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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査59巻4号

2015年04月発行

雑誌目次

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症

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山田 俊幸

pp.307

 尿酸は一般の方にもなじみが深く,健康診断では注目度の高い検査項目の1つです.しかし,健診直前にビール絶ちをすればいいなどと,誤解されている向きもあります.プロフェッショナルとして,ここで尿酸に関して知識を整理かつ高めておきましょう.本特集では多方面から尿酸にアプローチしました.まず,痛風・高尿酸血症の診療の現況が概説されています.ガイドラインの整備が進んでいることがわかります.次に,遺伝素因を含めた尿酸代謝の機構が紹介されており,何が尿酸値を規定するかについて理解が深まります.最近話題となっている生活習慣病との関わりにも焦点をあてており,尿酸の新しい側面がみえてきます.多くの人が興味をもつ,食事と尿酸の関係について栄養学の立場から解説されています.最後に,尿酸測定の現況と問題点を整理しました.どこでも検査されている尿酸ですが,奥が深いことを感じていただけたら幸いです.

高尿酸血症・痛風診療overview

寺井 千尋

pp.308-312

●痛風の治療は関節炎治療と高尿酸血症の治療からなる.

●わが国の成人男性における高尿酸血症の頻度は20〜26%,痛風の頻度は1.0〜1.5%である.

●痛風関節炎は尿酸塩結晶が自然免疫系を活性化することで生じる.

●尿酸降下治療の目的は痛風関節炎や尿路結石・腎障害など尿酸(塩)沈着による障害の防止である.

プリン体代謝と血清尿酸値が高くなるメカニズム

細山田 真

pp.314-319

●プリン新合成経路の活性亢進もしくはサルベージ経路の活性抑制に伴って,血清尿酸値は上昇する.

●尿酸トランスポーターURAT1の機能亢進により,腎臓での尿酸再吸収が増加して,血清尿酸値は上昇する.

●尿酸トランスポーターABCG2の機能低下により,腸管での尿酸分泌が低下して,血清尿酸値は上昇する.

生活習慣病と尿酸

辻 裕之

pp.321-326

●高尿酸血症は痛風関節炎発作以外にも,高血圧,メタボリックシンドローム,心血管疾患(CVD),慢性腎臓病(CKD),および尿路結石など,数多くの病態と関連している.

●尿酸は高血圧,腎障害および血管障害を直接促進している証拠がある.

●分子レベルで尿酸は抗酸化作用をもち,酸化ストレスを軽減して疾患を防御している可能性も考えられる.

食事と高尿酸血症

本田 佳子

pp.327-331

●過食,高プリン体・高脂質・高蛋白食の嗜好,常習飲酒などの生活習慣を修正する.

●脂質,ショ糖・果糖の摂取コントロールによる摂取総エネルギー量の適正化を図る.

●尿酸産生の亢進を抑制するために蛋白質の過剰摂取を避ける.

●血清尿酸値への影響を最低限に保つ目安量は,日本酒1合,ビール500mL程度である.

●痛風の発作を予防するために就寝前や夜間に水分補給を行う.

尿酸測定の現状と問題点

高浪 勝利

pp.333-337

●わが国における尿酸測定値の施設間差は非常に小さい.

●測定精度を保つためには,標準化体系に従うことが重要である.

●ラスブリカーゼが投与された検体を室温に放置すると,尿酸が速やかに分解されるため,薬剤の添付文書に従った操作が必要である.

今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

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岩田 敏

pp.339

 感染制御には感染防止対策と感染症診療の2つの要素があり,それぞれがクルマの両輪として機能しています.いずれの活動を行うにも職種横断的な連携・協力が必要であり,そのなかで検査部門はいずれの活動においても重要な役割を果たしていると思います.2012年4月の診療報酬改定で感染防止対策加算が算定できるようになり,感染制御活動における施設内外での連携が,強く求められるようになりました.さらに,2014年4月の診療報酬改定においては,感染防止対策加算1を取得する条件として,JANISなどのサーベイランスへの参加が義務付けられることになり,検査部門の役割がより一層重要視されるようになっています.また,感染制御活動における連携以外に,感染制御の領域における人材育成や卒前卒後教育においても職種間の連携が求められています.本特集では,感染制御におけるさまざまな連携において,検査部門がどのようにかかわっていったらよいのか,実際の活動を通じて解説していただきます.

感染防止対策加算に必要な連携とは

三澤 成毅

pp.340-346

●感染防止対策加算は,医療機関における感染対策活動に対する評価として設けられた.

●感染防止対策地域連携加算は,地域における人的資源を含む医療資源を相互に効率よく利用するために設けられた.

●感染対策活動の効果を客観的に評価し,連携機関と比較するため各種のサーベイランスを行う必要がある.サーベイランスではベンチマークデータを設定する.

●臨床検査部門では,日常の微生物検査データやサーベイランスを行ってベンチマークデータを集計し,感染制御チーム(ICT)活動へ参加しなければならない.

