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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査59巻9号

2015年09月発行

雑誌目次

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査

フリーアクセス

三浦 純子

pp.839

 がん研究振興財団発表の2014年推計値によると,乳癌は女性の癌罹患数全38万人中23%を占め,部位別では第1位,死亡数は全女性15万人中9%を占め,第5位でした.本特集は,乳癌を中心に,乳腺の臨床を支える超音波検査の現在をお伝えし,また,研鑽を積むパワーにしていただくことを目的として企画しました.

 具体的には,乳房病変の疫学的特徴や危険因子を含めた総論,乳癌検診における超音波検査の知っておくべき長所と克服すべき課題,乳房造影超音波検査の有用性,乳房組織の硬さを画像化する超音波エラストグラフィの技術的進化を解説いただきました.

超音波検査でわかる乳房の病気

三浦 大周

pp.840-848

Point

●乳腺腫瘍は上皮性腫瘍,結合織性および上皮性混合腫瘍,非上皮性腫瘍,分類不能腫瘍,乳腺症,腫瘍様病変に大別され,乳癌は上皮性腫瘍の悪性腫瘍(癌腫)に属する.

●わが国における乳癌の年間罹患数は6万人以上と推定され,さらに増加傾向にあるが,乳癌患者4人のうち3人以上は根治している.

●乳癌の危険因子にはさまざまあるが,相対的危険度の高いものには,加齢,異型過形成の既往,BRCA1・BRCA2の遺伝子変異,高濃度乳腺,40歳未満での乳癌の既往,乳癌の家族歴などがある.

●乳癌の治療法には外科的手術,全身薬物療法(内分泌療法,化学療法,標的療法),放射線照射があり,集学的治療が行われるが,治療法の決定には癌の進行度のみならず,生物学的特徴や年齢なども考慮する.

乳がん検診の選択肢

東野 英利子

pp.850-855

Point

●日本人女性の乳癌の罹患率は高く,死亡率とともに増加傾向にある.

●乳がん検診の方法としては,教育・精度管理の可能な画像を用いた検診が有効と考えられる.

●乳がん検診の基本はマンモグラフィである.

●乳がん超音波検診は40歳代,高濃度乳房の受診者を中心に,今後,広まる可能性がある.

乳房造影超音波検査の有用性

尾本 きよか , 蓬原 一茂

pp.856-861

Point

●乳房超音波検査は,ソナゾイド®による造影検査を追加することで微細血管などの有用な画像情報を得られ,診断能が格段に向上する.

●乳房造影超音波検査は,乳腺腫瘤の良悪性判別だけでなく,乳癌浸潤部や乳管内成分の広がり診断,化学療法後の効果判定など,さまざまな用途で使用されている.

●ソナゾイド®を用いた造影超音波法による乳癌センチネルリンパ節同定法には被曝の危険がなく,安全,確実,簡単な,極めて有用な手法である.

乳腺超音波エラストグラフィの現状と技術の発展

脇 康治

pp.862-869

Point

●エラストグラフィは,組織の硬さ情報を描出する技術である.

●エラストグラフィには,組織ひずみ情報を映像化するストレイン法と,せん断波伝搬速度を映像化するシアウェーブ法があり,一般的にストレイン法は形態情報描出に優れ,シアウェーブ法は定量性に優れるといわれている.

乳癌の再発症例および再発を疑う症例に対する超音波検査の有用性

高丸 智子 , 中村 清吾

pp.870-879

Point

●乳癌術後のフォローアップは問診,視触診,マンモグラフィが基本となる.

●腫瘍マーカーは,再発の早期発見,進行・再発患者の治療効果判定や経過モニタリングを目的とする.

●超音波検査は他の画像検査に比べて侵襲が小さく,簡便に行うことが可能である.

●所見を認めた場合,診断のための超音波ガイド下生検を行うことがあるので,穿刺が可能かどうかや,周囲脈管や臓器との関連についても注意する.

分子標的療法の選択と心臓超音波による心筋副作用の検索

末田 愛子 , 山本 豊 , 岩瀬 弘敬

pp.880-885

Point

●トラスツズマブは,ヒト上皮細胞増殖因子受容体2型(HER2)陽性乳癌に投与されるヒト化モノクローナル抗体であるが,副作用として,心機能低下およびそれに伴う心不全が報告されている.

●トラスツズマブ治療中は,少なくとも3カ月ごとに心エコーによる左室駆出率(LVEF)のモニタリングを行うことが推奨されている.

