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今月の特集1 1滴で捉える病態
Alzheimer病診断革命
著者: 滝川修1
所属機関: 1国立長寿医療研究センター 治験・臨床研究推進センター 開発・連携推進部
ページ範囲:P.411 - P.418
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●Alzheimer病,特にその前段階である軽度認知症(MCI)の診断を補助する血液マーカーの開発が強く求められている.
●MCIの血液マーカーとしてマイクロRNA(miRNA)が注目されている.
●半導体イオンイメージセンサの使用により,血液1滴でmiRNAの測定が可能になる.
●Alzheimer病,特にその前段階である軽度認知症(MCI)の診断を補助する血液マーカーの開発が強く求められている.
●MCIの血液マーカーとしてマイクロRNA(miRNA)が注目されている.
●半導体イオンイメージセンサの使用により,血液1滴でmiRNAの測定が可能になる.
参考文献
1)Fukuhara K, Ohno A, Ota Y, et al:NMR-based metabolomics of urine in a mouse model of Alzheimer’s disease: identification of oxidative stress biomarkers. J Clin Biochem Nutr 52:133-138,2013
2)島田裕之:新開発!国立長寿研の4色あしぶみラダー:認知症予防のための脳活性化運動コグニサイズ入門,講談社,2014
3)落合孝広:疾患エクソソーム.細胞工学 32:1-136,2013
4)Takenaga S, Tamai Y, Ishida M, et al:Charge accumulation type hydrogen ion image sensor with high pH resolution. Jpn J Appl Phys 50:027001,2011
5)滝川修,奥野海良人,吉見立也,他:特願2013-112444 化学・物理現象検出方法及びその装置,2013
6)Nakashima Y, Hata S, Yasuda T:Blood plasma separation and extraction from a minute amount of blood using dielectrophoretic and capillary forces. Sensors and Actuators B: Chemical 145:561-569,2010
7)九州工業大学大学院生命体工学研究科:[紹介ムービー]安田研究室(http://www.lsse.kyutech.ac.jp/movie/yasuda.html)
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