地域における連携の実際

村上 啓雄 , 渡邉 珠代 , 深尾 亜由美 , 土屋 麻由美 , 丹羽 隆 , 太田 造敏 , 中山 麻美 , 河合 直樹

pp.348-355

●2000年度から「岐阜院内感染対策検討会」を開催し,医療機関,高齢者施設,保健所,自治体との相互情報交換・共有を行ってきた.

●2005年度から岐阜県健康福祉部と連携して,院内感染対策相談窓口・Q&A集の発行,病院訪問実地指導,アウトブレイク時の改善支援,岐阜県予防接種センター,岐阜県リアルタイム感染症サーベイランスなどを継続してきた.

●これらにより極めて円滑に,2012年度からの「院内感染防止対策加算・地域連携加算」算定病院間連携を県全体でコーディネートし,全加算病院から感染制御の質を評価するデータを収集・分析することができ,可視化したデータをフィードバックする体制構築につながった.

●アウトカムとして全加算病院の感染制御チーム(ICT)活動の実態把握・共有ができ,ICTミーティング・ラウンド回数の適正化,アルコールベース速乾式手指消毒薬使用量および血液培養2セット率の有意な経時的増加が達成され,各施設においては自施設の立ち位置・レベルの確認や課題・目標を提示することができた.

人材育成による連携

國島 広之

pp.356-360

●人材育成は医療機関にとっても最も重要な業務の1つである.

●地域連携により,基幹病院の微生物検査技師に加えて,一般の検査技師や検査センターの検査技師のレベル向上も期待できる.

●感染症は地域全体の共通課題であることから,社会への啓発活動が重要である.

アウトブレイク事例における連携

矢越 美智子 , 谷道 由美子 , 矢内 充

pp.361-366

●細菌検査担当の臨床検査技師は,病院感染を監視する姿勢で業務に取り組む.

●病院感染で注意すべき微生物が検出された場合には,感染対策部門に速やかに連絡する.

●異なる職種間で連携するには密なコミュニケーションが重要である.

学生教育における連携

三鴨 廣繁 , 山岸 由佳

pp.367-370

●感染制御は,チーム医療として実施される横断的診療である.感染制御は多職種による活動が大切であるが,耐性菌や特殊な微生物を最初に発見(検出)する臨床検査部門の役割は非常に大きい.

●微生物検査部門を感染制御部内に一体化するメリットは感染に関する情報が有機的に1つの場所に集まることであり,また柔軟な対応を取ることも可能になることである.

●さらに,研修医,医学部学生,薬学部学生,臨床検査を学んでいる学生,看護学部学生などが,感染症治療ラウンドや環境ラウンドに参加することは,次世代の感染制御担当者の育成にとって極めて有意義である.

今月の表紙

手をつなごう(ニューロン)

島田 達生

pp.306

 孫が通う小学校の運動会を観に行った.子どもたちが互いに手をつなぎ,輪を作って楽しく踊っていた.多くの人と手をつなぐことによって,仲間が増え,和をもってより楽しく仕事ができる.

INFORMATION

第21回第1種ME技術実力検定試験および講習会のお知らせ フリーアクセス

pp.337

 一般社団法人日本生体医工学会では,ME機器・システムおよび関連機器の保守・安全管理を中心に総合的に管理する専門知識・技術を有し,かつ他の医療従事者に対し,ME機器・システムおよび関連機器に関する教育・指導ができる資質を検定することを趣旨とした第1種ME技術実力検定試験ならびに講習会を下記の要領で開催いたします.

【講習会】

東京会場:2015年4月5日(日) 9:00〜18:00

     定員200名,帝京平成大学池袋キャンパス

大阪会場:2015年4月12日(日) 9:00〜18:00

     定員150名,コングレコンベンションセンター

札幌会場:2015年4月19日(日) 9:00〜18:00

     定員50名,北海道大学大学院保健科学研究院

千里ライフサイエンスセミナー〈脳内環境の破綻としての疾患研究フロンティア〉 フリーアクセス

pp.355

日 時:

 2015年7月8日(水) 10:00〜15:40

場 所:

 千里ライフサイエンスセンタービル 5階

 山村雄一記念ライフホール

 (地下鉄御堂筋線・北大阪急行 千里中央駅 北口すぐ)

検査説明Q&A・4

血液製剤の保存温度と血小板製剤を振とう保存する理由を教えてください.また,保冷庫における保管管理を教えてください.

岸野 光司

pp.371-373

■血液製剤の保存温度

 日本赤十字血液センターより血液製剤が納品された際は,輸血バッグ破損,溶血の有無,細菌汚染による色調変化など外観を確認後,①赤血球製剤は2〜6℃で保存,②血小板(platelet concentrate:PC)製剤は20〜24℃で水平振とう保存,③新鮮凍結血漿製剤は−20℃以下の適正な保存温度で出庫まで専用保冷庫に保存する.