●LVEFが50%以下,または治療前に比べて10%以上低下した時点で,速やかに治療の休薬を行う.

今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

フリーアクセス

三村 邦裕

pp.887

 臨床検査技師教育における臨地実習は必要不可欠であり,その役割は重要なものとなっています.しかし,現在の臨地実習には実習期間や実習内容の不統一などの多くの課題があります.それらの解決は,今後の臨床検査技師教育の発展や成熟に大きく関与するものと思われます.

 本特集では臨地実習に焦点を絞って,送り出す側の教員と,受け入れ側の技師長に,それぞれの立場から現状と問題点を述べていただきました.また,その解決法も模索していただきました.特に受け入れ側からは,どのような人材育成を目指しているのか,また,学生教育を行ううえで,検査部としてどのような準備をしているのかなどが示されました.読者が実習生を受け入れる際の多くのヒントを与えてくれるものと思います.

臨床検査技師教育における臨地実習

三村 邦裕

pp.888-893

Point

●臨地実習は臨床検査技師教育にとって必須である.

●現在の臨地実習には,期間や内容の不統一といった問題が存在する.

●次世代の臨床検査を担う人材を育成するという認識が重要である.

3年制施設における臨地実習

山藤 賢

pp.894-898

Point

●現在の臨地実習において生じている期間や内容の問題については,3年制教育機関(専門学校・短大)と4年制教育機関(大学)という教育体制の違いだけではなく,指定校と承認校という教育施設の成り立ちの違いが大きく影響している.法的な整備がされていない状態のなかでは,臨地実習の位置付けは各校の考え方に大きく影響されている.

●臨床検査技師は何をもって臨床検査技師であり医療人なのか.国家資格をもっていること,国家資格を取るための勉強だけに価値があるのではない.医療人として一番大切なことは“人の心に寄り添うこと”であり,そのための教育内容に各校のアイデンティティーがあり,臨地実習はその大きな役割を担っている.

●3年制の専門学校である昭和医療技技術専門学校においては,臨地実習を非常に大切な期間と捉えており,現在,全国でも最長の6カ月間行っている.“全員卒業・全員合格”というスローガンのもと,国家試験の結果も残しつつ,そこには座学だけではない臨地実習の経験も大きな価値として捉え,“一人で生きていく力と心の優しさ”を兼ね備えた医療人の育成に励んでいる.

4年制(大学)における臨地実習

松尾 収二

pp.900-905

Point

●4年制大学(承認校)には付設の病院を有する施設が多いにもかかわらず,専門学校・短期大学(指定校)に比べて臨地実習の期間が短い.

●4年制大学の臨地実習の内容は,見学に近い臨地実習から専門学校・短期大学と同等レベルの臨地実習までと,格差が大きい.

●承認校も,今後,指定校と同期間(レベル)の臨地実習を課すべきである.

●臨地実習の内容は医療や臨床検査の変化に応じて組み立てる.いわゆるチーム医療への参加,検査相談への対応,カンファレンスへの参加,臨床研究等は必須とするべきである.

自施設で病院をもたない施設の臨地実習

伊藤 昭三

pp.906-911

Point

●臨地実習の事務手続き・教育指導は,送り出す側の教育現場と,引き受ける側の臨地実習施設の間での緊密な連携が要となる.

●臨地実習ガイドライン(シラバス)は,実習の基本型を示しつつ,施設の特長を生かしたものを作成すべきである.

●臨地実習の評価は,各施設の検査室の検査範囲が異なる場合や,検査室の規模,技師数および実習期間が異なる場合があるため,標準化できない.

●教育現場から臨地実習施設へ訪問することがあるが,実習生の実習態度がみえないため,臨地実習先に指導をお願いするほかない.今後,施設先の業務に支障がないようにしながらも,教員も指導できる体制作りが重要である.

臨地実習受け入れ側としての実習教育のあり方

山舘 周恒

pp.912-916

Point

●実習依頼校によって実習期間が異なるため,画一的な実習方針からの脱却が必要である.

●臨地実習において学生は,①病院組織において臨床検査室や臨床検査技師が担っている役割を知る,②患者対応や検査データの見方など医療現場でなければ学べないことを経験する,③コンピュータシステムや各種検査機器の運用や管理を知る,④パニック値の報告や迅速検査の対応について学ぶ,⑤POC(point of care)などベッドサイド検査の重要性を知る,ことが重要である.

