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文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻1号

2016年01月発行

文献概要

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査

地域医療,災害医療で活躍する臨床検査

著者: 坂本秀生1

所属機関: 1神戸常盤大学保健科学部医療検査学科

ページ範囲:P.22 - P.28

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Point

●世界的に,臨床検査室外や医療施設外での臨床検査に関心が高まっている.

●POCTはチーム医療の道具として有効である.

●地域医療現場で臨床検査は工夫次第で生かせる.

●日頃の地域医療の実践は災害医療でも役に立つ.

参考文献

1)厚生労働省:地域包括ケアシステム,2015年9月5日確認(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/)
2)Gerald J. Kost Edit. Global Point of Care:Strategies for Disasters, Emergencies, and Public Health Resilience. AACC Press, Washington DC,2015
3)松尾収二:POCT(point of care-testing)の現状と将来.日内会誌 100:3175-3181,2011
4)Meredith CW:Market trends in point-of-care testing 2007-2008. Point of Care 9:12-20,2010
5)村井哲夫:在宅におけるPoint of care testing(POCT).臨検 45:526-528,2001
6)畑吉節未:“POCT”が創出する新たな在宅看護像.コミュニティケア 14:57-62,2012
7)畑吉節未:在宅医療におけるポイント・オブ・ケア・テスティングの現状と有用性の検討.2009年度 在宅医療助成 一般公募(後期)完了報告書,2011(http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/data/file/data1_20110413054947.pdf)
8)坂本秀生:POCTを用いた移動型健康管理の可能性.医療と検機器・試薬 35:159-162,2012
9)坂本秀生,後藤健治,長沢光章,他:東日本大震災対策委員会における活動報告.臨病理 59:1144-1153,2011
10)坂本秀生:東日本大震災における臨床検査の役割.医のあゆみ 242:963-965,2012
11)向井正彦:災害医療と臨床検査.臨病理臨増 109:17-24,1999
12)富永博夫:被災と支援の経験を通じて─2つの大震災から得たもの.Med Technol 39:1235-1237,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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