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文献詳細

雑誌文献

臨床検査6巻3号

1962年03月発行

文献概要

私の工夫

ASLOの測定に予備試験を加える工夫

著者: 西山一男1

所属機関: 1大阪赤十字病院検査部血清検査室

ページ範囲:P.213 - P.213

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 私どもの検査室では,ASLOの測定にRantz-Randall法を使用していますが,正規の系列を全部実施すると,ストレプトリジンの対照を加えて6.5ml(13本)の診断用リジンが必要となります。標準血清を対照に加えるときは更に多量の診断用リジンが必要です。
 至近範囲を予備試験で予測し,必要範囲のみを実測する方法を試みて見ました。量的の部分を全部半量にして理想的な予備測点を求めるため,初め100,125,333,500,625Toddで比較検討しましたが,結局125,625Toddを用いるのが理想的であることに到達しました。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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