害事象の知識が不可欠である.

●輸血が原因の可能性がある重篤な有害事象が発生した場合は,迅速に原因製剤の回収を行い赤十字血液センターへ報告を行う.

夜勤のための研修—どんな教育が必要か

曽根 伸治

pp.281-287

●臨床検査に特化したISO 15189や輸血業務に関連したI&Aなどの外部認証を有効活用する.

●通常業務のローテーションの一部として,夜勤業務研修を組み込んで行う.

●夜勤業務の定期的な研修やe-learningの実施で,力量の維持や確認を行う.

●臨床からの問い合わせや検査でのトラブルに対応するためにホームページを有効活用する.

今月の表紙

武運が開けた,いざ出陣(精細管)

島田 達生

pp.208

 NHK大河ドラマ“軍師官兵衛”のなかで,“軍師・黒田官兵衛の山崎の戦い(天王山の戦い)と明智光秀”の場面が放映された.「敵は本能寺にあり」という明智光秀の一声で明智軍は織田信長を討った.その知らせが,備中(岡山)にいる黒田官兵衛に届いた.軍師官兵衛は,毛利と和睦を行いつつ,秀吉に光秀を打つべしという書状を送った.「武運が開けた,いざ出陣」という官兵衛の号礼のもと,黒田の軍勢は一気に姫路を経て京に向かった.これが黒田官兵衛の中国大返しである.

INFORMATION

第26回日本末梢神経学会学術集会 メディカルスタッフ・レジデント実技セミナー フリーアクセス

pp.249

日 時:

 2015年9月19日(土) 10:05〜12:15

会 場:

 ホテルブエナビスタ(JR松本駅より徒歩7分)

 〒390-0814 長野県松本市本庄1-2-1

千里ライフサイエンスセミナーJ1「粘膜免疫システムの解明と免疫疾患」 フリーアクセス

pp.287

日 時:2015年5月11日(月) 10:00〜16:40

場 所:千里ライフサイエンスセンタービル 5階 山村雄一記念ライフホール(大阪府豊中市新千里東町1-4-2,地下鉄御堂筋線/北大阪急行千里中央下車)

検査説明Q&A・3

輸血セットにはどのような種類があり,血液製剤への取り付けと輸血方法はどのように行うのですか?

岸野 光司

pp.288-290

■輸血セットの必要性

 患者に輸血を実施するにあたり,血液製剤専用の輸血セットを用いることが重要である1).その目的は,血液製剤の保存中に各細胞成分が破壊され,大小の凝集塊や血漿中の凝固因子によりフィブリン塊などが形成されるため,これらを血液製剤専用の輸血セットを用いて除去し安全な輸血を実施する必要がある.

元外科医のつぶやき・3

思い出深い感染症患者

中川 国利

pp.291

 抗菌薬や抗ウイルス薬などが次々と開発され,感染症はすでに過去の病気と思いがちであるが,いまだ感染症は時に牙をむく.外科勤務医としてかかわった患者のなかで,いつまでも記憶に残る感染症症例を紹介する.

 結核はかつて国民病といわれ,若者の死因の第1位であった.しかし,現在では罹患者は少なく,いわんや手術を要する例はごくまれである.だが,いまだ東南アジアでは結核がまん延し,来日した若者のなかにも重篤な結核が発症することがある.嫁のきての少ない東北地方の農村には,フィリピンなどからの来日花嫁が多い.その花嫁が,大量下血を主訴に緊急入院した.胸部写真では浸潤性陰影を,大腸内視鏡検査では出血を伴う多発性潰瘍を認めた.また喀痰や便からは結核菌を認め,しかも妊娠6カ月であった.そこで緊急に帝王切開を,引き続き結腸右半切除を施行した.両親や友達と離れ,言葉も通じない異国で,結核に罹患しながらの帝王切開と大腸切除,そして子育て.マスクを着けガラス窓越しにわが子を見守る母親に,エールを贈った.

遺伝医療ってなに?・3

20万円<3万円?

