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甲状腺疾患の血清学的検査法
著者: 阿部薫1
所属機関: 1東大吉利内科
ページ範囲:P.823 - P.826
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最近橋本病をはじめとする各種甲状腺疾患に甲状腺自家抗体,すなわち自分の甲状腺組織成分と反応するような抗体が証明されることが明らかにされ,かかる抗体を血清学的に測定することが広く行なわれ,甲状腺疾患における臨床検査の1項目に加えられるようになりつつある。
現在使用されている当抗体の主な血清学的検査法は,沈降反応,タンニン酸処理血球による感作血球凝集反応,補体結合反応である。
最近橋本病をはじめとする各種甲状腺疾患に甲状腺自家抗体,すなわち自分の甲状腺組織成分と反応するような抗体が証明されることが明らかにされ,かかる抗体を血清学的に測定することが広く行なわれ,甲状腺疾患における臨床検査の1項目に加えられるようになりつつある。
現在使用されている当抗体の主な血清学的検査法は,沈降反応,タンニン酸処理血球による感作血球凝集反応,補体結合反応である。
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