学生教育を行うための臨床検査技師への教育

萩原 三千男

pp.918-923

Point

●臨地実習を受け入れる側には“学生教育に対する信念”と,学生が心身ともに良好な状態で実習できるような配慮が求められる.

●学生気質の変化に適正に対応するため,スタッフが指導者としてのスキルアップを図れるよう環境を構築するとともに,教育施設側と情報共有を密にしなくてはならない.

●臨地実習では,実習に費やせる人力と時間が十分量でないことが最大の問題である.チーム医療に参画し,医療人として活躍する臨床検査技師を実習生に理解させることが重要である.

●これからの臨地実習は,臨地ならではの実習カリキュラムを策定し,見学型から臨床参加型の実習への移行を目指す必要がある.

今月の表紙

え,肝臓の血管鋳型?

島田 達生

pp.838

 撮影者の西永奨君は,この写真が肝臓の血管鋳型の走査電子顕微鏡像であると私に告げた.一部の読者は,通常見られる血管鋳型の写真と全く違うことに気が付いていることだろう.これは,血管内にメルコック樹脂を注入した肝臓を6N NaOH溶液中に60℃,20分浸漬した試料であり,結合組織のみが消化されている.

 写真中央下に,肝細胞が放射線状に配列した肝細胞索が見える.これが肝小葉で,小葉間に小葉間動静脈が位置している.静脈の左側を走っている小葉間動脈は,径が細いが,やや太い平滑筋が血管を輪状に取り巻いている.小葉間動脈から分枝する細動脈(赤色)は,徐々に平滑筋細胞をなくし,洞様毛細血管となって小葉内に入っていく.

検査説明Q&A・9

血液培養はなぜ2セット採取しなければいけないのですか?

上蓑 義典 , 岩田 敏

pp.925-927

■いまだに残る“1セット血培”

 血液培養は,2セット以上の採取が基本である.しかし,2009年度に全国6病院で実施された血液培養採取状況に関するパイロットスタディーでは,複数セット採取率は67.2%(50.7〜85.2%)にとどまるという結果であった1).わが国では,いまだ血液培養が1セットのみしか採取されないという現状があるといえる.検査室は,複数セット採取の意義を率先して理解し,“血培は2セット以上”の実践を広めていかなければならない.

短報

各血液型における高アルカリ性ホスファターゼ血症の出現頻度

佐藤 大介 , 対馬 健祐

pp.928-931

 一般社団法人きぬ医師会病院での人間ドック受診者を対象にして,各血液型における血清アルカリ性ホスファターゼ(ALP)値や高ALP血症の頻度について臨床的に検討した.血清ALPはO型,B型で有意に高値であり,高ALP血症の頻度はA型で2.5%,B型で3.5%,AB型で1.9%,O型で9.3%であり,O型では有意に高頻度であった.日常診療において留意すべき結果であり,原因が明らかでない高ALP血症では血液型依存性高ALP血症を考慮する必要がある.

遺伝医療ってなに?・9

遺伝性疾患から薬が生まれる

櫻井 晃洋

pp.932-933

「難病の患者に対する医療等に関する法律」(難病法)が2015年1月に施行され,公費助成の対象となる疾患が,これまでの56の“特定疾患”から306の“指定難病”に増えることになった.新しい指定の対象者は160万人になるということである.厚生労働省が定義する“難病”とは,①発症機構が明らかではなく,②根本的治療法がなく,③希少で,④長期の療養を必要とする疾患,である.これらの要件を満たし,診断基準も確立していながら指定に至らない疾患はまだ多数あるが,それでも指定された疾患数が増え,少しでも指定疾患と非指定疾患との間の不公平感,不公正感が解消されていくのであれば,それは喜ばしいことである.

 ところで,新たな306疾患のうち約60%は単一遺伝子疾患もしくは単一遺伝子疾患を含む疾患群である.こうした疾患の診断を正確に確定するためにも,今後,ますます遺伝子診断の重要性は大きくなっていくことは疑いようがない.こうしたときに威力を発揮するのが,急速に普及している次世代シークエンサー(next generation sequencer)であるのは前号で述べた通りである.普及の速さとその能力の高さを考えると,もはや“次世代”ではなく“現世代”,せいぜい“新世代”と呼ぶのがふさわしいように思う.