遺伝医療ってなに?・4

GATTACAの現実

櫻井 晃洋

pp.374-375

遺伝を専門とする医師はやはり産婦人科医,小児科医が多いが,筆者はもともとこの世界ではマイノリティーといえる内分泌内科医である.日常での遺伝外来診療も周産期や小児期疾患はその領域の医師に依頼し,自分は遺伝性腫瘍をはじめとした成人疾患を担当することが多い.そんな筆者が半分素人,半分スペシャリストの視点で出生前診断を考えてみる.

 1997年封切りの“GATTACA”という米国映画で描かれているのは受精卵の選択によって生まれてきた“適正者”と自然な出産で生まれた“(欠陥をもつ)不適正者”という社会階層ができている近未来の世界である.つまりこの映画の世界では,現在生きているわれわれは全て“不適正者”ということになる.“不適正者”として生まれ,誕生時のゲノム解析から推定寿命30歳と宣告された主人公が“適正者”にしか許されない職業をめざし,事故にあった“適正者”から生体情報を買い取って本人になりすます.この“適正者”の事故の経緯も彼が住む家の階段のフォルムも非常に象徴的なものだがそれを書くことは自重しよう.興味のある方は明日にでもレンタルDVD店へどうぞ.

元外科医のつぶやき・4

超音波検査

中川 国利

pp.376

 超音波検査は患者への侵襲がなく手軽に行える検査であるため,広く普及している.健康診断では検査技師により腹部,心臓,乳房などの超音波検査が施行され,多くの詳細な臨床情報が得られている.特に外科医は腹部所見を容易に把握できるため,聴診器替わりに多用している.有用性の高い超音波検査であるが,その検査装置開発の歴史は浅く,私の医師人生とともに進化した感がする.

 私が医学生であった1970年代初頭,母校では超音波検査装置を開発しつつあり,将来性が大いに期待されていた.しかし,暗室で腹部にビニール製の水袋を置き,ぼんやりと描出される肝臓の画像を見せられると,臨床応用するまでにはまだまだ時間を要すると思えた.一方,泌尿器科でも経肛門的超音波検査が試みられ,前立腺癌診断にはより早期に応用される感がした.

短報

抗酸菌染色により診断した肺放線菌症の1例

武田 玲子 , 柿島 祐子 , 溝口 徳子 , 多和田 行男 , 橋井 美奈子 , 藤村 政樹

pp.379-383

 一般的に非抗酸性といわれるActinomyces属を抗酸菌染色Ziehl-Neelsen法で検出し,微好気培養により分離・培養・同定し得たActinomyces graevenitziiによる肺放線菌症の1例について報告する.

 患者は61歳,男性.生活保護施設での検診時に胸部単純X線写真で異常陰影を認め,当院を受診した.外来初診時の抗酸菌染色Ziehl-Neelsen法では,弱酸性の分岐した細長い菌が少数みられた.結核菌群核酸増幅検査は陰性,Gram染色は陽性桿菌2+,培養1週間後,追加した炭酸ガス培養のチョコレート寒天培地に立体的なパン屑様の特徴的なコロニーが3+発育した.リボゾームRNA遺伝子解析によりActinomyces graevenitziiと同定した.

書評 トラブルに巻き込まれないための医事法の知識 フリーアクセス

篠原 幸人

pp.377

医療従事者の目から見た,他に類を見ない解説書

 交通事故大国というイメージが強い米国でも,実際には年間の交通事故死者数よりも医療事故死者数のほうが多いだろうと言われている.今から8年ほど前のNew England Journal of MedicineにHillary ClintonとBarack Obamaが連名で,医療における患者の安全性の関して異例の寄稿をしたほどである.

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.386

 今シーズンのインフルエンザは,いつものシーズンより早く流行が始まりました.2009年は新型インフルエンザ〔A(H1N1)pam09〕が流行したので例外ですが,近年では最も早い時期の流行だったと思います.私は12年前に現在の病院に移って以来,感染対策にかかわっています.その関係で,感染症に関する病院の統計資料を作成していますが,年が明ける前に本格的な流行期に入ったのは初めてです.これまでは例年,年が明けてから患者数のピークを迎えていましたが,私が所属する施設では,今シーズンは年末年始の休み期間に患者数のピークを迎えました.そのため,この休みの期間用にストックしておいたインフルエンザの迅速検査キットが底をついてしまい,休み期間中に緊急でキットを入手する必要が生じました.また,このような状況なので,アウトブレイクを起こさないかどうかも大変気掛かりであり,今回の年末年始の休暇は,気の休まることはありませんでした.

 さて,今月号の第1特集は「奥の深い高尿酸血症」です.高尿酸血症が痛風の原因となることは知っていましたが,それ以外にも心血管疾患(cardiovascular disease:CVD)や慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)などさまざまな疾患と関係していることを知り,まさに奥が深いと痛感致しました.高尿酸血症をきたすメカニズムについても新たな知見が得られ,高尿酸血症の遺伝的素因などについても解明が進んでいるようです.テレビコマーシャルでも,最近はプリン体の含有量が少ない飲料が人気を得ており,尿酸値に対する一般人の関心も高まっているようです.その意味で非常にタイムリーな企画といえるのではないでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

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今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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