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技術解説
クロールの測定法
著者: 前田貞亮1
所属機関: 1東京大学医学部吉利内科
ページ範囲:P.449 - P.454
はじめに
(クロール測定の意義)
リン酸イオンが細胞内液の主要陰イオンであるのに対し,クロール(以下C1)イオンは細胞外液(血液,リンパ液,組織間液)の主要陰イオンであり,細胞外液相にほとんど同じ濃度で分布している。細胞内液とはDonnanの膜平衡の関係で異なった濃度で相対している。
(クロール測定の意義)
リン酸イオンが細胞内液の主要陰イオンであるのに対し,クロール(以下C1)イオンは細胞外液(血液,リンパ液,組織間液)の主要陰イオンであり,細胞外液相にほとんど同じ濃度で分布している。細胞内液とはDonnanの膜平衡の関係で異なった濃度で相対している。
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