元外科医のつぶやき・9

前立腺癌と診断されて

中川 国利

pp.934

 前月号で,職場健診でPSAが高値であったので,前立腺生検を受けた体験談を報告した.今回は,その病理診断結果に基づいて,自分なりに悩んだ末の決断を報告する.

 「前立腺癌診療ガイドライン」によると,前立腺癌検診としてPSA測定は有用とされている.しかし,PSAは加齢とともに上昇し,60歳代では基準値の4.0ng/mL以上が5.8%を占める.また,PSAの高値に伴って生検陽性率は上昇するが,4.0〜10.0ng/mLでの陽性率は25〜40%である.そもそも,50歳以上では20〜30%で治療を要しないラテント癌が存在し,前立腺癌では一般に過剰診療になりがちである.

書評 みるトレ 神経疾患 フリーアクセス

徳田 安春

pp.849

神経疾患の視覚的ポイントを豊富な実写真とともにケースベースで提示

ケースベースで神経所見の視覚的ポイントを示す

 書籍シリーズ『みるトレ』の神経版.MRI時代に突入した近年において,やはり神経疾患ほど病歴と診察が重要な診療科は少ない.神経診察法の書籍が多く出ている中で,ケースベースで視覚的ポイントを豊富な実写真とともに提示したのが本書である.代表的な疾患のケースでは,典型的な病歴と診察所見とともに,キーとなる高画質の画像が提示されている.画像は,患者の写真に加え,画像所見のみならず,神経病理画像も含まれており,最終診断としての病理検査所見の重要性も理解できるようになっている.

書評 —今日から使える—医療統計 フリーアクセス

小林 広幸

pp.886

臨床研究を行う研究者,医学論文を紐解く臨床医は必読!

医療統計学珠玉の指針がここに

 “数式を使わないで直観的に学ぶ”『今日から使える医療統計学ビデオ講座』で,精力的にわかりやすい情報を発信されてきた新谷歩教授の医療統計への慧眼と熱き思いが,単行本として結実し上梓された.基礎および臨床医学研究大国である米国で生物統計学者として20年の豊富なキャリアを重ねてきた著者が,医療統計の重要なテーマに関する極意を例題/具体例を活用し読み物形式で伝授してくれる.これまで医療統計の本に構えてしまった読者でも,数時間もあれば楽しく講義を受けている感覚で一気に読めるだろう.

書評 みるよむわかる生理学—ヒトの体はこんなにすごい フリーアクセス

中尾 篤典

pp.899

基礎と臨床の橋渡しをしてくれる,全ての臨床医にお勧めしたい本

 医学部の学生の頃に学んだ生理学は,何とも難解で,拒絶にも近い感情を持っていたことを記憶している.本来生理学は医学の中心をなす最も大切な分野であるといっても過言ではないが,医学部の過程の比較的初期に学ぶため,その大切さに後から気づくことが多いように思う.小生もまさにその類に属し,生命科学の基盤であるべき生理学の重要さを最近,学生に臨床医学を教える立場になって再認識している.

 岡田隆夫先生により執筆された本書は,もともとは薬剤師向けの雑誌に連載されていたものであり,21の臓器・機能別の項より成っている.平易な文章で簡潔に書かれているため,読み始めると一気に読み進めることができるが,小生はあえて,オフィスのソファに横になり,救急患者さんの検査結果が出るまでの待ち時間を利用したり,移動の電車中などを利用して読んでみた.それくらいどこから読んでも,気楽に生体の機能とメカニズムを理解することができる好著である.

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.938

 今年は,ネパールをはじめ,大きな地震が話題になっていますが,わが国ではこれに加え,火山活動の活発化が人々に不安を与えています.東京近郊の観光地・避暑地として有名な箱根や,南方の口永良部島での火山活動が話題になっています.大きな災害に至らないことを望むものですが,人知を越えた大自然の振る舞いなので,今後については“神のみぞ知る”です.

 今月号の第1特集は「乳腺の臨床を支える超音波検査」です.乳癌の検診は触診やマンモグラフィが主体となっていますが,本特集を拝読すると,超音波検査が存在感を増していることがよくわかります.超音波検査自体も進歩しており,乳癌の検診や治療後のフォローアップにおける有用性が向上しています.近い将来,超音波検査が乳癌検査の重要な柱の1つになるように感じられます.超音波検査の可能性を示す興味深い特集だと思います.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
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64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

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増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

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64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集1 血液学検査を支える標準化
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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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