櫻井 晃洋

pp.292-293

Google検索で“遺伝子検査”という言葉を検索してみると,医療機関に行かずに簡単に遺伝子を調べてくれるというサイトが驚くほどの数でヒットする.いずれも唾液やこすり取った頬粘膜を専用の容器に入れて返送するもので,実に手軽である.判定する項目も癌や生活習慣病のリスクはもとより,飲酒傾向,薄毛,目の色(遺伝子より鏡のほうが正確では?),性格分析など,実にさまざまな項目が並んでおり,料金も項目数によって数千円から数万円程度であるから,安くはないものの手の届かないほどのものでもない.解析項目のなかには“乳癌のなりやすさ”というのもある.今や乳癌は日本人女性の7%が生涯のうちに罹患するcommon diseaseであるから,切実な関心をもつ人も多いだろう.第1回に女優のアンジェリーナ・ジョリー(以下,アンジー)が,遺伝子診断の結果をもとに予防的乳房切除術を受けたことに触れたが,遺伝性乳癌卵巣癌症候群の原因遺伝子の検査は,わが国では現在20万円ほどの費用がかかる.病院に行く手間もかかるし採血だってちょっと痛い.これに対してインターネットの検査は数万円で,乳癌リスク以外の数百にも及ぶ項目も判定してくれるなら,そちらのほうが断然お得,と思う人がいても不思議ではない.いや,そのように思うほうが自然だ.実際に筆者はそうした質問をすでに何度も受けている.“乳癌”と“遺伝子検査”というキーワードを共有する両者の違いについて,一般市民のどれくらいが正確に理解できているだろうか.

研究

聴性脳幹反応(ABR)の生理的変動要因の検討

荒川 恭子 , 高安 健人 , 横田 進

pp.295-299

 誘発電位は各種の生理的要因に影響を受け,体温低下はその生理的要因の1つである.本研究では,体温低下の要因となりうる欠食や寒冷刺激による血流動態などの生理変化が聴性脳幹反応(ABR)各波の潜時に影響するか否か検討した.冷水負荷によりABR各波の潜時は有意に延長し,摂食後の潜時は欠食時と比較して有意に短縮した.日常遭遇する自然刺激において脳内の興奮伝導が変化している可能性が示唆され,臨床検査においても患者の状態を十分に精査して評価する必要があることがわかった.

書評 トラブルに巻き込まれないための医事法の知識 フリーアクセス

宝金 清博

pp.216

医師の視点から,実例に沿って法律を解説した稀有な一冊

 メディアを見ると,医療と法の絡んだ問題が目に入らない日はないと言っても過言ではない.当然である.私たちの行う医療は,「法」によって規定されている.本来,私たち医師は必須学習事項として「法」を学ぶべきである.しかし,医学部での系統的な教育を全く受けないまま,real worldに放り出されるのが現実である.多くの医師が,実際に医療現場に出て,突然,深刻な問題に遭遇し,ぼうぜんとするのが現状である.その意味で,全ての医師の方に,本書を推薦したい.このような本は,日本にはこの一冊しかないと確信する.

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.302

 この編集後記は午年から未年に移行する年末・年始の期間に書いています.東京地区は比較的穏やかな年の暮れと年明けを迎えていますが,全国的にはなかなかの荒天に見舞われているようです.普段は雪の便りをあまり聞かない四国でも,大雪による集落の孤立などが報道されています.このところ毎年のように異常気象を感じさせるニュースが世間を騒がせていますが,年の初めにあたって,今年1年が平穏に過ぎることを願わずにはいられません.

 さて,今月号の第1特集は「検査システムの更新に備える」です.検査システムに限らず,病院のシステム化,コンピュータ化は現代医療においては必要不可欠な要素になっています.これは50年ほど前にはほとんど考えられることのなかった問題で,現代医療において激変した点の1つです.そして恐らく,現在は医療のシステム化の過渡期にあると考えられます.さらに50年ほどが経過すれば,医療システムはより洗練されたものとなり,人の労力は大きく軽減され,また医療の効率化や安全性は大幅に向上しているでしょう.しかし現在は,残念ながらまだそこまで到達していません.システム化に携わったことのある方はご存じでしょうが,システム化に多大な労力と費用を要するにもかかわらず,なかなか満足のいくシステムが構築されていないのが現状です.本特集は,そのような現状において検査システムを更新する際のknow-howが詰め込まれています.これまであまり焦点が当てられてこなかった内容であり,臨床検査の現場において役立つ点が多々あると考えますので,是非通読していただきたいと思います.これが将来の,より完成された医療や検査システムへの道標になるものと信じています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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